QUIZ 15分

Q1. RED メソッドの3つのメトリクスとして正しい組み合わせはどれか?

A. Rate, Errors, Duration B. Response, Errors, Delay C. Rate, Events, Duration D. Requests, Exceptions, Delivery

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正解: A

RED メソッドは Rate(リクエストレート)、Errors(エラー率)、Duration(処理時間)の3つのサービスレベルメトリクスで構成される。Tom Wilkie が提唱したマイクロサービス監視のフレームワーク。

Q2. 以下のレイテンシ分布で p95 に最も近い値はどれか?

データ(ソート済み、100件):
10ms × 50件、20ms × 30件、50ms × 10件、
100ms × 5件、200ms × 3件、500ms × 1件、1000ms × 1件

A. 50ms B. 100ms C. 200ms D. 500ms

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正解: B

100件中の95パーセンタイルは95番目の値。50+30+10=90件目まで50ms以下、91〜95番目は100ms。よって p95 = 100ms。

Q3. アムダールの法則で、並列化率が 90% のとき、プロセッサ数を無限にした場合の理論上の最大高速化率は?

A. 5倍 B. 9倍 C. 10倍 D. 100倍

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正解: C

S(∞) = 1 / (1 - P) = 1 / (1 - 0.9) = 1 / 0.1 = 10倍。シリアル部分(10%)が全体の限界を決定する。

Q4. Apdex スコアで、T=500ms のとき「Tolerating(許容)」ゾーンのレイテンシ範囲は?

A. 0ms 〜 500ms B. 500ms 〜 1000ms C. 500ms 〜 2000ms D. 500ms 〜 4000ms

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正解: C

Apdex の定義: Satisfied は T 以下(〜500ms)、Tolerating は T 〜 4T(500ms 〜 2000ms)、Frustrated は 4T 超(2000ms 超)。

Q5. USL(Universal Scalability Law)がアムダールの法則に追加で考慮するパラメータは?

A. ネットワーク遅延 B. コヒーレンシ(一貫性)コスト C. ディスク I/O D. メモリ使用量

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正解: B

USL はアムダールの法則に「コヒーレンシ(κ)」パラメータを追加する。これはノード間のデータ一貫性維持コストを表し、ノード数の二乗に比例して増加するため、ある時点からスループットが低下する。

Q6. リトルの法則「L = λ × W」において、スループット λ = 500 req/s、平均レイテンシ W = 200ms のとき、システム内の平均同時リクエスト数 L は?

A. 10 B. 50 C. 100 D. 250

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正解: C

L = λ × W = 500 × 0.2 = 100。W は秒に変換する必要がある(200ms = 0.2s)。

Q7. フレームグラフにおいて「幅が広いフレーム」が意味するものは?

A. 関数の引数が多い B. CPU 実行時間が長い C. メモリ使用量が多い D. 呼び出し回数が多い

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正解: B

フレームグラフでは X 軸の幅が CPU 実行時間(サンプル数)を表す。幅が広い関数はCPU時間を多く消費しており、最適化の候補となる。Y 軸はコールスタックの深さを表す。

Q8. パフォーマンスリグレッション検出において、2つのデータセット間の有意差を検定するのに適した手法は?

A. 移動平均 B. 標準偏差の比較 C. マン・ホイットニー U 検定 D. 線形回帰

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正解: C

マン・ホイットニー U 検定はノンパラメトリック検定で、正規分布を仮定せずに2群間の差を検定できる。レイテンシ分布は通常正規分布に従わない(右裾が長い)ため、ノンパラメトリック手法が適している。