LESSON 15分

なぜコミュニケーションを学ぶのか

ストーリー

チームに配属されて1週間目の月曜日。

「おはようございます!今日から本格的にチームに入ってもらうね」

先輩の田中さんがにこやかに言った。

「えっと...何をすればいいですか?」

「まずはチームで働くための基本を覚えよう。コードを書くことよりも、実はコミュニケーションのほうが大事なんだよ」


エンジニアとコミュニケーション

「エンジニアは黙々とコードを書いている」

そんなイメージを持っていませんか?

実は、エンジニアの仕事時間の 多くはコミュニケーション に使われています。

エンジニアの1日の時間配分(一般的な例)

活動割合内容
コミュニケーション40%ミーティング、チャット、レビュー
コードを書く30%実装、テスト
調査・学習20%ドキュメント読み、技術調査
その他10%環境構築、雑務

コードを書く時間よりも、人と関わる時間のほうが長いのです。


コミュニケーション力がないとどうなるか

シナリオ: コミュニケーションが苦手なAさん

月曜日: タスクの意味がわからないけど、質問するのが怖い
火曜日: 間違った理解のまま作業を進める
水曜日: まだ誰にも確認していない
木曜日: 完成したつもりで報告
金曜日: 「全然違う...最初に聞いてくれればよかったのに」

結果: 1週間分の作業がやり直し

シナリオ: コミュニケーションができるBさん

月曜日: タスクの意味がわからない → すぐ質問
月曜日: 「こういう理解で合ってますか?」→ 認識合わせ完了
火曜日: 途中経過を報告 → 「いい感じ!ここだけ修正して」
水曜日: 完成 → レビューOK
木曜日: 次のタスクへ

結果: 3日で完了し、次のタスクに進めた


なぜ今学ぶのか

新人のうちに身につけるべき理由

  1. 許容される今のうちに練習できる -- 新人の質問や報告の失敗は許される
  2. 早く成長できる -- 適切に質問すれば、学習効率が大幅に上がる
  3. 信頼を積み重ねられる -- こまめな報告が信頼関係を作る
  4. 技術力だけでは評価されない -- どんなに技術があっても伝わらなければ意味がない

業界の声

  • Google: 優秀なチームの共通点は「心理的安全性」(安心して発言できる環境)
  • 多くの採用担当者: 「技術力は入社後に伸ばせるが、コミュニケーション力は基礎がないと難しい」
  • 現場のマネージャー: 「報告がしっかりできる新人は、安心して仕事を任せられる」

このミッションで学ぶこと

このミッションを完了すると、以下ができるようになります:

  • 報告・連絡・相談を使い分けられる
  • 日報を書ける
  • 適切な質問文を組み立てられる
  • 困ったときに相談できる
  • チームミーティングで発言できる

全6ステップ、合計20時間 で、チームの一員として行動するための基本を身につけます。


まとめ

ポイント内容
エンジニアの仕事コードを書く以上にコミュニケーションが重要
コミュニケーション不足のリスク手戻り、信頼低下、成長の遅れ
今学ぶ理由新人のうちに練習し、早く信頼を得る
  • エンジニアにもコミュニケーション力が必須だと理解した
  • 報連相の基本を学ぶ準備ができた

次のステップへ

コミュニケーションの大切さは理解できましたか?

次のセクションでは、日本のビジネスで最も基本的なスキル「報連相(ほうれんそう)」について学びます。 報告・連絡・相談の違いを明確にしましょう。


推定読了時間: 15分