合格基準
- 8問中7問以上正解で合格(80%以上)
- 不合格の場合はStep 1を復習してください
問題
Q1. システム設計で最初に行うべきことは何か?
- A) データベースのスキーマ設計
- B) 要件の明確化と規模の見積もり
- C) フレームワークの技術選定
- D) APIエンドポイントの設計
回答と解説
正解: B
要件を明確にし、規模を見積もることが最初のステップです。技術的な設計はその後に行います。
Q2. Back-of-the-Envelope Estimationで、DAU 1000万人のサービスのQPSを概算する場合、86400で割る理由は?
- A) 1年の日数
- B) 1日の秒数
- C) 1時間の秒数の24倍
- D) BとCは同じ意味
回答と解説
正解: D
86400 = 60秒 x 60分 x 24時間 = 1日の秒数です。BとCは同じことを言っています。
Q3. SLA、SLO、SLIの正しい関係は?
- A) SLA > SLO > SLI(SLAが最も厳しい)
- B) SLI = 測定値、SLO = 目標値、SLA = 契約
- C) SLA = SLO = SLI(全て同じ意味)
- D) SLI > SLO > SLA(SLIが最も厳しい)
回答と解説
正解: B
SLI(Service Level Indicator)は実際の測定値、SLO(Service Level Objective)は内部目標値、SLA(Service Level Agreement)は顧客との契約です。通常SLO > SLA(内部目標を契約より厳しく設定)。
Q4. 可用性99.99%の年間許容ダウンタイムに最も近いのは?
- A) 約8時間45分
- B) 約52分
- C) 約5分
- D) 約3日
回答と解説
正解: B
99.99%(4ナイン)の年間ダウンタイムは約52分33秒です。99.9%は約8時間45分、99.999%は約5分15秒。
Q5. レイテンシ測定で平均値よりp99を重視する理由は?
- A) p99の方が計算が簡単だから
- B) 平均値は外れ値を隠し、尾部のユーザー体験を反映しないから
- C) p99の方が必ず小さい値になるから
- D) 業界標準がp99だから
回答と解説
正解: B
平均値はごく一部の高速レスポンスに引きずられ、遅いレスポンスを経験するユーザーの問題を隠します。p99は99%のリクエストの体験を保証する指標です。
Q6. C4 ModelのLevel 2(コンテナ図)で表現するものは?
- A) システムと外部アクターの関係
- B) アプリ、DB、メッセージキュー等の主要な技術コンポーネント
- C) クラス図レベルのコード構造
- D) ビジネスプロセスのフロー
回答と解説
正解: B
Level 2(コンテナ図)は、システムを構成する主要な実行単位(Webアプリ、API、DB、キューなど)と技術選定を示します。Level 1がシステム全体像、Level 3がコンポーネント詳細です。
Q7. ADR(Architecture Decision Record)に必ず含めるべき要素は?
- A) コンテキスト、決定、結果(consequences)
- B) コスト見積もりと承認者
- C) 実装コードとテストケース
- D) デプロイ手順書
回答と解説
正解: A
ADRの核心は「なぜこの判断が必要だったか(コンテキスト)」「何を選んだか(決定)」「どうなるか(結果)」の3要素です。
Q8. システム設計面接で避けるべきアンチパターンはどれか?
- A) 要件を明確にするために質問する
- B) 複数のアプローチを比較してトレードオフを議論する
- C) 質問せずに仮定を置いていきなり詳細設計に入る
- D) ハイレベル設計を描いてから詳細に入る
回答と解説
正解: C
質問せずに仮定を置いて詳細設計に入ると、方向性を間違えるリスクがあります。必ず要件を確認し、ハイレベル設計から始めましょう。
結果
7問以上正解:合格
Step 2に進みましょう。URL短縮サービスやチャットシステムのケーススタディに取り組みます。
6問以下:不合格
Step 1の各レッスンを復習してから再挑戦してください。特に非機能要件の定量化と設計フレームワークを重点的に確認しましょう。
推定所要時間: 15分