EXERCISE 90分

演習:テンプレート活用実践

ストーリー

「テンプレートの使い方とカスタマイズ方法は学んだね。実際に使ってみよう」

「どんな場面で使うんですか?」

「架空のチーム状況を設定するから、それに合わせてテンプレートを選んで、カスタマイズして、文書を作成してみて」

「やってみます!」


ミッション概要

架空のチーム状況に合わせて、テンプレートを活用した文書作成を行います。

Part内容目安時間
Part 1状況に合わせたテンプレートの選択とカスタマイズ30分
Part 2カスタマイズしたテンプレートで議事録を作成30分
Part 3カスタマイズしたテンプレートで週報を作成30分

達成条件

  • Part 1: チーム状況に合わせてテンプレートをカスタマイズできた
  • Part 2: カスタマイズしたテンプレートで議事録を作成できた
  • Part 3: カスタマイズしたテンプレートで週報を作成できた

前提:チームの状況

あなたは以下のチームに配属されました。

チーム名: Webアプリ開発チーム
メンバー: 5名(PM1名、エンジニア4名)
開発スタイル: アジャイル(2週間スプリント)
ツール:
  - コミュニケーション: Slack
  - タスク管理: Jira
  - 会議: Zoom(基本リモート)
  - ドキュメント: GitHub Wiki

チームの特徴:
- 毎日15分の朝会がある
- 週1回の定例ミーティング(1時間)
- 週末に週報を提出
- KPT(振り返り)を重視している

Part 1: テンプレートの選択とカスタマイズ(30分)

タスク 1-1: 議事録テンプレートをカスタマイズ

上記のチーム状況に合わせて、議事録テンプレートをカスタマイズしてください。

考慮するポイント:

  • リモート会議が基本
  • Jiraでタスク管理している
  • Slackでコミュニケーション

ベースのテンプレート:

markdown
# 議事録

## 基本情報
| 日時 | |
| 場所 | |
| 参加者 | |

## 議題
1.

## 議論内容

## 決定事項

## アクションアイテム
| 担当 | 内容 | 期限 |
|------|------|------|

## 次回予定
<details> <summary>解答例</summary>
markdown
# [会議名] 議事録

## 基本情報

| 項目 | 内容 |
|------|------|
| 日時 | YYYY-MM-DD HH:MM - HH:MM |
| 形式 | Zoom(リモート) |
| 参加者 | @name1, @name2, ... |
| 記録者 | @name |
| Slack | #dev-team |
| 録画 | [リンク](※録画した場合) |

## アジェンダ

1.
2.
3.

## 議論内容

### 1. [議題1]

-

### 2. [議題2]

-

## 決定事項

- [ ]

## アクションアイテム

| 担当 | 内容 | Jiraチケット | 期限 |
|------|------|-------------|------|
| @name | | PROJ-XXX | MM/DD |

## 次回予定

- 日時: YYYY-MM-DD HH:MM
- 議題:

---
*この議事録は #dev-team に共有済み*

カスタマイズのポイント:

  • 「場所」→「形式(Zoom)」に変更
  • Slackチャンネルを追加
  • 参加者を@メンション形式に
  • アクションアイテムにJiraチケット欄を追加
  • Slack共有済みの記載を追加
</details>

タスク 1-2: 週報テンプレートをカスタマイズ

チーム状況に合わせて、週報テンプレートをカスタマイズしてください。

考慮するポイント:

  • 2週間スプリントで開発
  • KPTを重視
  • Jiraでタスク管理

ベースのテンプレート:

markdown
# 週報

## 今週の成果

## 来週の予定

## 課題
<details> <summary>解答例</summary>
markdown
# 週報: YYYY/MM/DD週

## スプリント情報

- スプリント: Sprint XX(X週目/2週)
- ゴール: [スプリントゴール]

## 今週の成果

### 完了したタスク

| Jiraチケット | タスク名 | ストーリーポイント |
|-------------|---------|------------------|
| PROJ-XXX | | |

