クイズの説明
Step 3「アジャイル・リーンの考え方を広めよう」の理解度を確認します。アジャイル組織、リーン思考、実験文化、部門横断チームについて問います。
合格ライン: 80%(5問中4問正解)
問題
Q1. アジャイル組織
アジャイル組織の特徴として、最も不適切なものはどれですか?
- A. 年間計画を厳密に策定し、計画通りの実行を最優先する
- B. 現場に権限を委譲し、素早い意思決定を可能にする
- C. 失敗を学びの機会と捉え、継続的に改善する
- D. 顧客に価値が届いたかどうかで成果を測定する
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正解: A
アジャイル組織では、年間計画を厳密に策定し計画通りの実行を最優先する(A)という従来型のアプローチは取りません。代わりに四半期OKRを設定し、2週間単位で方向修正しながら進みます。現場への権限委譲(B)、失敗からの学習(C)、顧客価値での成果測定(D)はいずれもアジャイル組織の核心的な特徴です。
Q2. リーン思考のムダ
リーン思考における「8つのムダ」のうち、「誰も読まない詳細レポートを毎週作成している」という状態は、どのムダに該当しますか?
- A. 過剰生産のムダ
- B. 待ち時間のムダ
- C. 過剰加工のムダ
- D. 在庫のムダ
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正解: C
誰も読まない詳細レポートの作成は「過剰加工のムダ」に該当します。顧客(この場合はレポートの読者)にとって不要な品質・機能を付加している状態です。過剰生産(A)は需要を超えた製品やサービスの提供、待ち時間(B)は承認待ちや回答待ち、在庫(D)は過剰な原材料や仕掛品を指します。BIダッシュボードで必要な情報を自動可視化することが解決策となります。
Q3. Build-Measure-Learnサイクル
リーンスタートアップのBuild-Measure-Learnサイクルに関する説明として、最も適切なものはどれですか?
- A. 大規模な投資を行い、完璧な製品を構築してから市場に投入する手法
- B. 最小限のMVPを構築し、データを計測して仮説を検証する反復手法
- C. 失敗を前提にした一か八かの投資判断手法
- D. 外部コンサルタントに製品開発を委託する手法
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正解: B
Build-Measure-Learnサイクルは、MVP(最小限の実用品)を最小コストで構築し(Build)、定量的にデータを計測し(Measure)、仮説が正しかったかを学ぶ(Learn)反復手法です。大規模投資での完璧な製品開発(A)とは対極のアプローチであり、失敗を前提にした博打(C)でもありません。2-4週間の短サイクルで仮説検証を回すことで、大型投資の失敗リスクを低減します。
Q4. 実験文化
実験文化を醸成するための施策として、最も不適切なものはどれですか?
- A. 失敗した実験に対してペナルティを課すことで慎重さを促す
- B. 実験キャンバスで仮説・検証方法・撤退基準を標準化する
- C. 四半期に1回「Failure Festa」で失敗からの学びを共有する
- D. マイクロ実験は10万円以内でチームリーダー承認とし、迅速に開始可能にする
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正解: A
実験文化の醸成において、失敗した実験にペナルティを課す(A)ことは最も逆効果な施策です。これは「恐怖の壁」を強化し、誰も実験に挑戦しなくなります。実験文化では「失敗は学びの投資」と位置づけ、挑戦した数と学びの質で評価します。実験キャンバスの標準化(B)、失敗共有イベント(C)、迅速な小規模実験の仕組み(D)はいずれも効果的な施策です。
Q5. 部門横断チーム
部門横断(クロスファンクショナル)チームの編成原則として、最も適切なものはどれですか?
- A. 同じ部門から多くのメンバーを集め、専門性の高いチームを編成する
- B. 20名以上の大規模チームで、全部門からメンバーを1名ずつ参加させる
- C. 機能ではなくミッション(顧客課題)を中心に5-9名で編成する
- D. メンバーの100%をプロジェクトに専任させ、元の部門業務は一切行わない
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正解: C
部門横断チームの編成原則は「ミッション駆動」「自律性」「多様性」「適正規模(5-9名)」の4つです。機能ではなく顧客課題を中心に5-9名で編成する(C)が正解です。同じ部門からの集中招集(A)はサイロの再現であり部門横断の意味がなく、20名以上の大規模チーム(B)はコミュニケーションコストが膨大になります。100%専任(D)は理想的ですが現実には困難で、最低50%専任が推奨されます。
結果
合格(4問以上正解)
Step 3の内容をよく理解しています。アジャイル・リーンの全社展開に必要な知識を身につけました。次のStep 4「顧客中心の文化を醸成しよう」に進みましょう。
不合格(3問以下正解)
Step 3の内容を復習しましょう。特に以下のポイントを重点的に確認してください:
- アジャイル組織 — 従来型との6つの違い、5フェーズ導入計画
- リーン思考 — 5原則、8つのムダ、BMLサイクル
- 実験文化 — 4つの柱、実験キャンバス、失敗を祝う文化
- 部門横断チーム — 4つの編成原則、推奨チーム構成
推定所要時間: 30分