LESSON 25分

ストーリー

先輩
HTMLが何か分かったところで、実際のHTMLファイルを見てみよう

HTMLファイルって、どんな構造になっているんですか?

先輩
HTMLにはお決まりの『型』があるんだ。まずはその基本構造を覚えよう

HTMLファイルの基本構造

すべてのHTMLファイルは、以下の基本構造を持っています。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="UTF-8" />
    <title>ページのタイトル</title>
  </head>
  <body>
    ここに表示したい内容を書く
  </body>
</html>

これが HTMLの最小構成 です。どんなWebページでも、この構造がベースになっています。


各パーツの役割

<!DOCTYPE html>

<!DOCTYPE html>
  • 「このファイルはHTML5で書かれています」という宣言
  • 必ず1行目に書く
  • これがないと、ブラウザが正しく表示できないことがある

<html lang="ja">

<html lang="ja">
  ...
</html>
  • HTMLドキュメント全体を囲む ルート要素
  • lang="ja" は「このページは日本語です」という指定
  • 英語のページなら lang="en" にする

<head> - ページの設定情報

<head>
  <meta charset="UTF-8" />
  <title>ページのタイトル</title>
</head>
  • 画面には表示されない 裏方の情報
  • ページの設定や、ブラウザへの指示を書く場所
要素役割
<meta charset="UTF-8">文字コードの指定(日本語を正しく表示)
<title>ブラウザのタブに表示されるタイトル

<body> - ページの表示内容

<body>
  ここに表示したい内容を書く
</body>
  • 画面に表示される内容 をすべてここに書く
  • テキスト、画像、リンクなど、見えるものはすべて <body> の中

図で理解する構造

graph TD
    A["HTMLファイル"] --> B["&lt;!DOCTYPE html&gt;<br>HTML5宣言"]
    A --> C["&lt;html&gt;<br>ルート要素"]
    C --> D["&lt;head&gt;<br>設定情報(見えない)"]
    C --> E["&lt;body&gt;<br>表示内容(見える)"]
    D --> F["&lt;meta&gt;<br>文字コード"]
    D --> G["&lt;title&gt;<br>タブのタイトル"]
    E --> H["...<br>ここにコンテンツ"]

    style A fill:#dbeafe,stroke:#2563eb
    style B fill:#f3f4f6,stroke:#9ca3af
    style C fill:#dbeafe,stroke:#2563eb
    style D fill:#fef3c7,stroke:#d97706
    style E fill:#d1fae5,stroke:#059669
    style F fill:#f3f4f6,stroke:#9ca3af
    style G fill:#f3f4f6,stroke:#9ca3af
    style H fill:#f3f4f6,stroke:#9ca3af

先輩「headは『裏方』、bodyは『表舞台』と覚えるといいよ」


実際にファイルを作ってみよう

手順1: ファイルを作成する

テキストエディタ(VS Codeなど)を開いて、新しいファイルを作ります。

ファイル名: hello.html

手順2: 基本構造を書く

以下のコードを入力してください。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="UTF-8" />
    <title>はじめてのHTML</title>
  </head>
  <body>
    <h1>Hello, World!</h1>
    <p>これは私の最初のWebページです。</p>
  </body>
</html>

手順3: ブラウザで開く

  1. 保存したファイルをダブルクリック
  2. ブラウザが開いて、ページが表示される

画面に以下のように表示されるはずです。

Hello, World!
これは私の最初のWebページです。

おおっ! たったこれだけのコードでWebページが作れた!


<head>に書けるもの

基本構造に加えて、<head> にはさまざまな設定を追加できます。

<head>
  <meta charset="UTF-8" />
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
  <meta name="description" content="ページの説明文" />
  <title>ページのタイトル</title>
  <link rel="stylesheet" href="style.css" />
</head>
要素役割
meta charset文字コードの指定
meta viewportスマホ対応の設定
meta description検索結果に表示される説明文
titleタブに表示されるタイトル
linkCSSファイルの読み込み(後のステップで学びます)

今の段階では charsettitle だけ覚えておけばOKです。


よくあるミス

ミス症状対処法
<!DOCTYPE html> を忘れる表示が崩れることがある必ず1行目に書く
<meta charset="UTF-8"> を忘れる日本語が文字化けする<head> 内に必ず書く
</html> を忘れる表示は問題ないが正しくない閉じタグを忘れない
ファイル名に日本語を使うエラーの原因になる英数字のみ使う
拡張子が .html でないブラウザで開けない.html で保存する

まとめ

ポイント内容
基本構造DOCTYPE → html → head + body
head画面に見えない設定情報
body画面に表示される内容
charsetUTF-8で日本語対応
titleブラウザのタブに表示される

チェックリスト

  • HTMLの基本構造(DOCTYPE, html, head, body)を書ける
  • headとbodyの違いを説明できる
  • hello.htmlを作成してブラウザで表示できた
  • meta charsetの役割を理解した

次のステップへ

HTMLの基本構造が分かりました。次は、HTMLの中心的な仕組みである「タグ」について詳しく学んでいきましょう。


推定読了時間: 25分