クイズの説明
Step 1「テクノロジーロードマップ」で学んだ内容の理解度を確認します。全8問、80%(7問)以上正解で合格です。
問題
Q1. ThoughtWorks テクノロジーレーダーの「Trial」リングの意味として最も適切なものはどれですか?
- A) 組織全体で標準として採用している技術
- B) 新規プロジェクトでは採用しない技術
- C) PoCやサイドプロジェクトで積極的に検証すべき技術
- D) 調査・研究する価値がある段階の技術
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正解: C
「Trial」は、実績は限定的だが有望であり、PoCやサイドプロジェクトで積極的に検証すべき技術を示します。「Adopt」が標準採用、「Assess」が調査段階、「Hold」が新規非採用です。Trial はまだ全面採用ではないが、チームが積極的に試すべきフェーズです。
Q2. テクノロジーロードマップの「Now / Next / Later」フレームワークにおいて、「Now」の特徴として正しいものはどれですか?
- A) 方向性レベルの概要で、リソースは未定
- B) 確定したイニシアチブで、詳細な計画とリソースが確保されている
- C) 将来の可能性を示す調査項目
- D) 技術的な不確実性が最も高い項目
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正解: B
「Now」は0-3ヶ月のタイムフレームで、確定したイニシアチブが配置されます。詳細な計画があり、リソースも確定しています。「Next」は計画中でリソースが概算、「Later」は方向性レベルでリソース未定です。
Q3. RICE スコアリングの計算式として正しいものはどれですか?
- A) (Reach + Impact + Confidence) / Effort
- B) (Reach × Impact × Confidence) / Effort
- C) (Reach × Impact) / (Confidence × Effort)
- D) Reach × Impact × Confidence × Effort
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正解: B
RICE Score = (Reach × Impact × Confidence) / Effort です。Reach は影響を受ける人数、Impact は影響度(0.25-3)、Confidence は確信度(0-100%)、Effort は工数(人月)です。分子が大きく分母が小さいほどスコアが高くなります。
Q4. Build vs Buy vs OSS の判断において最も重要な問いはどれですか?
- A) 「最新の技術を使えるか?」
- B) 「チームに開発スキルがあるか?」
- C) 「その機能はコアコンピタンスか、コンテキスト(サポート機能)か?」
- D) 「オープンソースライセンスは何か?」
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正解: C
Build vs Buy vs OSS の最重要判断軸は「Core vs Context」です。コアコンピタンス(差別化要因)であればBuild、コンテキスト(共通機能)であればBuy/OSSが基本方針です。チームのスキルやライセンスは二次的な判断要素です。
Q5. TCO(Total Cost of Ownership)分析で見落とされがちな「隠れたコスト」として最も重大なものはどれですか?
- A) ライセンス費用
- B) 初期開発費用
- C) 機会コスト(他の開発に使えたはずの工数)
- D) サーバー費用
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正解: C
機会コストは最も見落とされがちで最も重大な隠れたコストです。認証基盤を10人月かけて自作する場合、その10人月をコア機能の開発に使えたはずです。ライセンス費用、初期開発費用、サーバー費用は通常TCO分析に含まれる顕在コストです。
Q6. PoC(Proof of Concept)と技術スパイク(Spike)の違いとして正しいものはどれですか?
- A) スパイクは2-4週間、PoCは1-3日で実施する
- B) スパイクは「できるか/できないか」、PoCは「要件を満たすか/TCOは妥当か」を検証する
- C) スパイクは経営層が実施し、PoCはエンジニアが実施する
- D) スパイクとPoCに違いはない
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正解: B
技術スパイクは1-3日程度で「技術的に可能か」を確認する学習活動です。PoCは1-4週間で「ビジネス要件を満たせるか」「TCOは妥当か」を検証する活動です。スパイクで基礎を理解してからPoCで本格検証するのが効果的な進め方です。
Q7. PoCのタイムボクシングに関する原則として正しいものはどれですか?
- A) 有望な結果が出ている場合は期限を延長してよい
- B) 期限は固定し、スコープを調整する
- C) 全メンバーがフルタイムで参加する必要がある
- D) 期限内に完了しなかった場合は失敗とみなす
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正解: B
PoCのタイムボクシングでは「期限固定、スコープ調整」が原則です。延長は技術が複雑すぎるシグナルであり、原則禁止です。期限内に全仮説を検証できない場合はスコープを絞り、最重要の仮説に集中します。
Q8. テクノロジーレーダーの「Hold」に分類された技術の扱いとして正しいものはどれですか?
- A) 即座にすべてのプロジェクトから削除する
- B) 新規プロジェクトでは採用せず、既存は移行計画を検討する
- C) 二度と使用してはならない
- D) 個人のスキルアップのために学習を推奨する
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正解: B
「Hold」は「新規プロジェクトでは採用しない」という意味であり、技術そのものの否定ではありません。既存プロジェクトでの利用は継続しつつ、段階的な移行計画を検討します。即座の削除や使用禁止ではなく、組織の文脈での判断です。
結果
7問以上正解の場合
合格です。 テクノロジーロードマップの基礎をしっかり理解しています。テクノロジーレーダー、ビジネスとの整合、優先順位付け、PoC設計 — 技術戦略の土台が固まりました。
「技術選定は”感覚”ではなく”プロセス”だ。次は技術負債という、どの組織も避けて通れない問題に取り組もう」 — 佐藤CTO
6問以下の場合
もう少し復習しましょう。 Step 1のレッスンを再度読み返し、特に間違えた問題の関連箇所を重点的に復習してください。
- Q1-Q2を間違えた場合 → Step 1-1「テクノロジーレーダー」を復習
- Q2-Q3を間違えた場合 → Step 1-2「ロードマップ策定」を復習
- Q4-Q5を間違えた場合 → Step 1-3「Build vs Buy vs OSS」を復習
- Q6-Q8を間違えた場合 → Step 1-4「PoC設計」を復習