演習:テンプレート活用実践
ストーリー
「テンプレートの使い方とカスタマイズ方法は学んだね。実際に使ってみよう」
「どんな場面で使うんですか?」
「架空のチーム状況を設定するから、それに合わせてテンプレートを選んで、カスタマイズして、文書を作成してみて」
「やってみます!」
ミッション概要
架空のチーム状況に合わせて、テンプレートを活用した文書作成を行います。
| Part | 内容 | 目安時間 |
|---|---|---|
| Part 1 | 状況に合わせたテンプレートの選択とカスタマイズ | 30分 |
| Part 2 | カスタマイズしたテンプレートで議事録を作成 | 30分 |
| Part 3 | カスタマイズしたテンプレートで週報を作成 | 30分 |
達成条件
- Part 1: チーム状況に合わせてテンプレートをカスタマイズできた
- Part 2: カスタマイズしたテンプレートで議事録を作成できた
- Part 3: カスタマイズしたテンプレートで週報を作成できた
前提:チームの状況
あなたは以下のチームに配属されました。
チーム名: Webアプリ開発チーム
メンバー: 5名(PM1名、エンジニア4名)
開発スタイル: アジャイル(2週間スプリント)
ツール:
- コミュニケーション: Slack
- タスク管理: Jira
- 会議: Zoom(基本リモート)
- ドキュメント: GitHub Wiki
チームの特徴:
- 毎日15分の朝会がある
- 週1回の定例ミーティング(1時間)
- 週末に週報を提出
- KPT(振り返り)を重視している
Part 1: テンプレートの選択とカスタマイズ(30分)
タスク 1-1: 議事録テンプレートをカスタマイズ
上記のチーム状況に合わせて、議事録テンプレートをカスタマイズしてください。
考慮するポイント:
- リモート会議が基本
- Jiraでタスク管理している
- Slackでコミュニケーション
ベースのテンプレート:
markdown
# 議事録
## 基本情報
| 日時 | |
| 場所 | |
| 参加者 | |
## 議題
1.
## 議論内容
## 決定事項
## アクションアイテム
| 担当 | 内容 | 期限 |
|------|------|------|
## 次回予定markdown
# [会議名] 議事録
## 基本情報
| 項目 | 内容 |
|------|------|
| 日時 | YYYY-MM-DD HH:MM - HH:MM |
| 形式 | Zoom(リモート) |
| 参加者 | @name1, @name2, ... |
| 記録者 | @name |
| Slack | #dev-team |
| 録画 | [リンク](※録画した場合) |
## アジェンダ
1.
2.
3.
## 議論内容
### 1. [議題1]
-
### 2. [議題2]
-
## 決定事項
- [ ]
## アクションアイテム
| 担当 | 内容 | Jiraチケット | 期限 |
|------|------|-------------|------|
| @name | | PROJ-XXX | MM/DD |
## 次回予定
- 日時: YYYY-MM-DD HH:MM
- 議題:
---
*この議事録は #dev-team に共有済み*カスタマイズのポイント:
- 「場所」→「形式(Zoom)」に変更
- Slackチャンネルを追加
- 参加者を@メンション形式に
- アクションアイテムにJiraチケット欄を追加
- Slack共有済みの記載を追加
タスク 1-2: 週報テンプレートをカスタマイズ
チーム状況に合わせて、週報テンプレートをカスタマイズしてください。
考慮するポイント:
- 2週間スプリントで開発
- KPTを重視
- Jiraでタスク管理
ベースのテンプレート:
markdown
# 週報
## 今週の成果
## 来週の予定
## 課題markdown
# 週報: YYYY/MM/DD週
## スプリント情報
- スプリント: Sprint XX(X週目/2週)
- ゴール: [スプリントゴール]
## 今週の成果
### 完了したタスク
| Jiraチケット | タスク名 | ストーリーポイント |
|-------------|---------|------------------|
| PROJ-XXX | | |
### 進行中のタスク
| Jiraチケット | タスク名 | 進捗 | 残りの作業 |
