QUIZ 30分

卒業クイズ:ネットワーク基礎

卒業クイズについて

今月学んだネットワークの知識を総確認する最終テストです。

  • 全15問
  • 合格ライン: 80%(12問正解)
  • 合格すると「ネットワーク基礎 修了証明書」を獲得!

問題

Q1: インターネットで使われる通信プロトコルの階層モデルとして正しいものはどれですか?

A) OSIモデル(7層)のみ B) TCP/IPモデル(4層)のみ C) TCP/IPモデル(4層)が実際に使われ、OSIモデル(7層)は参照モデル D) どちらも使われていない

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: C) TCP/IPモデル(4層)が実際に使われ、OSIモデル(7層)は参照モデル

インターネットでは TCP/IP モデル(アプリケーション層、トランスポート層、インターネット層、ネットワークインターフェース層)が実際に使われています。OSI参照モデルは理論的な説明のために使われます。

</details>

Q2: IPv4アドレス「192.168.1.100」について正しい説明はどれですか?

A) グローバルIPアドレスである B) プライベートIPアドレスである C) ループバックアドレスである D) ブロードキャストアドレスである

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: B) プライベートIPアドレスである

プライベートIPアドレスの範囲:

  • 10.0.0.0 〜 10.255.255.255
  • 172.16.0.0 〜 172.31.255.255
  • 192.168.0.0 〜 192.168.255.255

192.168.x.x はプライベートIPアドレスです。

</details>

Q3: サブネットマスク「255.255.255.0」(/24)で使用可能なホスト数は最大いくつですか?

A) 256 B) 255 C) 254 D) 253

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: C) 254

/24 のネットワークでは、8ビット(256個)のアドレスが使えますが、以下が予約されています:

  • ネットワークアドレス(例: 192.168.1.0)- 1個
  • ブロードキャストアドレス(例: 192.168.1.255)- 1個

したがって、256 - 2 = 254 がホストに割り当て可能です。

</details>

Q4: DNSの名前解決で「www.example.com」を「93.184.216.34」に変換するレコードタイプはどれですか?

A) MXレコード B) NSレコード C) Aレコード D) CNAMEレコード

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: C) Aレコード

主なDNSレコード:

  • Aレコード: ドメイン名 → IPv4アドレス
  • AAAAレコード: ドメイン名 → IPv6アドレス
  • MXレコード: メールサーバーの指定
  • NSレコード: ネームサーバーの指定
  • CNAMEレコード: 別名(エイリアス)
</details>

Q5: DNSの名前解決の順序として正しいものはどれですか?

A) ルートDNS → TLD DNS → 権威DNS → キャッシュDNS B) キャッシュDNS → ルートDNS → TLD DNS → 権威DNS C) 権威DNS → TLD DNS → ルートDNS → キャッシュDNS D) TLD DNS → ルートDNS → キャッシュDNS → 権威DNS

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: B) キャッシュDNS → ルートDNS → TLD DNS → 権威DNS

名前解決の流れ:

  1. キャッシュDNS(リゾルバ)に問い合わせ
  2. キャッシュになければルートDNSへ
  3. TLD DNS(.com などを管理)へ
  4. 権威DNS(ドメインを管理)で最終回答
</details>

Q6: HTTPステータスコード「301」の意味は何ですか?

A) リクエスト成功 B) 恒久的なリダイレクト C) 認証が必要 D) サーバー内部エラー

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: B) 恒久的なリダイレクト

主なステータスコード:

  • 200: 成功
  • 301: 恒久的なリダイレクト(Moved Permanently)
  • 302: 一時的なリダイレクト
  • 401: 認証が必要
  • 404: 見つからない
  • 500: サーバー内部エラー
</details>

Q7: HTTPメソッドとCRUD操作の対応として正しいものはどれですか?

A) GET=Create, POST=Read B) POST=Create, GET=Read C) PUT=Create, DELETE=Read D) DELETE=Create, PUT=Read

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: B) POST=Create, GET=Read

HTTPメソッドとCRUDの対応:

  • POST = Create(作成)
  • GET = Read(読み取り)
  • PUT = Update(更新)
  • DELETE = Delete(削除)
</details>

Q8: curlコマンドでHTTPメソッドを指定するオプションはどれですか?

A) -d B) -H C) -X D) -v

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: C) -X

curlの主要オプション:

  • -X: HTTPメソッドの指定(-X POST)
  • -d: データの送信
  • -H: ヘッダーの追加
  • -v: 詳細表示(verbose)
  • -I: ヘッダーのみ取得
</details>

Q9: pingコマンドの出力で「64 bytes from 8.8.8.8: ttl=117 time=3.5 ms」のTTL=117は何を意味しますか?

A) パケットの往復時間 B) パケットが通過できる残りルーター数 C) DNSキャッシュの有効期間 D) パケットのサイズ

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: B) パケットが通過できる残りルーター数

TTL(Time To Live)は、パケットがネットワーク上を通過できる最大ルーター数です。ルーターを通過するたびに1ずつ減り、0になるとパケットは破棄されます。

TTL=117 は、パケットがあと117個のルーターを通過できることを意味します。

</details>

Q10: tracerouteコマンドが経路を調査する仕組みとして正しいものはどれですか?

A) DNSの逆引きを使用する B) TTLを1ずつ増やしながらパケットを送信する C) HTTPリクエストを各ルーターに送信する D) ARPプロトコルを使用する

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: B) TTLを1ずつ増やしながらパケットを送信する

tracerouteの仕組み:

  1. TTL=1 のパケット送信 → 1番目のルーターがTTL切れエラーを返す
  2. TTL=2 のパケット送信 → 2番目のルーターがエラーを返す
  3. 目的地に到達するまで繰り返す

これにより、経路上のルーターを順番に特定できます。

</details>

Q11: ss -tulnコマンドの「-l」オプションの意味は何ですか?

