ストーリー
技術プレゼンの構成法
interface TechPresentation {
// 聴衆の分析
audience: {
who: string[]; // 誰が聞くか
knowledge: string; // 予備知識のレベル
whatTheyWant: string; // 何を知りたいか
};
// 構成
structure: {
hook: string; // 掴み(なぜ重要か)
problem: string; // 課題
solution: string; // 解決策
demo: string; // デモ or 具体例
impact: string; // 成果・効果
nextSteps: string; // 次のアクション
qanda: string; // 質疑応答
};
// メタ情報
duration: number; // 分
slideCount: number; // スライド枚数の目安
}
// 時間配分の目安
const timeAllocation = {
"15分プレゼン": {
hook: "1分",
problem: "2分",
solution: "5分",
demo: "3分",
impact: "2分",
nextSteps: "1分",
qanda: "5分(別枠)",
slideCount: "10-15枚",
},
"30分プレゼン": {
hook: "2分",
problem: "5分",
solution: "10分",
demo: "5分",
impact: "3分",
nextSteps: "2分",
qanda: "10分(別枠)",
slideCount: "20-30枚",
},
};
スライドデザインの原則
## 1スライド1メッセージ
### Bad: 情報を詰め込みすぎ
- 1枚に箇条書き10個
- 文章がびっしり
- 小さなフォント
### Good: シンプルで明確
- 1枚で伝えることは1つ
- キーワードと図を使う
- フォントは24pt以上
## テクニカルスライドのコツ
### コードスライド
- 全体のコードではなく、重要な部分だけ抜粋
- シンタックスハイライトを使用
- 注目箇所をハイライトまたは矢印で示す
- 最大15行程度に収める
### アーキテクチャ図
- 全体像を1枚で示し、詳細は別スライドで
- 色を使って関連するコンポーネントをグループ化
- 矢印の方向でデータの流れを示す
- ラベルは日本語で(聴衆に合わせて)
ストーリーテリングの技術
## Before / After パターン
### Before(課題の提示)
「毎月、本番デプロイに半日かかっていました。
エンジニアは手作業で10のステップを踏み、
1つでもミスがあればロールバック。
月に1回のデプロイが限界でした」
### Turning Point(転機)
「そこで、CI/CDパイプラインを導入しました」
### After(成果)
「今では、PRマージから本番リリースまで15分。
週に3回のデプロイが当たり前になり、
ユーザーへのフィードバックサイクルが劇的に改善しました」
デモの準備と実施
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 事前準備 | 本番データではなくデモ用データを使う |
| バックアップ | 録画したデモ動画を用意(ネットワーク障害対策) |
| フォントサイズ | ターミナルは20pt以上、IDEも拡大 |
| 話しながら操作 | 何をしているか実況する |
| エラー対応 | エラーが出ても焦らず「これは良い例ですね」と切り替え |
Q&A対応のテクニック
## よくあるパターンと対応
### 分からない質問を受けた場合
「良い質問ですね。正確な回答を持ち合わせていないので、
調べてから後日共有します」
→ 正直に言う。知ったかぶりはしない
### 攻撃的な質問を受けた場合
「その観点は重要です。おっしゃる通り、
〇〇というリスクは認識しています。
現在は△△で軽減していますが、
より良い方法があればぜひ教えてください」
→ 受け止めてから、建設的に返す
### 脱線する質問を受けた場合
「興味深いテーマですが、今日のスコープからは外れるので、
後で個別にお話しさせてください」
→ 丁寧に本題に戻す
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 構成法 | Hook → Problem → Solution → Demo → Impact |
| スライド | 1スライド1メッセージ、コードは抜粋で |
| ストーリー | Before/Afterパターンで変化を伝える |
| Q&A | 分からなければ正直に。攻撃には建設的に |
チェックリスト
- 技術プレゼンの構成法を理解した
- スライドデザインの原則を把握した
- ストーリーテリングの技術を学んだ
- デモの準備方法とQ&A対応を確認した
次のステップへ
次は「社内勉強会の企画と運営」を学びます。一回限りのプレゼンから、継続的な学びの場の運営へステップアップしましょう。
推定読了時間: 30分