QUIZ 15分

理解度チェック:AWSの基本サービスを理解しよう

クイズの説明

Step 1 で学んだ内容の理解度をチェックします。

  • 全8問
  • 合格ライン: 80%(7問正解)
  • 不合格の場合は復習してから再挑戦してください

問題

Q1. クラウドの3つのサービスモデルのうち、ユーザーが OS やミドルウェアの管理を行わず、アプリケーションコードのみを管理するモデルはどれですか?

  • A) IaaS
  • B) PaaS
  • C) SaaS
  • D) DaaS
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

PaaS(Platform as a Service)では、OS やミドルウェアの管理はクラウドプロバイダが行い、ユーザーはアプリケーションコードの開発・デプロイに集中できます。IaaS は OS 以上をユーザーが管理し、SaaS はソフトウェアそのものが提供されるためコードの管理も不要です。

</details>

Q2. AWS のリージョンとアベイラビリティゾーン(AZ)の関係として正しいものはどれですか?

  • A) 1つの AZ の中に複数のリージョンがある
  • B) 1つのリージョンの中に複数の AZ がある
  • C) リージョンと AZ は同じ意味である
  • D) AZ は仮想的な概念でありデータセンターとは無関係
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

リージョンは地理的に離れたデータセンター群の集合体で、各リージョン内に複数の AZ(独立したデータセンター群)が存在します。例えば、東京リージョン(ap-northeast-1)には AZ-a、AZ-c、AZ-d の3つの AZ があります。各 AZ は物理的に離れた場所にあり、独立した電源・冷却・ネットワークを持っています。

</details>

Q3. EC2 インスタンスタイプ「r5.xlarge」の「r」が意味するものは何ですか?

  • A) リアルタイム処理最適化
  • B) メモリ最適化
  • C) コンピュート最適化
  • D) ストレージ最適化
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

EC2 のインスタンスファミリー「r」はメモリ最適化を意味します。大容量のメモリを必要とするデータベースやインメモリキャッシュなどのワークロードに適しています。「c」がコンピュート最適化、「i」がストレージ最適化、「t」や「m」が汎用です。

</details>

Q4. S3 の耐久性として正しいものはどれですか?

  • A) 99.9%
  • B) 99.99%
  • C) 99.999%
  • D) 99.999999999%(イレブンナイン)
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: D

S3 Standard の耐久性は 99.999999999%(イレブンナイン)です。これは 10,000,000 個のオブジェクトを保存した場合、1万年に1個失われる程度の耐久性を意味します。この高い耐久性は、データが複数の AZ に自動的に複製されることで実現されています。なお、可用性は 99.99% です。

</details>

Q5. S3 のストレージクラスのうち、アクセス頻度が低く長期保管するデータに最も適しているのはどれですか?

  • A) S3 Standard
  • B) S3 Standard-IA
  • C) S3 Glacier Deep Archive
  • D) S3 Intelligent-Tiering
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: C

S3 Glacier Deep Archive は最も低コストのストレージクラスで、年に1回未満しかアクセスしないデータの長期保管に適しています。法令遵守のためのデータ保管などに利用されます。取得には12時間以上かかりますが、保管コストは S3 Standard の約1/10です。

</details>

Q6. RDS のマルチAZ配置に関する説明として正しいものはどれですか?

  • A) 読み取り性能を向上させるための機能である
  • B) プライマリ障害時に自動でフェイルオーバーする
  • C) 手動でフェイルオーバーを実行する必要がある
  • D) 異なるリージョンにレプリカを配置する機能である
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: B

RDS のマルチAZ配置では、プライマリインスタンスに障害が発生した場合、約60秒で自動的にスタンバイインスタンスにフェイルオーバーします。マルチAZ配置は高可用性が目的であり、読み取り性能の向上にはリードレプリカを使用します。クロスリージョンレプリケーションは別の機能です。

</details>

Q7. AWS の共有責任モデルにおいて、ユーザーの責任範囲に含まれるものはどれですか?

  • A) データセンターの物理的セキュリティ
  • B) ハードウェアのメンテナンス
  • C) IAM によるアクセス管理
  • D) 仮想化基盤の管理
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: C

共有責任モデルでは、AWS は「クラウドのセキュリティ」(物理インフラ、ハードウェア、仮想化基盤)を担当し、ユーザーは「クラウドの中のセキュリティ」(IAM、データ暗号化、OS パッチ、ネットワーク設定)を担当します。IAM によるアクセス管理はユーザーの責任範囲です。

</details>

Q8. EC2 の料金モデルのうち、最も大きな割引が期待でき、中断されても問題ないバッチ処理に適しているのはどれですか?

  • A) オンデマンドインスタンス
  • B) リザーブドインスタンス
  • C) スポットインスタンス
  • D) Savings Plans
<details> <summary>解答と解説</summary>

正解: C

スポットインスタンスは、AWS の余剰キャパシティを最大90%割引で利用できる料金モデルです。ただし、AWS がキャパシティを必要とした場合、2分前の通知で中断される可能性があります。そのため、中断されても問題ないバッチ処理や分散処理に適しています。

</details>

結果

7問以上正解の場合

合格です。おめでとうございます。

Step 1「AWSの基本サービスを理解しよう」を完了しました。 次は Step 2「EC2/S3/RDSを構築しよう」に進みましょう。

6問以下の場合

もう少し復習しましょう。

間違えた問題の内容を、該当するセクションで復習してください:

問題復習セクション
Q1step1_1 クラウドコンピューティングとは
Q2step1_2 AWSの全体像とリージョン
Q3, Q8step1_3 コンピューティングサービス(EC2)
Q4, Q5step1_4 ストレージサービス(S3)
Q6step1_5 データベースサービス(RDS)
Q7step1_2 共有責任モデル

Step 1 完了

お疲れさまでした。

学んだこと

  • クラウドコンピューティングの基本概念(IaaS / PaaS / SaaS)
  • AWS の主要サービスカテゴリとリージョン / AZ
  • EC2 のインスタンスタイプと料金モデル
  • S3 のストレージクラスとアクセス制御
  • RDS のマネージドサービスとしての特徴

次のステップ

Step 2: EC2/S3/RDSを構築しよう(5時間)

基本サービスの概要を理解した今、次は実際に手を動かしてリソースを構築します。


推定所要時間: 15分