### 進行中のタスク

| Jiraチケット | タスク名 | 進捗 | 残りの作業 |
|-------------|---------|------|-----------|
| PROJ-XXX | | XX% | |

## 来週の予定

| 優先度 | タスク | 見積もり |
|--------|--------|---------|
| 高 | | |
| 中 | | |

## 課題・リスク

| 課題 | 影響 | 対応状況 |
|------|------|---------|
| | | |

## KPT

### Keep(続けたいこと)
-

### Problem(問題点)
-

### Try(次に試したいこと)
-

## 所感

-

---
*提出先: #dev-team-weekly*

カスタマイズのポイント:

  • スプリント情報のセクションを追加
  • Jiraチケットと連携
  • ストーリーポイントの記載
  • KPTセクションを追加
  • 提出先のSlackチャンネルを記載
</details>

Part 2: 議事録を作成する(30分)

シナリオ

以下の会議内容をもとに、Part 1でカスタマイズしたテンプレートを使って議事録を作成してください。

会議: Sprint 5 プランニング
日時: 2025年4月7日 10:00-11:00
参加者: 山田PM、田中、佐藤、鈴木、あなた
形式: Zoom

議題:
1. Sprint 4の振り返り
2. Sprint 5のゴール設定
3. タスクの見積もりと担当決め

議論内容:

[Sprint 4の振り返り]
田中: 「ログイン機能は完了しました」
佐藤: 「ダッシュボードは8割完了、残りは次スプリントに持ち越しです」
山田PM: 「ベロシティは予定の80%でした。見積もりを見直しましょう」

[Sprint 5のゴール]
山田PM: 「Sprint 5のゴールは『ユーザー管理機能の完成』にしましょう」
全員: 了承

[タスク担当]
山田PM: 「以下のタスクを割り振ります」
- PROJ-101 ユーザー一覧画面: 田中(3ポイント)
- PROJ-102 ユーザー詳細画面: 佐藤(2ポイント)
- PROJ-103 ユーザー編集機能: 鈴木(3ポイント)
- PROJ-104 テスト作成: あなた(2ポイント)

山田PM: 「次回は4月14日の朝会後にしましょう」

タスク 2-1: 議事録を作成

カスタマイズしたテンプレートを使って、上記シナリオの議事録を作成してください。

<details> <summary>解答例</summary>
markdown
# Sprint 5 プランニング 議事録

## 基本情報

| 項目 | 内容 |
|------|------|
| 日時 | 2025-04-07 10:00 - 11:00 |
| 形式 | Zoom(リモート) |
| 参加者 | @山田PM, @田中, @佐藤, @鈴木, @私 |
| 記録者 | @私 |
| Slack | #dev-team |

## アジェンダ

1. Sprint 4の振り返り
2. Sprint 5のゴール設定
3. タスクの見積もりと担当決め

## 議論内容

### 1. Sprint 4の振り返り

- @田中: ログイン機能は完了
- @佐藤: ダッシュボードは8割完了、残りは次スプリントに持ち越し
- @山田PM: ベロシティは予定の80%。見積もりの見直しが必要

### 2. Sprint 5のゴール設定

- @山田PM: 「ユーザー管理機能の完成」をゴールに提案
- 全員了承

### 3. タスクの見積もりと担当決め

タスク割り振りを決定(詳細は下記アクションアイテム参照)

## 決定事項

- [x] Sprint 5のゴール: **ユーザー管理機能の完成**
- [x] 各メンバーの担当タスクを決定
- [x] 合計ストーリーポイント: **10ポイント**

## アクションアイテム

| 担当 | 内容 | Jiraチケット | 期限 |
|------|------|-------------|------|
| @田中 | ユーザー一覧画面の実装 | PROJ-101 | 04/18 |
| @佐藤 | ユーザー詳細画面の実装 | PROJ-102 | 04/18 |
| @鈴木 | ユーザー編集機能の実装 | PROJ-103 | 04/18 |
| @私 | テストの作成 | PROJ-104 | 04/18 |