|-------------|---------|------|-----------|
| PROJ-XXX | | XX% | |
## 来週の予定
| 優先度 | タスク | 見積もり |
|--------|--------|---------|
| 高 | | |
| 中 | | |
## 課題・リスク
| 課題 | 影響 | 対応状況 |
|------|------|---------|
| | | |
## KPT
### Keep(続けたいこと)
-
### Problem(問題点)
-
### Try(次に試したいこと)
-
## 所感
-
---
*提出先: #dev-team-weekly*カスタマイズのポイント:
- スプリント情報のセクションを追加
- Jiraチケットと連携
- ストーリーポイントの記載
- KPTセクションを追加
- 提出先のSlackチャンネルを記載
Part 2: 議事録を作成する(30分)
シナリオ
以下の会議内容をもとに、Part 1でカスタマイズしたテンプレートを使って議事録を作成 してください。
会議: Sprint 5 プランニング
日時: 2025年4月7日 10:00-11:00
参加者: 山田PM、田中、佐藤、鈴木、あなた
形式: Zoom
議題:
1. Sprint 4の振り返り
2. Sprint 5のゴール設定
3. タスクの見積もりと担当決め
議論内容:
[Sprint 4の振り返り]
田中: 「ログイン機能は完了しました」
佐藤: 「ダッシュボードは8割完了、残りは次スプリントに持ち越しです」
山田PM: 「ベロシティは予定の80%でした。見積もりを見直しましょう」
[Sprint 5のゴール]
山田PM: 「Sprint 5のゴールは『ユーザー管理機能の完成』にしましょう」
全員: 了承
[タスク担当]
山田PM: 「以下のタスクを割り振ります」
- PROJ-101 ユーザー一覧画面: 田中(3ポイント)
- PROJ-102 ユーザー詳細画面: 佐藤(2ポイント)
- PROJ-103 ユーザー編集機能: 鈴木(3ポイント)
- PROJ-104 テスト作成: あなた(2ポイント)
山田PM: 「次回は4月14日の朝会後にしましょう」
タスク 2-1: 議事録を作成
カスタマイズしたテンプレートを使って、上記シナリオの議事録を作成してください。
<details> <summary>解答例</summary>markdown
# Sprint 5 プランニング 議事録
## 基本情報
| 項目 | 内容 |
|------|------|
| 日時 | 2025-04-07 10:00 - 11:00 |
| 形式 | Zoom(リモート) |
| 参加者 | @山田PM, @田中, @佐藤, @鈴木, @私 |
| 記録者 | @私 |
| Slack | #dev-team |
## アジェンダ
1. Sprint 4の振り返り
2. Sprint 5のゴール設定
3. タスクの見積もりと担当決め
## 議論内容
### 1. Sprint 4の振り返り
- @田中: ログイン機能は完了
- @佐藤: ダッシュボードは8割完了、残りは次スプリントに持ち越し
- @山田PM: ベロシティは予定の80%。見積もりの見直しが必要
### 2. Sprint 5のゴール設定
- @山田PM: 「ユーザー管理機能の完成」をゴールに提案
- 全員了承
### 3. タスクの見積もりと担当決め
タスク割り振りを決定(詳細は下記アクションアイテム参照)
## 決定事項
- [x] Sprint 5のゴール: **ユーザー管理機能の完成**
- [x] 各メンバーの担当タスクを決定
- [x] 合計ストーリーポイント: **10ポイント**
## アクションアイテム
| 担当 | 内容 | Jiraチケット | 期限 |
|------|------|-------------|------|
| @田中 | ユーザー一覧画面の実装 | PROJ-101 | 04/18 |
| @佐藤 | ユーザー詳細画面の実装 | PROJ-102 | 04/18 |
| @鈴木 | ユーザー編集機能の実装 | PROJ-103 | 04/18 |
| @私 | テストの作成 | PROJ-104 | 04/18 |
## 次回予定
- 日時: 2025-04-14 朝会後
