理解度チェック:マルチクラウドの視野を広げよう
クイズの説明
Step 5 で学んだマルチクラウドに関する理解度をチェックします。
- 全6問
- 合格ライン: 80%(5問正解)
問題
Q1. マルチクラウドを採用する最大のメリットはどれですか?
- A) 全てのクラウドの最安値を利用できる
- B) ベンダーロックインの回避とリスク分散
- C) 管理が単純になる
- D) 自動的にマルチリージョンになる
正解: B
マルチクラウドの最大のメリットは、特定のクラウドプロバイダへの依存を減らし(ベンダーロックイン回避)、1つのプロバイダの障害時にも事業を継続できる(リスク分散)ことです。管理はむしろ複雑になりますし、自動的にコスト最適化やマルチリージョンになるわけではありません。
</details>Q2. AWS の S3 に対応する GCP の サービスはどれですか?
- A) Persistent Disk
- B) Cloud Storage
- C) Filestore
- D) BigQuery
正解: B
GCP の Cloud Storage は、AWS の S3 に対応するオブジェクトストレージサービスです。Persistent Disk は EBS(ブロックストレージ)に対応し、Filestore は EFS(ファイルストレージ)に対応します。BigQuery はデータウェアハウスサービスです。
</details>Q3. Azure が特に強みを持つ分野はどれですか?
- A) データ分析と AI/ML
- B) エンタープライズと Microsoft 製品統合
- C) コンテナオーケストレーション
- D) サーバーレスコンピューティング
正解: B
Azure は Active Directory(Entra ID)との連携、Office 365 や Teams との統合など、エンタープライズ分野と Microsoft 製品のエコシステムで特に強みを持ちます。データ分析は GCP(BigQuery)が、コンテナは GCP(GKE)がそれぞれ高い評価を得ています。
</details>Q4. クラウド間のポータビリティを高めるために最も効果的な方法はどれですか?
- A) 各クラウドのマネージドサービスを最大限活用する
- B) コンテナ化し、Kubernetes で統一的に管理する
- C) 全てのリソースを手動で管理する
- D) 1つのクラウドのみを使用する
正解: B
コンテナ化(Docker)とKubernetes を使うことで、アプリケーションをクラウドに依存しない形でパッケージングし、AWS EKS / GCP GKE / Azure AKS のいずれでも動作させることができます。マネージドサービスの活用は便利ですが、クラウド固有の依存が生まれるトレードオフがあります。
</details>Q5. 複数のクラウドプロバイダのインフラを統一的に管理できる IaC ツールはどれですか?
- A) AWS CloudFormation
- B) Azure ARM テンプレート
- C) Terraform
- D) GCP Deployment Manager
正解: C
Terraform は HashiCorp が開発した IaC ツールで、AWS、GCP、Azure をはじめとする複数のクラウドプロバイダに対応しています。CloudFormation は AWS のみ、ARM テンプレートは Azure のみ、Deployment Manager は GCP のみに対応するクラウドネイティブの IaC ツールです。
</details>Q6. GCP のサービスで、ペタバイト規模のデータをサーバーレスで分析できるデータウェアハウスはどれですか?
- A) Cloud SQL
- B) Cloud Spanner
- C) Firestore
- D) BigQuery
正解: D
BigQuery は GCP の代表的なサービスの一つで、サーバーレスのデータウェアハウスです。ペタバイト規模のデータを標準 SQL で数秒〜数分で分析でき、インフラ管理が不要です。Cloud SQL は RDS 相当のマネージド RDB、Cloud Spanner はグローバル分散 RDB、Firestore は NoSQL データベースです。
</details>結果
5問以上正解の場合
合格です。おめでとうございます。
Step 5「マルチクラウドの視野を広げよう」を完了しました。 次は最終ステップ Step 6「クラウドアーキテクチャを完成させよう」に進みましょう。
4問以下の場合
もう少し復習しましょう。
| 問題 | 復習セクション |
|---|---|
| Q1 | step5_1 マルチクラウドの意義 |
| Q2, Q6 | step5_2 GCPの主要サービス |
| Q3 | step5_3 Azureの主要サービス |
| Q2, Q3 | step5_4 クラウドサービス比較 |
| Q4, Q5 | step5_5 マルチクラウド戦略 |
推定所要時間: 20分