演習:議事録を作成しよう
ストーリー
「テンプレートもコツも覚えたね。じゃあ実際に書いてみよう」
「いきなり本番の会議ですか?」
「いや、まずは練習。架空の会議シナリオをもとに議事録を作成してみて」
「やってみます!」
ミッション概要
架空の会議シナリオを読み、議事録を作成してください。
達成条件
- テンプレートに沿った構成で書けている
- 基本情報(日時、参加者など)が記入されている
- 決定事項が明確に書かれている
- アクションアイテムに担当者と期限がある
- 箇条書きで読みやすくまとまっている
Part 1: 基本の議事録を書こう
シナリオ
以下の会議の内容をもとに、議事録を作成してください。
会議名: Webアプリ開発 キックオフミーティング
日時: 2025年4月1日 14:00〜15:00
場所: 会議室B
参加者: 山田PM、田中(バックエンド)、佐藤(フロントエンド)、鈴木(デザイン)
--- 会議の流れ ---
山田PM: 「今日はWebアプリ開発プロジェクトのキックオフです。
まず全体のスケジュールを確認しましょう。」
山田PM: 「リリース目標は5月末です。4月中に基本機能を完成させ、
5月はテストとバグ修正に充てます。」
田中: 「バックエンドはNode.jsで実装しようと思います。
データベースはPostgreSQLでいいですか?」
山田PM: 「PostgreSQLで問題ありません。」
佐藤: 「フロントエンドはReactを使います。
UIフレームワークは何を使いましょうか?」
鈴木: 「Material UIがいいと思います。
デザインシステムとの相性が良いです。」
佐藤: 「了解です。Material UIで進めます。」
山田PM: 「では技術スタックは以下で決定とします。
バックエンド: Node.js + PostgreSQL
フロントエンド: React + Material UI」
山田PM: 「次に、来週までのタスクを決めましょう。」
田中: 「データベース設計をやります。」
佐藤: 「画面のワイヤーフレームを作ります。」
鈴木: 「デザインカンプを作成します。」
山田PM: 「来週の金曜日、4月7日までにお願いします。
次回は4月8日の10時に進捗確認しましょう。」
タスク
上記のシナリオから議事録を作成してください。ファイル名は exercise_minutes_1.md としてください。
markdown
# Webアプリ開発 キックオフミーティング 議事録
## 基本情報
| 項目 | 内容 |
|------|------|
| 日時 | 2025-04-01 14:00 - 15:00 |
| 場所 | 会議室B |
| 参加者 | 山田PM、田中、佐藤、鈴木 |
| 記録者 | (あなたの名前) |
## アジェンダ
1. 全体スケジュールの確認
2. 技術スタックの決定
3. 来週までのタスク割り当て
## 議論内容
### 1. 全体スケジュール
- リリース目標は **5月末**
- 4月: 基本機能の実装
- 5月: テストとバグ修正
### 2. 技術スタック
- バックエンド: 田中がNode.jsを提案 → 承認
- データベース: PostgreSQLを使用 → 承認
- フロントエンド: 佐藤がReactを提案
- UIフレームワーク: 鈴木がMaterial UIを推奨(デザインシステムとの相性が良い)→ 採用
### 3. 来週までのタスク
- 各メンバーが来週金曜日までのタスクを報告
## 決定事項
- リリース目標は **5月末** とする
- 技術スタック:
- バックエンド: **Node.js + PostgreSQL**
- フロントエンド: **React + Material UI**
## アクションアイテム
| 担当 | 内容 | 期限 |
|------|------|------|
| 田中 | データベース設計 | 2025-04-07(金) |
| 佐藤 | 画面のワイヤーフレーム作成 | 2025-04-07(金) |
| 鈴木 | デザインカンプの作成 | 2025-04-07(金) |
## 次回予定
- 日時: 2025-04-08(火) 10:00
- 内容: 進捗確認Part 2: 議論が複雑な議事録を書こう
シナリオ
以下の会議の内容をもとに、議事録を作成してください。
会議名: 認証機能の仕様検討会議
日時: 2025年4月8日 10:00〜11:30
場所: Zoom
参加者: 山田PM、田中、佐藤、木村(セキュリティ担当)
--- 会議の流れ ---
山田PM: 「今日は認証機能の仕様を決めたいと思います。」
田中: 「認証方式は3つの選択肢があります。
1. セッションベース認証
2. JWT(JSON Web Token)認証
3. OAuth2.0 + OpenID Connect」
木村: 「セキュリティの観点からはOAuth2.0を推奨します。
ただし、実装の複雑さは一番高いです。」
佐藤: 「フロントエンドの実装を考えると、JWTが一番シンプルです。」
田中: 「JWTはトークンの無効化が難しいというデメリットがあります。」
木村: 「JWTを使う場合はリフレッシュトークンの仕組みが必要です。
その場合、結局OAuth2.0と同程度の複雑さになります。」
山田PM: 「スケジュール的に間に合いますか?」
田中: 「OAuth2.0でもAuth0のようなサービスを使えば
2週間程度で実装できます。」
木村: 「Auth0であればセキュリティ要件も満たせます。」
