クイズの説明
Step 2「心理的安全性を組織に築こう」の理解度を確認します。心理的安全性、信頼構築、フィードバック文化、安全な実験環境について問います。
合格ライン: 80%(5問中4問正解)
問題
Q1. 心理的安全性の定義
エイミー・エドモンドソンの心理的安全性の定義として、最も正確なものはどれですか?
- A. チームメンバーが互いに仲良く、衝突が起きない状態
- B. 対人関係のリスクを取っても安全だという、チームメンバー間の共通認識
- C. 失敗しても一切ペナルティがないことをチーム全員が知っている状態
- D. マネージャーがメンバーを厳しく叱責しないことを約束する制度
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正解: B
心理的安全性とは「対人関係のリスクを取っても安全だという、チームメンバー間の共通認識」です。仲良しチーム(A)とは異なり、建設的な衝突は歓迎されます。ペナルティの完全免除(C)でもなく、結果に対する説明責任はあります。マネージャーの態度だけ(D)でなく、チーム全体の共通認識が重要です。
Q2. エドモンドソンの2×2マトリクス
心理的安全性が高く、基準も高い組織の状態を何と呼びますか?
- A. 快適ゾーン
- B. 不安ゾーン
- C. 無関心ゾーン
- D. 学習ゾーン
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正解: D
エドモンドソンの2×2マトリクスでは、心理的安全性が高く基準も高い状態を「学習ゾーン」と呼びます。快適ゾーン(A)は安全性は高いが基準が低いぬるま湯状態、不安ゾーン(B)は安全性が低く基準が高い恐怖で動く状態、無関心ゾーン(C)は安全性も基準も低い諦めの状態です。改善文化に必要なのは学習ゾーンです。
Q3. フィードバックのフレームワーク
SBIモデルにおいて、「I」が意味するものとして正しいものはどれですか?
- A. Intention(意図)
- B. Impact(影響)
- C. Improvement(改善)
- D. Information(情報)
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正解: B
SBIモデルはSituation(状況)、Behavior(行動)、Impact(影響)の3要素でフィードバックを構造化する手法です。「いつ、どこで」(S)「何をしたか」(B)「どんな影響があったか」(I)の順で伝えることで、主観的な評価ではなく、客観的な事実に基づいたフィードバックが可能になります。
Q4. 信頼構築の手法
レンシオーニの「5つの機能不全」において、すべての機能不全の根底にあるものは何ですか?
- A. 結果への無関心
- B. 衝突の回避
- C. 信頼の欠如
- D. 説明責任の回避
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正解: C
レンシオーニの5つの機能不全のピラミッドでは、信頼の欠如が底辺にあり、すべての機能不全の根底をなしています。信頼がなければ率直な衝突(議論)ができず、衝突がなければ合意(コミットメント)が得られず、合意がなければ説明責任が果たせず、最終的に結果への無関心に至ります。信頼を回復することで、上位の機能不全も連鎖的に改善されます。
Q5. 安全な実験環境
安全な実験の原則として、最も不適切なものはどれですか?
- A. 影響範囲を限定して小さく始める
- B. 成功/失敗の判断基準を事前に決めておく
- C. 全社一斉に導入し、元に戻れない状態を作る
- D. 実験の期限を決め、期限内に評価する
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正解: C
安全な実験の原則は「小さく始める」「測定可能にする」「可逆にする」「学びを最大化する」「期限を決める」の5つです。全社一斉に導入し元に戻れない状態を作る(C)は、可逆性の原則に反しています。実験が失敗した場合に元に戻せることが、安全な実験の大前提です。A、B、Dはいずれも正しい原則です。
結果
合格(4問以上正解)
Step 2の内容をよく理解しています。心理的安全性の本質、信頼構築の手法、フィードバック文化の設計、安全な実験環境の原則を身につけました。次のStep 3「改善提案の仕組みを設計しよう」に進みましょう。
不合格(3問以下正解)
Step 2の内容を復習しましょう。特に以下のポイントを重点的に確認してください:
- 心理的安全性 — 定義と4段階モデル、よくある誤解
- 信頼構築 — レンシオーニの5つの機能不全の構造
- フィードバック — SBI/COINモデルの使い方
- 安全な実験 — 5つの原則と実験カードの設計
推定所要時間: 30分