なぜコミュニケーションを学ぶのか
ストーリー
チームに配属されて1週間目の月曜日。
「おはようございます!今日から本格的にチームに入ってもらうね」
先輩の田中さんがにこやかに言った。
「えっと...何をすればいいですか?」
「まずはチームで働くための基本を覚えよう。コードを書くことよりも、実はコミュニケーションのほうが大事なんだよ」
エンジニアとコミュニケーション
「エンジニアは黙々とコードを書いている」
そんなイメージを持っていませんか?
実は、エンジニアの仕事時間の 多くはコミュニケーション に使われています。
エンジニアの1日の時間配分(一般的な例)
| 活動 | 割 合 | 内容 |
|---|---|---|
| コミュニケーション | 40% | ミーティング、チャット、レビュー |
| コードを書く | 30% | 実装、テスト |
| 調査・学習 | 20% | ドキュメント読み、技術調査 |
| その他 | 10% | 環境構築、雑務 |
コードを書く時間よりも、人と関わる時間のほうが長いのです。
コミュニケーション力がないとどうなるか
シナリオ: コミュニケーションが苦手なAさん
月曜日: タスクの意味がわからないけど、質問するのが怖い
火曜日: 間違った理解のまま作業を進める
水曜日: まだ誰にも確認していない
木曜日: 完成したつもりで報告
金曜日: 「全然違う...最初に聞いてくれればよかったのに」
結果: 1週間分の作業がやり直し
シナリオ: コミュニケーションができるBさん
月曜日: タスクの意味がわからない → すぐ質問
月曜日: 「こういう理解で合ってますか?」→ 認識合わせ完了
火曜日: 途中経過を報告 → 「いい感じ!ここだけ修正して」
水曜日: 完成 → レビューOK
木曜日: 次のタスクへ
結果: 3日で完了し、次のタスクに進めた
なぜ今学ぶのか
新人のうちに身につけるべき理由
- 許容される今のうちに練習できる -- 新人の質問や報告の失敗は許される
- 早く成長できる -- 適切に質問すれば、学習効率が大幅に上がる
- 信頼を積み重ねられる -- こまめな報告が信頼関係を作る
- 技術力だけでは評価されない -- どんなに技術があっても伝わらなければ意味がない
業界の声
- Google: 優秀なチームの共通点は「心理的安全性」(安心して発言できる環境)
- 多くの採用担当者: 「技術力は入社後に伸ばせるが、コミュニケーション力は基礎がないと難しい」
- 現場のマネージャー: 「報告がしっかりできる新人は、安心して仕事を任せられる」
このミッションで学ぶこと
このミッションを完了すると、以下ができるようになります:
- 報告・連絡・相談を使い分けられる
- 日報を書ける
- 適切な質問文を組み立てられる
- 困ったときに相談できる
- チームミーティングで発言できる
全6ステップ、合計20時間 で、チームの一員として行動するための基本を身につけます。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| エンジニアの仕事 | コードを書く以上にコミュニケーションが重要 |
| コミュニケーション不足のリスク | 手戻り、信頼低下、成長の遅れ |
| 今学ぶ理由 | 新人のうちに練習し、早く信頼を得る |
- エンジニアにもコミュニケーション力が必須だと理解した
- 報連相の基本を学ぶ準備ができた
次のステップへ
コミュニケーションの大切さは理解できましたか?
次のセクションでは、日本のビジネスで最も基本的なスキル「報連相(ほうれんそう)」について学びます。 報告・連絡・相談の違いを明確にしましょう。
推定読了時間: 15分