EXERCISE 60分

演習:ミーティングシミュレーション

ストーリー

「ミーティングでの発言の仕方、理解できました」

「じゃあ、実際にいくつかのシナリオで練習してみよう」

「はい!いろんな場面で発言を書いてみます」


ミッション概要

5つのミーティングシナリオを読み、それぞれ適切な発言を考えてください。

達成条件

  • 5つのシナリオすべてで発言文を作成した
  • 結論ファースト・簡潔・具体的に書けている
  • 場面に応じた適切なフォーマットを使っている

シナリオ 1: デイリースタンドアップ(順調な日)

状況

月曜日のデイリースタンドアップです。あなたは金曜日から「ユーザー設定画面」の実装を担当しています。

  • 金曜日: HTMLの骨組みを作成(完了)
  • 今日の予定: CSSスタイリングとフォームバリデーション
  • 困りごと: 特になし

タスク: デイリースタンドアップでの発言を書いてください

(ここに発言を書く)
<details> <summary>解答例</summary>
「金曜日はユーザー設定画面のHTMLを完成させました。
今日はCSSスタイリングとフォームバリデーションを実装します。
夕方までに動作確認まで終わらせる予定です。
特に困りごとはありません」

ポイント:

  • 完了したこと、今日やること、困りごとの3点を簡潔に
  • 「夕方までに」と具体的な目標を示している
</details>

シナリオ 2: デイリースタンドアップ(困りごとがある日)

状況

水曜日のデイリースタンドアップです。ユーザー設定画面の実装を進めていますが、問題が発生しました。

  • 昨日: フォームバリデーションを実装中に、APIのエラーレスポンスの形式が仕様書と異なることに気づいた
  • 今日の予定: 引き続きバリデーション実装を進めたいが、APIの仕様を確認しないと進めない
  • 困りごと: APIの仕様について、誰に確認すればいいかわからない

タスク: デイリースタンドアップでの発言を書いてください

(ここに発言を書く)
<details> <summary>解答例</summary>
「昨日はフォームバリデーションを進めていたのですが、
APIのエラーレスポンスが仕様書と異なることに気づき、
進捗は60%で止まっています。

今日は引き続きバリデーション実装を進めたいのですが、
1点困っていることがあります。

APIのエラーレスポンスの仕様について確認したいのですが、
どなたに聞けばよいでしょうか?」

ポイント:

  • 問題を具体的に説明している
  • 進捗率を数字で示している
  • 何が必要か(誰に聞けばいいか)を明確にしている
</details>

シナリオ 3: スプリントレビューでのデモ

状況

スプリントレビューで、あなたが担当した「パスワード変更機能」をデモすることになりました。

機能の概要:

  • ユーザー設定画面から「パスワード変更」ボタンをクリック
  • 現在のパスワード、新しいパスワード、確認用パスワードを入力
  • バリデーション(8文字以上、英数字混在)
  • 変更完了後、成功メッセージを表示

タスク: デモの発言を書いてください

(ここに発言を書く)
<details> <summary>解答例</summary>
「今日はパスワード変更機能をデモします。
この機能は、ユーザーがセキュリティのために
定期的にパスワードを変更できるようにするために実装しました。

では、デモを始めます。

まず、ユーザー設定画面から「パスワード変更」ボタンをクリックします。
すると、このようにパスワード変更フォームが表示されます。

現在のパスワードを入力し、新しいパスワードを入力します。
ここでバリデーションが働いていて、8文字以上、
英数字混在でないとエラーが表示されます。

例えば「abc」と入力すると...このようにエラーメッセージが出ます。

正しく入力して「変更する」ボタンを押すと...
このように「パスワードが変更されました」というメッセージが表示されます。

以上でパスワード変更機能のデモを終わります。
ご質問やフィードバックがあればお願いします」

ポイント:

  • 導入で機能の目的を説明
  • 操作しながら説明
  • 正常系とエラー系の両方をデモ
  • 最後に質問を促している
</details>

シナリオ 4: レトロスペクティブでの発言

状況

スプリントレトロスペクティブです。今回のスプリントを振り返って、以下のことを感じています。

  • 良かったこと: 先輩の山田さんがペアプログラミングで丁寧に教えてくれて、APIの使い方が理解できた
  • 問題: 環境構築でつまずいたとき、ドキュメントが古くて2時間ほどロスした
  • 提案: 環境構築ドキュメントを最新化する、または新人用のセットアップスクリプトを作る

タスク: Keep, Problem, Try それぞれの発言を書いてください

Keep:
(ここに発言を書く)

Problem:
(ここに発言を書く)

Try:
(ここに発言を書く)
<details> <summary>解答例</summary>
Keep:
「山田さんとのペアプログラミングがとても良かったです。
API連携の実装方法を実際のコードを見ながら教えていただいて、
ドキュメントだけでは理解しづらかった部分が腹落ちしました。
引き続きこのような機会があると嬉しいです」

Problem:
「環境構築でつまずいたとき、ドキュメントの内容が
古くなっていて、約2時間ほどロスしてしまいました。
Node.jsのバージョンが異なっていて、
記載通りにやっても動かない状態でした」

Try:
「環境構築ドキュメントを最新化することを提案します。
もしくは、新人向けのセットアップスクリプトがあると、
次に入ってくる人がスムーズに始められると思います。
私も更新作業をお手伝いできます」

ポイント:

  • 具体的な事象を挙げている
  • Problemでは影響(2時間ロス)を伝えている
  • Tryでは自分もお手伝いすると申し出ている
</details>

シナリオ 5: 1on1での相談

状況

上司の佐藤さんとの月1回の1on1です。以下のことを相談したいと思っています。

  • 最近の業務: フロントエンドの実装は慣れてきた。テストコードも書けるようになった
  • 悩み: このままフロントエンドを深めるべきか、バックエンドも学ぶべきか迷っている
  • 希望: 半年後には一人で機能を任されるようになりたい

タスク: 1on1での相談を書いてください

(ここに発言を書く)
<details> <summary>解答例</summary>
「佐藤さん、今日は今後のスキルアップについて相談させてください。

最近の状況ですが、フロントエンドの実装には慣れてきて、
テストコードも一人で書けるようになりました。

ただ、今後の方向性について迷っています。
このままフロントエンドを深めていくべきか、
バックエンドの知識も身につけるべきか、
どちらが良いでしょうか?

半年後には一人で機能を任されるようになりたいと思っています。
そのために、今何を優先して学ぶべきか、
アドバイスをいただけると嬉しいです」

ポイント:

  • 相談したいトピックを最初に伝えている
  • 現状を説明してから悩みを述べている
  • 目標(半年後のなりたい姿)を伝えている
  • 具体的なアドバイスを求めている
</details>

振り返り

5つのシナリオで発言を書いてみて、どうでしたか?

チェックポイント

  • 結論ファーストで書けているか
  • 具体的な情報(数字、事実)が含まれているか
  • 場面に応じたフォーマットを使えているか
  • 相手に何をしてほしいか明確か

まとめ

シナリオ発言のポイント
デイリー(順調)昨日・今日・困りごとの3点セット
デイリー(困りごと)問題を具体的に + 必要なことを明確に
スプリントレビュー導入 → デモ → 質問を促す
レトロスペクティブ具体的な事象 + 影響 + 提案
1on1現状 + 悩み + 目標 + アドバイス依頼

次のステップへ

5つのシナリオでミーティング発言の練習ができました。

次のセクションでは、Step 5の理解度チェックです。


推定所要時間: 60分