クイズの説明
Step 2で学んだ内容の理解度をチェックします。
- 全8問
- 合格ライン: 80%(7問正解)
- 不合格の場合は復習してから再挑戦してください
問題
Q1. 技術選定の5ステップの正しい順序はどれですか?
- A) 候補列挙 → 要件明確化 → 評価 → 基準設定 → 決定
- B) 要件明確化 → 候補列挙 → 基準設定 → 評価 → 決定
- C) 基準設定 → 要件明確化 → 候補列挙 → 評価 → 決定
- D) 要件明確化 → 基準設定 → 候補列挙 → 評価 → 決定
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正解: B
技術選定の5ステップは、(1)要件の明確化、(2)候補の列挙、(3)評価基準の設定、(4)評価と比較、(5)決定と記録です。まず何が必要かを明確にし、それから候補を挙げ、評価基準を定めて比較します。
Q2. 評価基準マトリクスで「重み」を設定する目的は何ですか?
- A) 計算を簡単にするため
- B) すべての基準を平等に評価するため
- C) プロジェクトの文脈に応じた重要度を反映するため
- D) 候補数を絞り込むため
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正解: C
重み(ウェイト)は、プロジェクトの状況や制約に応じて各基準の重要度を反映するために設定します。例えば、期限が厳しいプロジェクトでは「学習コスト」の重みを高くし、パフォーマンスが最重要の場合は「パフォーマンス」の重みを高くします。
Q3. PoCとプロトタイプの違いとして最も適切なものはどれですか?
- A) PoCは完成品、プロトタイプは試作品
- B) PoCは仮説の検証が目的、プロトタイプはユーザーフィードバックの収集が目的
- C) PoCはコードを書かない、プロトタイプはコードを書く
- D) PoCとプロトタイプは同じものである
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正解: B
PoCは特定の技術的仮説(例:「このフレームワークで要件を満たせるか」)を検証する実験です。プロトタイプはユーザー体験を検証するための試作品です。PoCは使い捨てが前提で、プロトタイプは製品に発展する場合もあります。
Q4. PoCの「タイムボックス」とは何のために設定しますか?
- A) 開発コストを抑えるため
- B) 検証に期限を設け、無限に調査が続くことを防ぐため
- C) チームの稼働率を管理するため
- D) レポートの提出期限を明確にするため
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正解: B
タイムボックスは検証に期限を設けることで、PoCが際限なく続く「スコープクリープ」や「先送り」を防ぎます。期限までに得られた情報でGo/No-Goの判断を行い、追加検証が必要な場合は改めて計画を立てます。
Q5. Technology Radarの「Trial」リングに分類される技術の説明として正しいものはどれですか?
- A) 全プロジェクトで標準採用すべき技術
- B) まだ調査段階で、詳しく理解していない技術
- C) 有望で、次のプロジェクトで積極的に試すべき技術
- D) 新規採用を控えるべき技術
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正解: C
Trialリングは、PoCで良い結果が出ているなど有望な技術で、実際のプロジェクトで試す段階にあるものです。Adoptは標準採用、Assessは調査段階、Holdは新規採用を控えるべき技術です。
Q6. ベンダーロックインの種類として「データロックイン」とは何ですか?
- A) 特定ベンダーの技術者にしか扱えない状態
- B) データのエクスポートや移行が困難な状態
- C) 長期契約で他社に切り替えられない状態
- D) プロプライエタリなAPIに依存している状態
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正解: B
データロックインは、データのフォーマットや格納方法がベンダー固有であり、他のサービスへのエクスポートや移行が困難な状態を指します。データの移行は一般的に最もコストが高いため、特に注意が必要です。
Q7. Ports & Adaptersパターンでベンダーロックインを回避する方法として正しいものはどれですか?
- A) 全てのクラウドサービスを自前で構築する
- B) インターフェース(Port)を定義し、ベンダー固有の実装をAdapter で分離する
- C) 複数のクラウドプロバイダーを同時に使用する
- D) オンプレミス環境のみを使用する
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正解: B
Ports & Adaptersパターンでは、ビジネスロジックが依存するインターフェース(Port)を定義し、各ベンダー固有の実装をAdapter として分離します。これにより、Adapterの差し替えだけでベンダーを変更でき、ビジネスロジックへの影響を最小化できます。
Q8. 技術選定でベンダーロックインを「受け入れてよい」場合として最も適切なものはどれですか?
- A) チームが新しい技術を学びたいと言っている場合
- B) ベンダー固有サービスの生産性向上が、抽象化コストを大きく上回る場合
- C) 競合他社が同じベンダーを使用している場合
- D) ベンダーの営業担当が強く推薦している場合
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正解: B
ベンダーロックインを完全に回避することは非現実的です。ベンダー固有サービスによる生産性向上やコスト削減が、将来の移行コスト(抽象化のコストや切り替えコスト)を大きく上回る場合は、リスクを理解した上で受容するのが合理的な判断です。
結果
7問以上正解の場合
合格です。おめでとうございます。
Step 2「技術選定の方法論」を完了しました。 次は Step 3「RFC/ADRの書き方」に進みましょう。
6問以下の場合
もう少し復習しましょう。
| 問題 | 復習セクション |
|---|---|
| Q1, Q2 | step2_1 技術選定のフレームワーク |
| Q3, Q4 | step2_2 PoC(概念実証)の進め方 |
| Q5 | step2_3 Technology Radarの活用 |
| Q6, Q7, Q8 | step2_4 ベンダーロックインの回避 |
Step 2 完了
お疲れさまでした。
学んだこと
- 技術選定の5ステップフレームワーク
- 評価基準マトリクスによる定量的な比較
- PoCの計画と実施の方法
- Technology Radarの作成と運用
- ベンダーロックインのリスク管理
次のステップ
Step 3: RFC/ADRの書き方(3時間)
技術的意思決定を記録し、チームで共有するためのドキュメント手法を学びます。
推定所要時間: 30分