LESSON 25分

ミーティングでの発言の仕方

ストーリー

「ミーティングの種類はわかったんですけど、いざ発言となると緊張して...」

「最初はみんなそうだよ。でもコツを知っていれば大丈夫」

「コツがあるんですか?」

「うん。場面ごとのテンプレートを使えば、自信を持って発言できるようになるよ」


発言が難しいと感じる理由

よくある不安

不安実際は...
間違ったことを言ったらどうしよう間違いを恐れる必要はない。訂正すればOK
的外れな発言だったら恥ずかしい新人の質問は歓迎される
話すタイミングがわからない手を挙げるか、チャットで「発言いいですか」と言えばOK
うまくまとまらない結論を先に言えば大丈夫

発言の基本ルール

1. 結論ファースト

× 「えーと、昨日いろいろやって、最初は〇〇をして、
    それから△△をやったんですけど、途中で詰まって...
    結局、まだ完成していません」

○ 「昨日の進捗は70%です。残りは今日午前中に完了予定です」

2. 短く、具体的に

× 「いろいろ問題があります」

○ 「API接続でエラーが出ていて、原因を調査中です」

3. 数字を使う

× 「だいたい終わりました」

○ 「5つのタスクのうち4つが完了しました」

デイリースタンドアップでの発言

テンプレート

「昨日は[やったこと]を完了しました。
今日は[今日やること]を進めます。
[困りごとがあれば/なければ「特に困りごとはありません」]」

良い例

「昨日はお知らせ一覧ページのHTML/CSSを完了しました。
今日はAPI連携を進めて、夕方までに動作確認まで終わらせる予定です。
特に困りごとはありません」
「昨日はログイン機能のテストを進めました。進捗は80%です。
今日は残りのテストを完了させます。
1点困っていることがあります。テストデータの準備で、
山田さんの環境が必要なのですが、ご都合いかがでしょうか」

困りごとの伝え方

■ 何に困っているか
「APIのレスポンス形式が仕様書と異なっていて、処理できません」

■ 何が必要か
「仕様を確認させていただきたいのですが、どなたに聞けばよいでしょうか」

スプリントレビューでの発言

デモをするとき

【導入】
「今日は[機能名]をデモします。
この機能は[目的・背景]のために作りました」

【デモ】
「まず[操作1]をすると...[結果1]となります。
次に[操作2]をすると...[結果2]となります」

【まとめ】
「以上で[機能名]のデモを終わります。
ご質問があればお願いします」

デモの良い例

「今日はお知らせ一覧ページをデモします。
この機能は、社員が最新のお知らせを確認するために作りました。

まず、ダッシュボードからお知らせリンクをクリックすると、
一覧ページが表示されます。
ここでは最新10件が表示されていて、「もっと見る」を押すと
追加で10件読み込まれます。

各お知らせをクリックすると詳細が表示されます。

以上でお知らせ一覧ページのデモを終わります。
ご質問やフィードバックがあればお願いします」

質問を受けたとき

■ 答えられる場合
「ご質問ありがとうございます。[回答]です」

■ わからない場合
「確認して後ほどご連絡します」
「その点は[担当者]に確認が必要です」

レトロスペクティブでの発言

良かったこと(Keep)を伝える

「今回のスプリントで良かったことは[具体的な事象]です。
[その理由や効果]でした」

「毎朝の朝会で進捗が見える化されていたのが良かったです。
自分の作業が全体のどの位置にあるか把握できました」

改善点(Problem)を伝える

「[問題]がありました。
[その影響]という結果になりました」

「レビューの待ち時間が長くなることがありました。
その間、次のタスクに着手していいか判断に迷いました」

提案(Try)を伝える

「[提案内容]を試してみたいです。
[期待される効果]につながると思います」

「レビュー依頼時にSlackで通知する運用を試してみたいです。
レビュー待ち時間の短縮につながると思います」

1on1での発言

相談の切り出し方

「今日は[トピック]についてご相談したいです」
「[状況]という状況で、[悩み]と感じています」

「今日はスキルアップについてご相談したいです。
フロントエンドの基本は理解できてきたのですが、
次に何を学ぶべきか迷っています」

フィードバックを求める

「最近の自分の仕事ぶりについて、
フィードバックをいただけますか?
改善点があれば教えてください」

困りごとを伝える

「1点相談があります。
[状況]について困っています。
[自分の考え]と思っているのですが、どう思われますか?」

オンラインミーティングでの注意点

カメラ・マイク

項目推奨
カメラ基本的にON(チームの方針に従う)
マイク発言時以外はミュート
背景シンプルに(バーチャル背景もOK)

発言の仕方

■ 発言前
「〇〇です。発言してもいいですか?」
または挙手機能を使う

■ 発言後
「以上です」と明確に終わりを示す

リアクション

方法場面
うなずく話を聞いているとき
絵文字リアクション賛成・理解したとき
チャットで「+1」「いいですね」発言を遮りたくないとき

質問するときのフォーマット

基本形

「[トピック]について質問があります。
[質問の背景や文脈]
[具体的な質問]」

「今の説明について質問があります。
『顧客優先で対応する』とのことでしたが、
複数の顧客から同時に依頼が来た場合、
どの基準で優先順位を決めればよいでしょうか?」

質問の前置き

「初歩的な質問かもしれませんが...」
「確認のための質問です...」
「理解を深めるための質問です...」

まとめ

場面ポイント
デイリースタンドアップ昨日・今日・困りごとを簡潔に
スプリントレビュー導入 → デモ → まとめの流れで
レトロスペクティブKeep/Problem/Tryを具体的に
1on1相談したいことを事前に整理
質問背景を説明してから質問

チェックリスト

  • 結論ファーストで話す習慣がついた
  • デイリースタンドアップのテンプレートを覚えた
  • 困りごとを伝える方法を理解した
  • オンラインミーティングのマナーを理解した

次のステップへ

ミーティングでの発言の仕方がわかりました。

次のセクションでは、実際のミーティングシナリオで発言を練習してみましょう。


推定読了時間: 25分