A) ログを表示する B) LISTEN状態(待ち受け中)のみ表示する C) ローカルIPのみ表示する D) 長い形式で表示する

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: B) LISTEN状態(待ち受け中)のみ表示する

ssコマンドのオプション:

  • -t: TCP
  • -u: UDP
  • -l: LISTEN状態
  • -n: 数字で表示
</details>

Q12: TCP接続の状態「ESTABLISHED」の意味として正しいものはどれですか?

A) 接続を待ち受けている B) 接続が確立して通信中である C) 接続終了の処理中である D) 接続に失敗した

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: B) 接続が確立して通信中である

主なTCP接続状態:

  • LISTEN: 接続を待ち受けている
  • ESTABLISHED: 接続が確立して通信中
  • TIME_WAIT: 接続終了後の待機状態
  • CLOSE_WAIT: 相手からの切断後の終了待ち
</details>

Q13: Webサイトにアクセスできないときのトラブルシューティングの順序として最も効率的なものはどれですか?

A) curl → traceroute → ping → nslookup B) ping → nslookup → traceroute → curl C) nslookup → curl → ping → traceroute D) traceroute → nslookup → curl → ping

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: B) ping → nslookup → traceroute → curl

下位レイヤーから順に確認するのが効率的です:

  1. ping: ネットワーク接続の基本確認
  2. nslookup: DNS名前解決の確認
  3. traceroute: 経路の確認
  4. curl: HTTPレベルの確認

これにより、問題がどの層で発生しているかを効率的に特定できます。

</details>

Q14: HTTPとHTTPSの最も大きな違いは何ですか?

A) 使用できるメソッドの種類 B) 通信の暗号化 C) 使用するポート番号のみ D) 転送速度

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: B) 通信の暗号化

  • HTTP: 通信が暗号化されていない(ポート80)
  • HTTPS: SSL/TLSで通信が暗号化されている(ポート443)

HTTPSは通信内容(パスワード、個人情報など)を暗号化することで、盗聴や改ざんを防ぎます。

</details>

Q15: ブラウザでWebページを表示する際の処理順序として正しいものはどれですか?

A) HTTP → DNS → TCP → 表示 B) DNS → TCP → HTTP → 表示 C) TCP → DNS → HTTP → 表示 D) DNS → HTTP → TCP → 表示

<details><summary>答えを見る</summary>

正解: B) DNS → TCP → HTTP → 表示

Webページ表示の流れ:

  1. DNS: ドメイン名をIPアドレスに変換
  2. TCP: サーバーとの接続を確立
  3. HTTP/HTTPS: Webページのデータを取得
  4. 表示: HTMLをパースして画面に描画

HTTPSの場合は、TCPとHTTPの間にTLS/SSLハンドシェイクが入ります。

</details>

結果

12問以上正解の場合

合格です!おめでとうございます!

「ネットワーク基礎 修了証明書」を獲得しました。

11問以下の場合

もう少し復習しましょう

間違えた問題の内容を、該当するStepで復習してください:

問題復習ステップ
Q1Step 1: インターネットの仕組み
Q2, Q3Step 2: IPアドレス
Q4, Q5Step 3: DNS
Q6, Q7, Q8Step 4: HTTP
Q9, Q10, Q11, Q12, Q13Step 5: ネットワークコマンド
Q14, Q15Step 1, 6: 全体像

ネットワーク基礎 修了証明書

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║                    CERTIFICATE OF COMPLETION                     ║
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║  │                   ネットワーク基礎                          │  ║
║  │                   修 了 証 明 書                            │  ║
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║  │   本証明書は、以下の内容を修了したことを証明します。        │  ║
║  │                                                            │  ║
║  │   ○ インターネットとプロトコルの基礎                       │  ║
║  │   ○ IPアドレスとサブネットの仕組み                         │  ║
║  │   ○ DNS名前解決の原理と実践                                │  ║
║  │   ○ HTTP通信の基本                                         │  ║
║  │   ○ ネットワーク診断コマンドの活用                         │  ║
║  │     (ping, traceroute, nslookup, curl, ss)                 │  ║
║  │                                                            │  ║
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║  │                  Mission: L0-Month4                        │  ║
║  │              「ネットワークの仕組みを解明しよう」           │  ║
║  │                                                            │  ║
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║                     Congratulations!                             ║
║                                                                  ║
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Month 4 完了!

お疲れさまでした!

今月学んだこと

  • インターネットの仕組みとプロトコル
  • TCP/IPモデルとOSI参照モデル
  • IPアドレス(IPv4、IPv6、サブネット、プライベートIP)
  • DNSの名前解決の仕組み
  • HTTPプロトコル(メソッド、ステータスコード)
  • ネットワーク診断コマンド(ping、traceroute、nslookup、curl、ss)

身についたスキル

  • ネットワークの基本概念を説明できる
  • IPアドレスの構造を理解している
  • DNSの名前解決の流れを追跡できる
  • HTTPリクエスト/レスポンスを理解している
  • ネットワーク診断コマンドを使ってトラブルシューティングできる

次のステップ

Month 5: 初めてのWebページを作成しよう

ネットワークの知識を活かして、今度は実際にWebページを作成します。HTML/CSSを学び、自己紹介サイトを完成させましょう!


推定所要時間: 30分