LESSON 25分

タグの仕組みを理解しよう

ストーリー

先輩「HTMLの基本構造は分かったね。次はタグの仕組みを詳しく見ていこう」

タグって <h1> とか <p> のことですよね?

先輩「そう。HTMLはすべてタグで成り立っているんだ。タグのルールをしっかり覚えよう」


タグとは

タグは、テキストに 意味や役割 を与えるためのしるしです。

html
<p>これは段落です。</p>
  • <p>開始タグ(ここから段落が始まる)
  • </p>終了タグ(ここで段落が終わる)
  • 間のテキストが コンテンツ

開始タグと終了タグ

ほとんどのタグは 開始タグと終了タグのペア で使います。

html
<タグ名>コンテンツ</タグ名>

html
<h1>見出し</h1>
<p>段落のテキスト</p>
<strong>太字のテキスト</strong>
<em>斜体のテキスト</em>
開始タグ終了タグ役割
<h1></h1>見出し
<p></p>段落
<strong></strong>重要なテキスト(太字)
<em></em>強調テキスト(斜体)

先輩「終了タグには必ず / が付くよ。これを忘れるとバグの原因になる」


自己閉じタグ(空要素)

一部のタグは、コンテンツを持たず 単体で使います

html
<br>
<hr>
<img src="photo.jpg" alt="写真">
<input type="text">
タグ役割
<br>改行
<hr>水平線
<img>画像
<input>入力フォーム

これらは終了タグが不要です。


タグのネスト(入れ子)

タグの中にタグを入れることを ネスト(入れ子) と言います。

正しいネスト

html
<p>これは<strong>重要な</strong>テキストです。</p>

タグは 開いた順番と逆の順番で閉じます

開く順: <p> → <strong>
閉じる順: </strong> → </p>

間違ったネスト

html
<!-- これは間違い! -->
<p>これは<strong>重要な</p>テキストです。</strong>

先輩「ネストは箱の中に箱を入れるイメージ。外側の箱を先に閉じちゃダメだよ」

ネストの視覚化

<p>
  ├── テキスト: "これは"
  ├── <strong>
  │   └── テキスト: "重要な"
  └── テキスト: "テキストです。"

属性(Attributes)

タグに 追加情報 を付けるのが属性です。

html
<タグ名 属性名="属性値">コンテンツ</タグ名>

html
<a href="https://example.com">リンク</a>
<img src="photo.jpg" alt="写真の説明">
<p class="intro">紹介文</p>
タグ属性名属性値役割
<a>hrefURLリンク先の指定
<img>srcファイルパス画像ファイルの指定
<img>altテキスト画像の代替テキスト
<p>classクラス名CSSでのスタイル指定用

属性のルール

  1. 属性は 開始タグの中 に書く
  2. 属性値は ダブルクォート "" で囲む
  3. 複数の属性は スペースで区切る
html
<img src="photo.jpg" alt="写真" width="300" height="200">

インデント(字下げ)

ネストしたタグは インデント(字下げ) して、構造を見やすくします。

見づらいコード

html
<html><head><title>タイトル</title></head><body><h1>見出し</h1><p>段落</p></body></html>

見やすいコード

html
<html>
  <head>
    <title>タイトル</title>
  </head>
  <body>
    <h1>見出し</h1>
    <p>段落</p>
  </body>
</html>

先輩「インデントは半角スペース2つが一般的。見やすさが全然違うでしょ?」


コメント

HTMLにはメモを残すための コメント が書けます。

html
<!-- これはコメントです。画面には表示されません -->
<p>表示されるテキスト</p>

<!-- TODO: あとで画像を追加する -->
  • <!-- で始まり --> で終わる
  • ブラウザには表示されない
  • コードの説明やメモに使う

実践:タグの仕組みを確認しよう

以下のコードを hello.html に書いて、ブラウザで確認してみましょう。

html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>タグの練習</title>
</head>
<body>
  <!-- 見出し -->
  <h1>タグの練習ページ</h1>

  <!-- 段落と装飾 -->
  <p>これは<strong>太字</strong>と<em>斜体</em>の練習です。</p>

  <!-- 水平線 -->
  <hr>

  <!-- リンク -->
  <p><a href="https://example.com">サンプルリンク</a></p>
</body>
</html>

まとめ

ポイント内容
タグの基本開始タグ + コンテンツ + 終了タグ
自己閉じタグ<br>, <hr>, <img> など終了タグ不要
ネストタグの中にタグを入れる(順番に注意)
属性タグに追加情報を与える(属性名="値"
インデントネストに合わせて字下げし、見やすく書く
コメント<!-- --> で画面に表示されないメモを書く

チェックリスト

  • 開始タグと終了タグの違いが分かる
  • 自己閉じタグの例を3つ挙げられる
  • 正しいネスト(入れ子)のルールを理解した
  • 属性の書き方(属性名="値")を理解した
  • インデントを使ってコードを書ける

次のステップへ

タグの仕組みが分かりました。次は、ブラウザに搭載されている「開発者ツール」を使って、実際のWebページのHTMLを覗いてみましょう。


推定読了時間: 25分