QUIZ 15分

チェックポイント:IAMでセキュリティを固めよう

クイズの説明

Step 3 で学んだ IAM セキュリティに関する理解度をチェックします。

  • 全6問
  • 合格ライン: 80%(5問正解)

問題

Q1. IAM ポリシーにおいて、Allow と Deny の両方がマッチした場合の評価結果はどうなりますか?

  • A) Allow が優先される
  • B) Deny が優先される
  • C) 最後に定義されたルールが優先される
  • D) エラーになる
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

IAM ポリシーの評価では、明示的な Deny は常に Allow より優先されます。これにより、広範な Allow を付与した上で、特定の危険な操作だけを Deny で禁止するという防御的な設計が可能になります。

</details>

Q2. EC2 インスタンス上のアプリケーションが S3 にアクセスする際の推奨される方法はどれですか?

  • A) アクセスキーをソースコードに埋め込む
  • B) アクセスキーを環境変数に設定する
  • C) IAM ロールを EC2 にアタッチする
  • D) ルートユーザーのアクセスキーを使用する
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: C

IAM ロールを EC2 にアタッチすることで、一時的な認証情報が自動的に付与・ローテーションされます。アクセスキーの漏洩リスクがなく、最も安全な方法です。アクセスキーのソースコードへの埋め込みやルートユーザーの使用は重大なセキュリティリスクです。

</details>

Q3. IAM ポリシーの Condition で IP アドレスを制限するために使用するキーはどれですか?

  • A) aws:SourceRegion
  • B) aws:SourceIp
  • C) aws:IpAddress
  • D) aws:NetworkOrigin
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

aws:SourceIp は、リクエスト元の IP アドレスを条件として使用するための Condition キーです。特定のオフィスの IP アドレスからのみアクセスを許可するなどの制限に使用します。

</details>

Q4. 権限境界(Permissions Boundary)の説明として正しいものはどれですか?

  • A) IAM ユーザーに付与される最低限の権限を定義する
  • B) IAM ユーザーやロールが持てる権限の上限を定義する
  • C) AWS アカウント全体の権限を制限する
  • D) 特定のリソースへのアクセスを拒否する
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

権限境界は、IAM ユーザーやロールが持つことができる権限の「上限」を定義するものです。実際に有効な権限は、付与されたポリシーと権限境界の「交差部分」(両方で Allow されている範囲)になります。これにより、委任された管理者がユーザーに過剰な権限を付与することを防止できます。

</details>

Q5. アクセスキーのローテーション手順として正しい順序はどれですか?

  • A) 古いキーを削除 → 新しいキーを作成 → アプリを更新
  • B) 新しいキーを作成 → アプリを更新 → 古いキーを無効化 → 古いキーを削除
  • C) アプリを停止 → キーを変更 → アプリを再起動
  • D) 新しいキーを作成 → 古いキーを即座に削除
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

正しいローテーション手順は、(1) 新しいキーを作成、(2) アプリケーションを新しいキーに更新、(3) 古いキーを無効化して問題がないか確認、(4) 確認後に古いキーを削除です。古いキーを先に削除するとアプリケーションが動かなくなるリスクがあります。

</details>

Q6. MFA を有効にしていない IAM ユーザーの操作を制限するポリシーで使用する Condition キーはどれですか?

  • A) aws:MFAEnabled
  • B) aws:MultiFactorAuthPresent
  • C) aws:RequireMFA
  • D) aws:AuthenticationType
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

aws:MultiFactorAuthPresent は、リクエストが MFA で認証されているかどうかを示す Condition キーです。"BoolIfExists": {"aws:MultiFactorAuthPresent": "false"} の条件で、MFA 未認証のリクエストを Deny するポリシーを作成できます。

</details>

結果

5問以上正解の場合

合格です。おめでとうございます。

Step 3「IAMでセキュリティを固めよう」を完了しました。 次は Step 4「VPCネットワークを設計しよう」に進みましょう。

4問以下の場合

もう少し復習しましょう。

問題復習セクション
Q1step3_2 ポリシーとロール
Q2step3_1 IAMの基本概念
Q3, Q4step3_3 最小権限の原則を実践
Q5, Q6step3_4 MFAとアクセスキー管理

推定所要時間: 15分