QUIZ 15分

クイズの説明

Step 1で学んだ内容の理解度をチェックします。

  • 全8問
  • 合格ライン: 80%(7問正解)
  • 不合格の場合は復習してから再挑戦してください

問題

Q1. ページ表示が100ms遅くなるとAmazonの売上に与える影響はどれですか?

  • A) 0.1%減少
  • B) 1%減少
  • C) 5%減少
  • D) 10%減少
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正解: B

Amazonの調査では、ページ表示が100ms遅くなると売上が約1%減少するとされています。パフォーマンスはビジネスに直結する重要な指標です。


Q2. レイテンシとスループットの関係を表す「リトルの法則」の正しい式はどれですか?

  • A) L = λ + W
  • B) L = λ × W
  • C) L = λ / W
  • D) L = λ - W
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正解: B

リトルの法則は L = λ × W です。

  • L: システム内の同時処理数
  • λ(ラムダ): スループット(到着率)
  • W: 平均滞在時間(レイテンシ)

例: 同時処理数100、平均レイテンシ0.2秒 → スループット = 100 / 0.2 = 500 RPS


Q3. パーセンタイルについて正しい説明はどれですか?

  • A) p95は全リクエストの95%がその値以下であることを示す
  • B) p95は全リクエストの95%がその値以上であることを示す
  • C) p95はリクエストの平均値の95%を示す
  • D) p95は最大値の95%を示す
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正解: A

p95(95パーセンタイル)は、全リクエストを応答時間で並べたとき、95%のリクエストがその値以下であることを示します。つまり、100リクエスト中95件はこの時間以内に完了しているということです。


Q4. CPU使用率が低いのにAPIレスポンスが遅い場合、最も疑うべきボトルネックはどれですか?

  • A) CPUバウンド
  • B) I/Oバウンド
  • C) メモリバウンド
  • D) コンパイラの問題
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正解: B

CPU使用率が低いのに処理が遅い場合、I/Oバウンドが最も疑われます。データベースクエリやネットワーク通信の待ち時間で処理がブロックされている可能性が高いです。I/O wait を確認しましょう。


Q5. パフォーマンスバジェットの設定基準として適切でないものはどれですか?

  • A) 競合サイトの分析
  • B) ターゲットユーザーのネットワーク環境
  • C) 開発チームの好み
  • D) ビジネス要件(コンバージョン率など)
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正解: C

パフォーマンスバジェットは、競合分析、ユーザー環境、ビジネス要件に基づいて客観的に設定します。開発チームの好みではなく、データに基づいた判断が必要です。


Q6. 「推測するな、計測せよ」の実践として正しくないものはどれですか?

  • A) 複数回計測して統計を取る
  • B) 本番に近い環境で計測する
  • C) 1回だけ計測して最速の結果を採用する
  • D) 変更前後で比較する
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正解: C

1回だけの計測では統計的に信頼性がありません。外れ値やウォームアップの影響を受けるため、複数回実行してp50やp95で評価する必要があります。


Q7. メモリバウンドの兆候として最も適切なものはどれですか?

  • A) CPU使用率が常に100%
  • B) ネットワーク帯域が上限に達している
  • C) GC停止が頻発し、スワップが発生する
  • D) ディスクI/Oが極めて低い
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正解: C

メモリバウンドの典型的な兆候は、ガベージコレクション(GC)の頻発とスワップの発生です。大量データの一括読み込みやメモリリークが原因となることが多く、ストリーム処理への切り替えが有効な対策です。


Q8. ユーザーが「明らかに待たされている」と感じる応答時間の壁はどれですか?

  • A) 100ms
  • B) 300ms
  • C) 1秒
  • D) 3秒
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正解: D

ユーザー心理の壁は以下の通りです:

  • 100ms以下: 即座に反応したと感じる
  • 300ms以下: 自然な操作感
  • 1秒以下: 遅さを感じるが集中は保てる
  • 3秒以下: 明らかに待たされていると感じる
  • 10秒以上: 多くのユーザーが離脱する

結果

7問以上正解の場合

合格です。おめでとうございます。

Step 1「パフォーマンスエンジニアリング入門」を完了しました。 次は Step 2「キャッシュ設計の極意」に進みましょう。

6問以下の場合

もう少し復習しましょう。

間違えた問題の内容を、該当するセクションで復習してください:

問題復習セクション
Q1step1_1 パフォーマンスの重要性
Q2, Q3step1_2 レイテンシとスループット
Q4step1_3 ボトルネックの特定方法
Q5step1_4 パフォーマンスバジェット
Q6, Q7, Q8step1_5 計測の原則 / 全般

推定所要時間: 15分