クイズの説明
Step 2「デジタル人材を育成しよう」の理解度を確認します。デジタルスキル体系、ラーニングパス、市民開発者、メンタープログラムについて問います。
合格ライン: 80%(5問中4問正解)
問題
Q1. 3層スキルモデル
デジタルスキルの3層モデルにおいて、全社員が必ず身につけるべき「基盤層」に含まれないスキルはどれですか?
- A. デジタルリテラシー
- B. 機械学習モデルの構築
- C. データ基礎
- D. セキュリティ意識
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正解: B
機械学習モデルの構築は「専門層」のスキルであり、DX推進者(全社の約10%)が習得すべき内容です。基盤層(全社必須)のスキルは、デジタルリテラシー(A)、データ基礎(C)、セキュリティ意識(D)、コラボレーションツール、デジタル問題解決の5つです。全社員がプログラミングや機械学習を学ぶ必要はなく、職種に応じた適切なスキルレベルを定義することが重要です。
Q2. ラーニングパスの設計原則
効果的なラーニングパスの設計原則として、最も不適切なものはどれですか?
- A. スキルアセスメント結果に基づくパーソナライズ
- B. 全社員に同一カリキュラムを一斉実施する画一化
- C. 1回15-30分の短い学習単位で構成するマイクロラーニング
- D. 学んだことを翌日の業務で使える実践接続
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正解: B
ラーニングパスの設計原則は「パーソナライズ(A)」「マイクロラーニング(C)」「実践接続(D)」「社会的学習」の4つです。全社員に同一カリキュラムを一斉実施する画一化(B)はこれらの原則に反します。社員のスキルレベルは千差万別であり、パーソナライズされた学習経路を提供することで、各自が自分のペースで確実にステップアップできます。
Q3. 市民開発者
市民開発者(Citizen Developer)に関する説明として、最も適切なものはどれですか?
- A. IT部門に所属するプログラマーの別称である
- B. IT部門に属さず、ノーコード/ローコードで業務アプリを構築する社員である
- C. 外部のフリーランスエンジニアを指す用語である
- D. 基幹システムの開発を担当するSEの新しい呼び方である
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正解: B
市民開発者とは、IT部門に属さない事業部門・管理部門の社員が、ノーコード/ローコードツール(Power Apps、Kintone等)を使って業務アプリケーションやワークフローを自ら構築・改善する人のことです。プロの開発者(A)でもフリーランス(C)でもなく、業務知識を持つ現場の社員がIT部門に頼らず自らデジタル化を推進する存在です。
Q4. リバースメンタリング
リバースメンタリングの説明として、最も適切なものはどれですか?
- A. 上司が部下のデジタルスキルを評価する面談制度
- B. デジタルネイティブの若手がシニア管理職にデジタルスキルを教える仕組み
- C. メンターとメンティーの役割を毎月交代する制度
- D. 外部コンサルタントが社員にメンタリングを行う制度
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正解: B
リバースメンタリングとは、従来のメンタリング(シニア→若手)の関係を逆転させ、デジタルネイティブの若手社員がシニア管理職にデジタルスキルやツール活用を教える仕組みです。シニアのデジタルリテラシー向上だけでなく、世代間の相互理解促進、若手のリーダーシップ開発、組織の風通し改善にも効果があります。成功には経営層の率先参加が条件です。
Q5. 学習効果の測定
カークパトリックの4段階評価モデルにおいて、「研修3ヶ月後に、学んだデジタルスキルが実際の業務で活用されているかを確認する」のは、どのレベルに該当しますか?
- A. Level 1: 反応(学習者の満足度)
- B. Level 2: 学習(知識・スキルの習得度)
- C. Level 3: 行動(業務での行動変容)
- D. Level 4: 結果(業績への影響)
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正解: C
研修3ヶ月後に実務での活用状況を確認するのは「Level 3: 行動」に該当します。Level 1(反応)は研修直後の満足度、Level 2(学習)は知識テストの結果、Level 3(行動)は実務での行動変容、Level 4(結果)は業績KPIへの影響です。多くの企業はLevel 1-2で測定を止めますが、DX人材育成ではLevel 3(実際に使っているか)とLevel 4(業績に貢献しているか)まで追跡することが重要です。
結果
合格(4問以上正解)
Step 2の内容をよく理解しています。デジタル人材育成の体系的なアプローチを身につけました。次のStep 3「アジャイル・リーンの考え方を広めよう」に進みましょう。
不合格(3問以下正解)
Step 2の内容を復習しましょう。特に以下のポイントを重点的に確認してください:
- 3層スキルモデル — 基盤層・応用層・専門層の対象と内容
- ラーニングパス — 4つの設計原則とコンテンツミックス
- 市民開発者 — 定義・役割分担・ガバナンスフレームワーク
- メンタリング — DXメンタリングとリバースメンタリングの違い
推定所要時間: 30分