QUIZ 30分

合格基準

  • 8問中7問以上正解で合格(80%以上)

問題

Q1. 決済システムで二重課金を防ぐための最も効果的な手法は?

  • A) トランザクションのタイムアウトを短く設定する
  • B) 冪等性キー(Idempotency Key)で同一リクエストを識別する
  • C) データベースのオートインクリメントIDを使う
  • D) ロードバランサーで重複リクエストをフィルタリングする
回答と解説

正解: B

冪等性キーにより、同じリクエストが複数回送信されても1回分の処理のみ実行されます。ネットワーク障害やリトライによる二重処理を確実に防止できます。

Q2. 複式簿記の台帳で「借方合計 = 貸方合計」を保証する理由は?

  • A) 会計監査法人の要件だから
  • B) 取引の正確性を自己検証でき、1円のズレも検出できるから
  • C) データベースのパフォーマンスが向上するから
  • D) レポート生成が簡単になるから
回答と解説

正解: B

複式簿記では全ての取引が借方と貸方の両方に記録され、合計が一致することで金額の正確性を自己検証できます。不一致があれば即座にバグやデータ不整合を検出できます。

Q3. 予約システムで悲観的ロック(SELECT FOR UPDATE)を使う利点は?

  • A) パフォーマンスが最も高い
  • B) 競合時にデータの不整合を完全に防げる
  • C) 分散システムでの実装が容易
  • D) ロック待ちが発生しない
回答と解説

正解: B

悲観的ロックは行ロックを取得してから更新するため、競合時にデータの不整合を完全に防げます。ただしロック待ちが発生するためパフォーマンスは楽観的ロックより低下する場合があります。

Q4. 仮予約パターンでTTL(有効期限)を設定する目的は?

  • A) データベースの容量を節約するため
  • B) 決済しないユーザーが在庫を長時間占有するのを防ぐため
  • C) セキュリティのため
  • D) パフォーマンスを向上させるため
回答と解説

正解: B

TTLを設定することで、一定時間内に決済が完了しない仮予約を自動的に解放し、他のユーザーが予約できるようにします。在庫の不必要な占有を防ぎます。

Q5. IoTシステムでMQTT QoS 1の配信保証は?

  • A) 最大0回(ロスト可能)
  • B) 最低1回(重複可能)
  • C) 正確に1回
  • D) 保証なし
回答と解説

正解: B

MQTT QoS 1は「At least once(最低1回)」です。メッセージは必ず届きますが、ネットワーク再送により重複する可能性があるため、受信側での重複排除が必要です。

Q6. デバイスシャドウ(Digital Twin)パターンの主な目的は?

  • A) デバイスの性能をシミュレーションする
  • B) デバイスの期待状態と現在の状態を管理し、差分を自動同期する
  • C) デバイスのバックアップを取る
  • D) デバイスのファームウェアをテストする
回答と解説

正解: B

デバイスシャドウは「desired(期待状態)」と「reported(報告済み状態)」を管理し、差分がある場合にデバイスへ同期コマンドを送信します。デバイスがオフラインでも期待状態を設定できます。

Q7. マルチリージョンのActive-Active構成で最大の課題は?

  • A) コストが高いこと
  • B) 複数リージョンでの書き込み競合とその解決
  • C) ネットワーク帯域が不足すること
  • D) デプロイが複雑なこと
回答と解説

正解: B

Active-Active構成では複数リージョンで同時に書き込みが発生するため、データの競合が発生します。LWW、CRDT、リージョンシャーディング等の戦略で解決する必要があります。

Q8. RPO = 0, RTO < 1分を達成するために必要な構成は?

  • A) 日次バックアップ + 手動復旧
  • B) Active-Passive + 非同期レプリケーション
  • C) Active-Active + 同期レプリケーション
  • D) 定期スナップショット + 自動復元
回答と解説

正解: C

RPO = 0(データロスなし)には同期レプリケーション、RTO < 1分(即座復旧)にはActive-Active構成が必要です。最もコストが高い構成ですが、ミッションクリティカルな要件では必須です。


結果

7問以上正解:合格

Step 5に進みましょう。アーキテクチャレビューとキャリアについて学びます。

6問以下:不合格

Step 4の各レッスンを復習してから再挑戦してください。


推定所要時間: 30分