LESSON 30分

ストーリー

佐藤CTO
新しいデータアーキテクチャを設計した。だが移行こそが最も難しい工程だ
佐藤CTO
ビッグバン移行か段階的移行か。データの整合性をどう保証するか。これらの戦略が成功の鍵を握る

移行戦略の比較

戦略特徴リスク適用場面
ビッグバン一度に全データを移行高(失敗時の影響大)小規模、ダウンタイム許容
段階的(Phased)機能/テーブル単位で順次移行中(整合性管理が複雑)中〜大規模
Strangler Fig新システムと並行稼働、徐々に切替低(ロールバック容易)大規模、ミッションクリティカル
Dual Write新旧両方に書き込み中(同期の複雑さ)リアルタイム要件が高い

Strangler Fig パターン(データ版)

Phase 1: 読み取りは旧DB、書き込みは旧DB
Phase 2: 読み取りは旧DB、書き込みは新旧両方(Dual Write)
Phase 3: 読み取りは新DB、書き込みは新旧両方
Phase 4: 読み取りは新DB、書き込みは新DBのみ

データバリデーション戦略

手法内容
レコード数比較新旧のレコード数が一致するか
チェックサム主要カラムのハッシュ比較
サンプリング検証ランダムサンプルの詳細比較
ビジネスルール検証集計値(売上合計等)の一致確認

まとめ

ポイント内容
戦略選択リスク許容度と要件に応じて選択
Strangler Fig段階的に切り替え、ロールバック可能に
バリデーション複数の手法で整合性を確認

次のステップへ

次はゼロダウンタイム移行について学びます。


推定読了時間: 30分