QUIZ 15分

クイズの説明

Step 5「CI/CD基盤の運用自動化を実装しよう」で学んだ内容の理解度を確認します。全5問、80%(4問)以上正解で合格です。


問題

Q1. CI/CD基盤の運用自動化で最初に自動化すべきものとして、ROIの観点から最も適切なものはどれですか?

  • A) メトリクスダッシュボードの自動更新
  • B) テンプレートリポジトリによる新プロジェクトのセルフサービスセットアップ
  • C) CI/CDインフラのコスト最適化
  • D) ドキュメントの自動生成
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正解: B

新プロジェクトのセットアップは週6時間(3件×2時間)の手動作業であり、テンプレートリポジトリによるセルフサービス化で5.5時間を削減できます。即効性が高く、チームの待ち時間も大幅に短縮されます。コスト最適化は効果は大きいですが緊急性は低く、ドキュメント自動生成はROIが小さいです。


Q2. Actions Runner Controller (ARC) の主な役割はどれですか?

  • A) GitHub Actionsのワークフローを記述する
  • B) Kubernetes上でGitHub Actionsランナーを自動スケーリングする
  • C) GitHub Organizationの設定を管理する
  • D) シークレットの暗号化と管理を行う
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正解: B

Actions Runner Controller (ARC) はKubernetes上でGitHub Actionsのセルフホストランナーを管理するOperatorです。ジョブのキュー状況に応じてランナーPodを自動的にスケールアウト/スケールインします。これにより、需要に応じた弾力的なランナー管理が可能になります。


Q3. CI/CD基盤のIaC管理で「設定ドリフト」を検知する頻度として適切なものはどれですか?

  • A) 年1回(監査時のみ)
  • B) 月1回
  • C) 6時間ごと
  • D) リアルタイム(全変更を即座に検知)
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正解: C

6時間ごとのドリフト検知が適切です。年1回や月1回では検知が遅すぎ、ドリフトが蓄積します。リアルタイムは理想的ですが、Terraform Planの実行コストとGitHub API制限の観点から過剰です。6時間ごとであれば、営業日中に最低2回チェックでき、ドリフトを早期に発見できます。


Q4. セルフサービスの段階で「Level 2」に該当するものはどれですか?

  • A) ダッシュボードの閲覧
  • B) 新プロジェクトの作成やデプロイの実行
  • C) パイプラインのカスタマイズ
  • D) 共有ライブラリへの機能追加
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正解: B

セルフサービスは3段階です。Level 1は「情報の自己取得」(ダッシュボード、ドキュメント)、Level 2は「標準操作の自己実行」(プロジェクト作成、デプロイ、環境変数)、Level 3は「カスタマイズの自己実行」(パイプラインカスタマイズ、追加ツール導入)です。


Q5. 自己修復パターンで、ランナーPodが3回連続でHealth Checkに失敗した場合の適切な対応はどれですか?

  • A) 自動修復を続ける
  • B) プラットフォームチームにエスカレーションする
  • C) ランナーを永続的に停止する
  • D) 全ランナーを再起動する
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正解: B

3回連続のHealth Check失敗はエスカレーション条件です。自動修復で解決できない問題(ノードの根本的な障害、設定の不整合等)が発生している可能性があり、人間の判断が必要です。永続停止はキャパシティ不足を招き、全ランナー再起動は他チームに影響します。


結果

4問以上正解の場合

合格です。 CI/CD基盤の運用自動化戦略をしっかり理解しています。

「運用自動化の設計力が身についたな。いよいよ最終ステップだ。ここまでの全設計を統合して、CI/CD基盤設計書を完成させよう」 — 田中VPoE

3問以下の場合

もう少し復習しましょう。 Step 5のレッスンを再度読み返し、特に間違えた問題の関連箇所を重点的に復習してください。

  • Q1を間違えた場合 → Step 5-1「自動化戦略の策定」を復習
  • Q2-Q3を間違えた場合 → Step 5-2「Infrastructure as Code for CI/CD」を復習
  • Q4-Q5を間違えた場合 → Step 5-3「自己修復とセルフサービス化」を復習