- 議題: Sprint 5 中間レビュー
---
*この議事録は #dev-team に共有済み*Part 3: 週報を作成する(30分)
シナリオ
以下の状況をもとに、Part 1でカスタマイズしたテンプレートを使って週報を作成してください。
週: 2025年4月14日週(Sprint 5の2週目)
今週やったこと:
- PROJ-104 テスト作成: 完了(2ポイント)
- PROJ-110 バグ修正(ログイン画面のレイアウト崩れ): 完了(1ポイント)
- PROJ-105 APIドキュメント作成: 進行中(60%、残りはAPI仕様の確定待ち)
来週の予定:
- PROJ-105 APIドキュメント完成
- Sprint 6のタスク着手
課題:
- APIの仕様がまだ確定していない。来週火曜までに確定予定。
KPT:
- Keep: テストを書く習慣がついてきた
- Problem: 見積もりが甘く、想定より時間がかかった
- Try: 次回は見積もり時にバッファを10%追加する
所感:
初めて本格的にテストを書いたが、テストを書くことでバグを事前に発見できた。
テストの重要性を実感した。
タスク 3-1: 週報を作成
カスタマイズしたテンプレートを使って、上記シナリオの週報を作成してください。
<details> <summary>解答例</summary>markdown
# 週報: 2025/04/14週
## スプリント情報
- スプリント: Sprint 5(2週目/2週)
- ゴール: ユーザー管理機能の完成
## 今週の成果
### 完了したタスク
| Jiraチケット | タスク名 | ストーリーポイント |
|-------------|---------|------------------|
| PROJ-104 | テスト作成 | 2 |
| PROJ-110 | バグ修正(ログイン画面のレイアウト崩れ) | 1 |
### 進行中のタスク
| Jiraチケット | タスク名 | 進捗 | 残りの作業 |
|-------------|---------|------|-----------|
| PROJ-105 | APIドキュメント作成 | 60% | API仕様の確定待ち |
## 来週の予定
| 優先度 | タスク | 見積もり |
|--------|--------|---------|
| 高 | PROJ-105 APIドキュメント完成 | 1日 |
| 中 | Sprint 6のタスク着手 | - |
## 課題・リスク
| 課題 | 影響 | 対応状況 |
|------|------|---------|
| APIの仕様が未確定 | PROJ-105の完了が遅れる可能性 | 来週火曜日までに確定予定 |
## KPT
### Keep(続けたいこと)
- テストを書く習慣がついてきた
### Problem(問題点)
- 見積もりが甘く、想定より時間がかかった
### Try(次に試したいこと)
- 次回は見積もり時にバッファを10%追加する
## 所感
初めて本格的にテストを書いたが、テストを書くことでバグを事前に発見できた。
テストの重要性を実感した。Sprint 6ではさらにテストカバレッジを上げていきたい。
---
*提出先: #dev-team-weekly*達成度チェック
以下を確認してください:
- Part 1: チーム状況に合わせてテンプレートをカスタマイズできた
- Part 2: カスタマイズしたテンプレートで議事録を作成できた
- Part 3: カスタマイズしたテンプレートで週報を作成できた
まとめ
この演習で実践したこと:
| Part | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| Part 1 | テンプレートのカスタマイズ | チーム状況に合わせた項目の追加・変更 |
| Part 2 | 議事録の作成 | Jira連携、Slack共有を意識 |
| Part 3 | 週報の作成 | スプリント情報、KPTの記載 |
重要なポイント
- チーム状況に合わせる - ツールや文化を反映
- 他のツールと連携 - Jira、Slackとの連携を記載
- 継続的に改善 - 使いながらテンプレートを育てる
次のステップへ
テンプレート活用の演習は完了しました。
次のセクションでは、Step 5の理解度を確認するチェックポイントに挑戦します。
推定所要時間: 90分