QUIZ 30分

合格基準

  • 8問中7問以上正解で合格(80%以上)

問題

Q1. ATAMの主な目的は?

  • A) コードの品質を測定する
  • B) アーキテクチャのトレードオフを体系的に分析する
  • C) プロジェクトの予算を見積もる
  • D) テスト戦略を策定する
回答と解説

正解: B

ATAM(Architecture Tradeoff Analysis Method)は、その名の通りアーキテクチャのトレードオフを体系的に分析する手法です。品質属性間のトレードオフ、リスク、感度点を特定します。

Q2. ATAMのユーティリティツリーで品質属性を「シナリオ」に分解する理由は?

  • A) ドキュメントのフォーマットに合わせるため
  • B) 抽象的な品質属性を測定可能な具体的な条件に落とし込むため
  • C) ステークホルダーの数を減らすため
  • D) 設計の自由度を制限するため
回答と解説

正解: B

「可用性を高くする」は曖昧ですが、「1つのAZ障害時でも99.99%の可用性を維持」は具体的で測定可能です。シナリオ化により設計の検証が可能になります。

Q3. ATAMの分析で「感度点」とは何か?

  • A) セキュリティ上の脆弱性
  • B) コストが最も高いコンポーネント
  • C) 小さな変更が品質属性に大きな影響を与えるポイント
  • D) 最も頻繁に変更される箇所
回答と解説

正解: C

感度点(Sensitivity Point)は、アーキテクチャの小さな変更が特定の品質属性に大きな影響を与える箇所です。例えば、キャッシュのTTL設定がパフォーマンスと一貫性の両方に影響するような箇所です。

Q4. 技術レーダーの「Hold」カテゴリに分類される技術の意味は?

  • A) 最も推奨される技術
  • B) 評価中の技術
  • C) 新規採用を見送り、既存利用のみ許容する技術
  • D) 完全に禁止された技術
回答と解説

正解: C

Holdは新規プロジェクトでの採用を推奨しない技術です。既存システムでの利用は許容しますが、段階的に他の技術に移行すべきとされます。

Q5. 「Boring Technology」原則が推奨する理由は?

  • A) 最新技術はバグが多いから
  • B) 実績のある技術は運用の安定性と開発者の採用がしやすいから
  • C) 新しい技術は学習コストが高いから
  • D) 古い技術の方がパフォーマンスが良いから
回答と解説

正解: B

Boring Technology原則は、実績のある技術を使うことで運用上の予測不能なリスクを減らし、また採用市場でのエンジニア確保を容易にします。Innovation Tokenとして年に2-3個の新技術導入に制限することを推奨します。

Q6. スタッフエンジニア(L3)がシニアエンジニア(L2)と最も異なる点は?

  • A) コーディング能力が高い
  • B) チームを超えた組織的影響力を持つ
  • C) より多くの言語を使える
  • D) より長い経験年数がある
回答と解説

正解: B

スタッフエンジニアは個別のチーム内の技術貢献に加え、組織横断の技術課題解決、全社的な技術方針への影響力、他チームへのコンサルティング等、組織的なインパクトが求められます。

Q7. 技術的負債の管理で「High Impact, Low Effort」の象限に分類された項目はどう扱うべきか?

  • A) 次の四半期で計画的に対応する
  • B) 即座に対応する(Quick Wins)
  • C) 対応を見送る
  • D) 外部コンサルタントに依頼する
回答と解説

正解: B

High Impact, Low Effortの項目はQuick Winsと呼ばれ、少ない工数で大きな効果が得られるため、即座に対応すべきです。例えばN+1クエリの修正やキャッシュの追加など。

Q8. ADR(Architecture Decision Record)で最も重要な要素は?

  • A) 実装コードの詳細
  • B) コンテキスト(なぜ判断が必要か)と結果(consequences)
  • C) 承認者の署名
  • D) スケジュールと予算
回答と解説

正解: B

ADRの最も重要な要素は「なぜその判断が必要だったか(コンテキスト)」と「その結果どうなるか(consequences)」です。後から振り返った時に判断の背景と影響を理解できることが目的です。


結果

7問以上正解:合格

Step 6(最終試験)に進みましょう。L2の総まとめであるグローバルECプラットフォーム設計と修了認定試験です。

6問以下:不合格

Step 5の各レッスンを復習してから再挑戦してください。


推定所要時間: 30分