## 次回予定

- 日時: 2025-04-14 朝会後
- 議題: Sprint 5 中間レビュー

---
*この議事録は #dev-team に共有済み*
</details>

Part 3: 週報を作成する(30分)

シナリオ

以下の状況をもとに、Part 1でカスタマイズしたテンプレートを使って週報を作成してください。

週: 2025年4月14日週(Sprint 5の2週目)

今週やったこと:
- PROJ-104 テスト作成: 完了(2ポイント)
- PROJ-110 バグ修正(ログイン画面のレイアウト崩れ): 完了(1ポイント)
- PROJ-105 APIドキュメント作成: 進行中(60%、残りはAPI仕様の確定待ち)

来週の予定:
- PROJ-105 APIドキュメント完成
- Sprint 6のタスク着手

課題:
- APIの仕様がまだ確定していない。来週火曜までに確定予定。

KPT:
- Keep: テストを書く習慣がついてきた
- Problem: 見積もりが甘く、想定より時間がかかった
- Try: 次回は見積もり時にバッファを10%追加する

所感:
初めて本格的にテストを書いたが、テストを書くことでバグを事前に発見できた。
テストの重要性を実感した。

タスク 3-1: 週報を作成

カスタマイズしたテンプレートを使って、上記シナリオの週報を作成してください。

<details> <summary>解答例</summary>
markdown
# 週報: 2025/04/14週

## スプリント情報

- スプリント: Sprint 5(2週目/2週)
- ゴール: ユーザー管理機能の完成

## 今週の成果

### 完了したタスク

| Jiraチケット | タスク名 | ストーリーポイント |
|-------------|---------|------------------|
| PROJ-104 | テスト作成 | 2 |
| PROJ-110 | バグ修正(ログイン画面のレイアウト崩れ) | 1 |

### 進行中のタスク

| Jiraチケット | タスク名 | 進捗 | 残りの作業 |
|-------------|---------|------|-----------|
| PROJ-105 | APIドキュメント作成 | 60% | API仕様の確定待ち |

## 来週の予定

| 優先度 | タスク | 見積もり |
|--------|--------|---------|
| 高 | PROJ-105 APIドキュメント完成 | 1日 |
| 中 | Sprint 6のタスク着手 | - |

## 課題・リスク

| 課題 | 影響 | 対応状況 |
|------|------|---------|
| APIの仕様が未確定 | PROJ-105の完了が遅れる可能性 | 来週火曜日までに確定予定 |

## KPT

### Keep(続けたいこと)
- テストを書く習慣がついてきた

### Problem(問題点)
- 見積もりが甘く、想定より時間がかかった

### Try(次に試したいこと)
- 次回は見積もり時にバッファを10%追加する

## 所感

初めて本格的にテストを書いたが、テストを書くことでバグを事前に発見できた。
テストの重要性を実感した。Sprint 6ではさらにテストカバレッジを上げていきたい。

---
*提出先: #dev-team-weekly*
</details>

達成度チェック

以下を確認してください:

  • Part 1: チーム状況に合わせてテンプレートをカスタマイズできた
  • Part 2: カスタマイズしたテンプレートで議事録を作成できた
  • Part 3: カスタマイズしたテンプレートで週報を作成できた

まとめ

この演習で実践したこと:

Part内容ポイント
Part 1テンプレートのカスタマイズチーム状況に合わせた項目の追加・変更
Part 2議事録の作成Jira連携、Slack共有を意識
Part 3週報の作成スプリント情報、KPTの記載

重要なポイント

  1. チーム状況に合わせる - ツールや文化を反映
  2. 他のツールと連携 - Jira、Slackとの連携を記載
  3. 継続的に改善 - 使いながらテンプレートを育てる

次のステップへ

テンプレート活用の演習は完了しました。

次のセクションでは、Step 5の理解度を確認するチェックポイントに挑戦します。


推定所要時間: 90分