クイズの説明
Step 5「プラットフォームチームを運営しよう」の理解度を確認します。プラットフォームチームの組織設計、採用メトリクス、プロダクト運営について問います。
合格ライン: 80%(5問中4問正解)
問題
Q1. Team Topologiesにおけるプラットフォームチーム
Team Topologiesにおけるプラットフォームチームの主要なインタラクションモードとして最も適切なものはどれですか?
- A. すべてのチームと常に密接にCollaboration(協力)する
- B. X-as-a-Service(セルフサービスとして提供)を基本とし、必要に応じてCollaborationやFacilitatingを行う
- C. 他のチームとは一切インタラクションせず、ツールだけを提供する
- D. すべてのチームの技術的な意思決定に参加する
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正解: B
Team Topologiesにおけるプラットフォームチームの主要なインタラクションモードは「X-as-a-Service」です。IDP、テンプレート、セルフサービスカタログを提供し、開発者が自律的に利用できるようにします。ただし、新チームのオンボーディング時には一時的にCollaboration(密接な協力)を行い、ベストプラクティスの共有時にはFacilitating(学習促進)を行います。A(常にCollaboration)はスケールしません。C(一切インタラクションなし)ではフィードバックが得られません。
Q2. プラットフォームチームのサポートモデル
プラットフォームチームのサポートモデルで最も重視すべき指標はどれですか?
- A. Tier 2(直接サポート)の対応速度
- B. Tier 0(セルフサービス)での解決率
- C. サポートチームの人数
- D. 1日あたりのチケット処理数
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正解: B
プラットフォームチームのサポートモデルで最も重視すべきは、Tier 0(ドキュメント、FAQ、テンプレートによるセルフサービス)での解決率です。目標は80%。Tier 0の解決率が高いほど、開発者は待ち時間なく問題を解決でき、プラットフォームチームは新機能の開発に注力できます。Tier 2への問い合わせが多い場合、それはドキュメントの不足やプラットフォームのUX問題を示しています。
Q3. 効果測定の3軸
プラットフォームの効果測定で「Adoption(採用)は高いがImpact(効果)が低い」場合に考えられる原因として最も適切なものはどれですか?
- A. 開発者がプラットフォームを使っていない
- B. プラットフォームは使われているが、開発者の生産性向上に繋がっていない可能性があり、ツールの有効性やワークフロー全体の見直しが必要
- C. メトリクスの測定方法が間違っている
- D. プラットフォームの投資が不足している
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正解: B
Adoptionが高い(プラットフォームは使われている)がImpactが低い(生産性指標が改善していない)場合、プラットフォームが開発者の真のボトルネックを解決できていない可能性があります。例えば、テンプレートは使われているが、テンプレート外の作業(コードレビュー待ち、要件の曖昧さ等)がボトルネックになっているかもしれません。この場合、プラットフォームの機能を見直すか、ボトルネックが別の箇所にないかを調査する必要があります。
Q4. Platform as a Product
プラットフォームのロードマップを「Now / Next / Later / Considering」で公開する最大のメリットはどれですか?
- A. 経営層への報告が容易になる
- B. 開発者(顧客)に透明性を示し、フィードバックを収集する機会を作り、プラットフォームの改善サイクルを加速する
- C. プラットフォームチームのメンバーがタスクを選びやすくなる
- D. 競合するプラットフォームとの差別化になる
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正解: B
ロードマップの公開は「透明性」と「フィードバック」のためです。開発者(プラットフォームの顧客)に今後の計画を示すことで、(1) 期待値を管理し、(2) 「この機能が欲しい」「この優先順位は違う」というフィードバックを事前に収集でき、(3) プラットフォームへの信頼を構築できます。「いつできるかわからない」状態は開発者の不満と不信を生みます。公開ロードマップはプロダクトマネジメントの基本プラクティスです。
Q5. プラットフォーム成熟度
プラットフォーム成熟度L3(Scalable)の特徴として最も適切なものはどれですか?
- A. 特定チームにのみツールを提供している段階
- B. 標準化されたプラットフォームが運用されている段階
- C. セルフサービス型で高い採用率を達成し、プラットフォームが組織全体にスケールしている段階
- D. AIを活用した自動最適化が実現している段階
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正解: C
プラットフォーム成熟度L3(Scalable)は、セルフサービス型のプラットフォームが高い採用率で組織全体にスケールしている段階です。L1(Provisional)は特定チームへのツール提供(A)、L2(Operationalized)は標準化されたプラットフォーム運用(B)、L4(Optimizing)はデータ駆動の継続的最適化です。L3に到達するには、テンプレート利用率75%以上、セルフサービス率80%以上、eNPS+30以上が目安となります。
結果
合格(4問以上正解)
Step 5の内容をよく理解しています。プラットフォームチームの運営に必要な知識を身につけました。次のStep 6「開発者プラットフォームを完成させよう」に進みましょう。
不合格(3問以下正解)
Step 5の内容を復習しましょう。特に以下のポイントを重点的に確認してください:
- Team Topologies — プラットフォームチームのインタラクションモード
- サポートモデル — Tier 0での解決率を最重視
- 効果測定 — Adoption × Satisfaction × Impactの3軸
- Platform as a Product — ロードマップ公開と成熟度モデル
推定所要時間: 15分