山田PM: 「では、OAuth2.0 + Auth0で進めましょう。」
佐藤: 「ソーシャルログイン(Google、GitHub)にも対応しますか?」
山田PM: 「初期リリースでは対応しなくてOKです。
将来的に対応できる設計にしておいてください。」
田中: 「了解です。拡張しやすい設計にします。」
山田PM: 「パスワードポリシーはどうしましょうか?」
木村: 「最低8文字、英数字混合、記号1文字以上を推奨します。
ただし、Auth0のデフォルト設定で十分かもしれません。」
山田PM: 「パスワードポリシーはAuth0のデフォルトにして、
必要に応じて変更することにしましょう。
木村さん、Auth0のデフォルト設定を調べてもらえますか?」
木村: 「はい、明後日までに調べて共有します。」
山田PM: 「次回は4月15日の10時に、実装の進捗を確認しましょう。」
タスク
上記のシナリオから議事録を作成してください。特に以下のポイントに注意してください。
- 議論の過程を要約して記録する
- 決定事項と未決定事項を分ける
- ソーシャルログインの「将来対応」もメモする
markdown
# 認証機能の仕様検討会議 議事録
## 基本情報
| 項目 | 内容 |
|------|------|
| 日時 | 2025-04-08 10:00 - 11:30 |
| 場所 | Zoom |
| 参加者 | 山田PM、田中、佐藤、木村 |
| 記録者 | (あなたの名前) |
## アジェンダ
1. 認証方式の選定
2. ソーシャルログイン対応の検討
3. パスワードポリシーの決定
## 議論内容
### 1. 認証方式の選定
3つの選択肢を比較検討した。
| 方式 | メリット | デメリット |
|------|---------|-----------|
| セッションベース | シンプル | スケーラビリティに課題 |
| JWT | フロントエンド実装がシンプル | トークン無効化が困難 |
| OAuth2.0 + Auth0 | セキュリティ要件を満たす | 実装が複雑(ただしAuth0で軽減) |
- 木村: セキュリティ観点でOAuth2.0を推奨
- 佐藤: JWTがシンプルだが、田中の指摘でリフレッシュトークンが必要になる
- 田中: Auth0を使えば2週間で実装可能
- **結論: OAuth2.0 + Auth0 を採用**
### 2. ソーシャルログイン
- 佐藤: Google、GitHubログインへの対応を提案
- 山田PM: 初期リリースでは対応しない。将来対応可能な設計にする
### 3. パスワードポリシー
- 木村: 最低8文字・英数字混合・記号1文字以上を推奨
- 山田PM: Auth0のデフォルト設定をまず確認してから決定
## 決定事項
- 認証方式は **OAuth2.0 + Auth0** を採用する
- ソーシャルログインは初期リリースでは **対応しない**(将来対応可能な設計にする)
- パスワードポリシーは **Auth0のデフォルト設定** をベースとし、必要に応じて変更する
## 未決定事項
| 議題 | 次のアクション |
|------|---------------|
| パスワードポリシーの詳細 | 木村がAuth0のデフォルト設定を調査後に最終決定 |
## アクションアイテム
| 担当 | 内容 | 期限 |
|------|------|------|
| 木村 | Auth0のデフォルトパスワードポリシーを調査・共有 | 2025-04-10(木) |
| 田中 | 認証機能の基本設計(OAuth2.0 + Auth0) | 2025-04-15(火) |
| 佐藤 | フロントエンドの認証フロー設計 | 2025-04-15(火) |
## 次回予定
- 日時: 2025-04-15(火) 10:00
- 内容: 実装の進捗確認Part 3: 自分の会議を想像して議事録を書こう
タスク
以下の条件で、架空の会議を想像して議事録を作成してください。
- 会議名: 自由に設定
- 参加者: 3人以上
- 決定事項: 2つ以上
- アクションアイテム: 3つ以上(担当者・期限付き)
- 未決定事項: 1つ以上
自分の経験や興味のある分野でOKです。例: 文化祭の企画会議、アプリ開発の打ち合わせ、勉強会の準備会議
達成度チェック
以下のチェックリストで自己評価しましょう。
| チェック項目 | Part 1 | Part 2 | Part 3 |
|---|---|---|---|
| テンプレートに沿った構成 | |||
| 基本情報が記入されている | |||
| 決定事項が明確 | |||
| アクションに担当者と期限 | |||
| 箇条書きで読みやすい |
まとめ
この演習で実践したこと:
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Part 1 | 基本的な議事録の作成 |
| Part 2 | 議論が複雑な場合の議事録作成 |
| Part 3 | 自分で場面を想像して議事録を作成 |
重要なポイント
- テンプレートがあれば構成に迷わない
- 決定事項とアクションアイテムが最も重要
- 完璧な文章より、正確な記録を優先
次のステップへ
議事録の作成は実践できましたか?
次のセクションでは、Step 2の理解度をチェックするクイズです。 議事録に関する知識を確認しましょう。
推定所要時間: 90分