LESSON 30分

作業報告書とは何か

ストーリー

「議事録が書けるようになったね。次は報告書を学ぼう」

「報告書って、毎日書くものですか?」

「日報や週報は定期的に書くよ。 あと、障害が起きたときの報告書もエンジニアには必須のスキルなんだ」


作業報告書とは

作業報告書は、自分が行った作業の内容、結果、次のアクションを記録する文書です。

報告書の3つの要素

1. 何をしたか(作業内容)
   ↓
2. 結果はどうだったか(成果・課題)
   ↓
3. 次に何をするか(計画)

この3つが書ければ、どんな報告書でも作成できます。


なぜ作業報告書を書くのか

理由1: 自分の作業を可視化する

報告書がない場合:
  上司「今週何やってたの?」
  自分「えーと、いろいろ...」
  → 成果が伝わらない

報告書がある場合:
  上司「週報を見たよ。ログイン機能の実装完了したんだね」
  自分「はい、来週はテストに入ります」
  → 成果が明確に伝わる

理由2: 問題を早期に発見する

定期的に報告することで、課題やリスクを早い段階で共有できます。

タイミング発見の早さ対応コスト
日報で報告翌日に発見小さく対処できる
週報で報告1週間以内に発見まだ対処可能
報告しないプロジェクト後半で発覚大きな手戻りが発生

理由3: 自分の成長記録になる

半年後、1年後に振り返ったとき「自分がどれだけ成長したか」が分かります。


IT業界でよく使われる報告書の種類

種類頻度内容
日報毎日今日やったこと、明日やること、課題
週報毎週今週の成果、来週の計画、課題・リスク
月報毎月月間の成果、翌月の計画、振り返り
障害報告書障害発生時発生日時、原因、対応、再発防止策
作業完了報告タスク完了時作業概要、成果物、確認事項

このミッションで学ぶもの

  • 週報: Step 3-2 で学びます
  • 障害報告書: Step 3-3 で学びます

日報は週報の短縮版なので、週報が書ければ日報も書けます。


報告書の基本構造

どの報告書にも共通する基本構造があります。

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# [報告書のタイトル]

## 基本情報
- 報告者: (あなたの名前)
- 対象期間: YYYY-MM-DD 〜 YYYY-MM-DD
- 提出日: YYYY-MM-DD

## 作業内容(何をしたか)
- (やったこと1)
- (やったこと2)

## 成果(結果はどうだったか)
- (完了したタスク)
- (達成した目標)

## 課題・リスク
- (困っていること)
- (今後のリスク)

## 次のアクション(次に何をするか)
- (次にやること1)
- (次にやること2)

良い報告書と悪い報告書

悪い報告書

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今週はいろいろやりました。
来週もがんばります。

問題点:

  • 具体的な内容がない
  • 成果が分からない
  • 次にやることが不明

良い報告書

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## 今週の成果
- ログイン画面のUI実装を完了した(予定通り)
- 単体テスト15件を作成し、全件パスした

## 課題
- API仕様書が未確定のため、バックエンド連携が着手できていない
  → 佐藤さんに4/10までに確定を依頼済み

## 来週の計画
- バックエンドAPI連携の実装(仕様確定後)
- 結合テストの開始

まとめ

ポイント内容
報告書とは作業内容・結果・次のアクションを記録する文書
なぜ必要か作業の可視化、問題の早期発見、成長記録
基本構造何をしたか → 結果 → 次に何をするか
種類日報、週報、月報、障害報告書
  • 作業報告書の目的を理解した
  • 報告書の基本構造を把握した
  • 良い報告書と悪い報告書の違いを理解した

次のステップへ

作業報告書の基本は理解できましたか?

次のセクションでは、最も頻繁に書く「週報」の具体的な書き方を学びます。


推定読了時間: 30分