QUIZ 30分

チェックポイント:困難なプロジェクトを完遂しよう

ストーリー

「最後のチェックポイントだ。 プロジェクトを完遂するための総合力を確認しよう」

渡辺マネージャーが言った。


クイズの説明

Step 5 で学んだ内容の理解度をチェックします。

  • 全7問
  • 合格ライン: 80%(6問正解)
  • 不合格の場合は復習してから再挑戦してください

問題

Q1. SMARTゴールの「M」が意味するものはどれですか?

  • A) Manageable(管理可能)
  • B) Measurable(測定可能)
  • C) Meaningful(意味がある)
  • D) Motivating(動機づけになる)
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

SMARTの「M」はMeasurable(測定可能)です。ゴールが達成されたかどうかを客観的に測定できる基準を持つ必要があります。例えば「決済完了率95%以上」のような具体的な数値目標です。

</details>

Q2. プロジェクトの「クリティカルパス」の説明として正しいものはどれですか?

  • A) 最も難しいタスクの集合
  • B) プロジェクト完了までの最長経路で、遅延が直接プロジェクト全体の遅延になる
  • C) 最も重要なステークホルダーへの報告経路
  • D) 緊急時のエスカレーション手順
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

クリティカルパスは、プロジェクトのタスク間の依存関係を分析した際の最長経路です。このパス上のタスクが1日遅れると、プロジェクト全体が1日遅れます。したがって、クリティカルパス上のタスクを重点的にモニタリングする必要があります。

</details>

Q3. リスク対応戦略の「軽減(Mitigate)」の例として最も適切なものはどれですか?

  • A) リスクの高い技術を使わず、別の安全な技術を選択する
  • B) PoCを実施して技術的な不確実性を早期に検証する
  • C) 外部ベンダーにリスクのある部分を委託する
  • D) バッファを設けてリスク発生時に対応する
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

PoCで技術リスクを早期検証するのは「軽減」の典型例です。リスクの発生確率や影響を下げる行動です。Aは「回避」(リスクの原因を排除)、Cは「転嫁」(リスクを他者に移す)、Dは「受容」(バッファで吸収)に該当します。

</details>

Q4. ステークホルダーマッピングで「密に管理」すべき対象はどれですか?

  • A) 影響力が低く、関心度も低いステークホルダー
  • B) 影響力が高く、関心度も高いステークホルダー
  • C) 影響力が低く、関心度が高いステークホルダー
  • D) 影響力が高く、関心度が低いステークホルダー
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

影響力が高く関心度も高いステークホルダー(例: PO、CTO)は「密に管理」すべき対象です。定期的に詳細な報告を行い、意思決定に参加してもらいます。影響力が高く関心が低い場合は「満足を維持」、関心が高く影響が低い場合は「情報提供」が適切です。

</details>

Q5. スコープ変更依頼に対して最も適切な対応はどれですか?

  • A) 「わかりました」と受け入れる
  • B) 「無理です」と断る
  • C) 影響を分析し、複数の選択肢とトレードオフを提示する
  • D) チームに相談せずに自分で判断する
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: C

スコープ変更依頼に対しては、まず影響を分析し、「リリース延期」「一部機能の削除」「フェーズ分け」などの複数の選択肢を、それぞれのトレードオフと共に提示します。安請け合いも一方的な拒否も適切ではありません。

</details>

Q6. KPTの「T(Try)」を設定する際の最も重要なポイントはどれですか?

  • A) できるだけ多くのTryを設定する
  • B) 抽象的な目標を設定する
  • C) 具体的なアクションにし、3つまでに絞り、担当者を決める
  • D) Tryは次回の振り返りまで秘密にする
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: C

Tryは具体的なアクション(誰が・何を・いつまでに)にし、3つまでに絞ることが重要です。多すぎると全て中途半端になり、抽象的だと実行されません。担当者と期限を明確にし、次の振り返りで実施状況を確認します。

</details>

Q7. ポストモーテム(事後分析)の最も重要な原則はどれですか?

  • A) 責任者を特定して処罰する
  • B) 非難なしで根本原因を分析し、再発防止策を策定する
  • C) 問題を起こした人にだけ参加を求める
  • D) できるだけ早く忘れて次に進む
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

ポストモーテムの最も重要な原則は「非難なし(blameless)」です。個人を責めるのではなく、システムやプロセスの問題として根本原因を分析し、再発防止策を策定します。これにより、チームメンバーが安心して問題を報告でき、組織として学ぶことができます。

</details>

結果

6問以上正解の場合

合格です。おめでとうございます。

Step 5「困難なプロジェクトを完遂しよう」を完了しました。 次は最終ステップ Step 6「信頼されるメンバーになろう」に進みましょう。

5問以下の場合

もう少し復習しましょう。

問題復習セクション
Q1step5_1 プロジェクト計画の立て方
Q2step5_1 プロジェクト計画の立て方(クリティカルパス)
Q3step5_2 リスク管理と障害対応
Q4step5_3 ステークホルダー管理
Q5step5_3 ステークホルダー管理(変更管理)
Q6step5_4 振り返りとKPT
Q7step5_2 リスク管理と障害対応(ポストモーテム)

まとめ

ポイント内容
プロジェクト計画SMARTゴール、スコープ、WBS、マイルストーン
リスク管理回避/軽減/転嫁/受容の4戦略
ステークホルダーマッピング、期待値管理、変更管理
振り返りKPTで具体的なTryを設定し、追跡する

チェックリスト

  • 全問の解説を読んで理解した
  • 間違えた問題の該当セクションを復習した

次のステップへ

Step 6: 信頼されるメンバーになろう(2時間)

全てのスキルを統合する最終ステップです。総合演習と卒業クイズに挑戦しましょう。


推定所要時間: 30分