LESSON 15分

ストーリー

佐藤CTO
設計書は書いて終わりじゃない。レビューを通して初めて価値が生まれる
佐藤CTO
レビューしやすい文書とは何か。それを理解するだけで、設計の質は格段に上がる

レビュー可能な設計書とは

特徴説明
自己完結前提知識なしで読める
構造化見出し・箇条書きで整理されている
図表活用テキストの壁がない
適切な粒度詳しすぎず、粗すぎない
決定の根拠明示「なぜ」が説明されている

レビューチェックリスト

アーキテクチャ設計書のレビュー観点

□ 品質要件が定量的に定義されているか
□ アーキテクチャスタイルの選択理由が明確か
□ トレードオフが明示されているか
□ セキュリティが考慮されているか
□ スケーラビリティの戦略があるか
□ 障害時の振る舞いが定義されているか
□ デプロイ戦略が記述されているか
□ モニタリング・アラートの方針があるか
□ 技術的負債のリスクが認識されているか
□ 図が最新で、テキストと一致しているか

フィードバックの受け方

ステップアクション
1. 感謝するフィードバックは改善の機会
2. 明確化する不明点は質問して理解する
3. 判断する取り入れるか、理由を述べて対案を示す
4. 更新する設計書に反映し、変更箇所を明示する

Living Documentation

設計書を「生きた文書」として維持する方法:

  • Markdown + Git: バージョン管理と差分追跡
  • PR レビュー: コードと同じレビュープロセス
  • 自動生成: コードからの図の自動生成(Structurizr DSL等)
  • 定期見直し: 四半期ごとにアーキテクチャ棚卸し

まとめ

ポイント内容
レビュー容易性構造化・図表・根拠明示でレビューしやすくする
チェックリスト観点を事前に定義してレビュー品質を均一化
フィードバック建設的に受け入れ設計を改善する
継続更新Living Documentationとして維持する

チェックリスト

  • レビュー可能な設計書の特徴を理解した
  • レビューチェックリストの観点を把握した
  • フィードバックの受け方を理解した

次のステップへ

次は演習で、実際にアーキテクチャ設計書を作成します。


推定読了時間: 15分