チェックポイント:ネットワークコマンド総復習
クイズの説明
Step 5で学んだ内容の理解度をチェックします。
- 全8問
- 合格ライン: 75%(6問正解)
- 不合格の場合は復習してから再挑戦してください
問題
Q1: ping コマンドが使用するプロトコルはどれですか?
A) HTTP B) ICMP C) TCP D) UDP
<details><summary>答えを見る</summary>正解: B) ICMP
ping は ICMP(Internet Control Message Protocol)を使用します。ICMPエコーリクエストを送り、ICMPエコーリプライが返ってくるかを確認するコマンドです。
</details>Q2: ping の出力で「64 bytes from 8.8.8.8: time=3.45 ms」の 3.45 ms は何を表していますか?
A) ダウンロード時間 B) DNS名前解決の時間 C) パケットの往復時間(RTT) D) サーバーの処理時間
<details><summary>答えを見る</summary>正解: C) パケットの 往復時間(RTT)
RTT(Round Trip Time)は、パケットが相手に届いて戻ってくるまでの往復時間です。単位はミリ秒(ms)で、値が小さいほど通信が高速です。
</details>Q3: traceroute コマンドの目的として正しいものはどれですか?
A) ファイルの転送経路を追跡する B) パケットが通過するルーターを順番に表示する C) ネットワーク帯域を測定する D) DNSレコードの変更履歴を表示する
<details><summary>答えを見る</summary>正解: B) パケットが通過するルーターを順番に表示する
traceroute はTTL(Time To Live)を1ずつ増やしながらパケットを送信し、経路上のルーターを1つずつ特定します。これにより、パケットが通過する経路全体を確認できます。
</details>Q4: traceroute の出力で「* * *」が表示される最も一般的な原因は何ですか?
A) ネットワークが非常に高速で処理された B) そのルーターがICMPに応答しない設定になっている C) パケットが暗号化された D) ルーターがIPv6専用である
<details><summary>答えを見る</summary>正解: B) そのルーターがICMPに応答しない設定になっている
* * * は応答がなかったことを意味します。多くの場合、セキュリティ上の理由でICMPパケットへの応答をブロックしているルーターです。必ずしもネットワーク障害を意味するわけではありません。
Q5: ss -tuln コマンドで確認できることは何ですか?
A) ネットワークの転送速度 B) 現在のTCP/UDP接続とリッスン中のポート C) ルーティングテーブル D) ARPキャッシュの内容
<details><summary>答えを見る</summary>正解: B) 現在のTCP/UDP接続とリッスン中のポート
ss コマンドのオプション:
-t: TCPを表示-u: UDPを表示-l: LISTEN(待ち受け中)を表示-n: ポート番号を数字で表示
これにより、どのサービスがどのポートで待ち受けているかを確認できます。
</details>Q6: ss コマンドの出力で「ESTABLISHED」状態の意味は何ですか?
A) 接続を待ち受けている B) 接続が確立して通信中である C) 接続終了後の待機状態 D) 接続に失敗した
<details><summary>答えを見る</summary>正解: B) 接続が確立して通信中である
TCP接続の主な状態:
- LISTEN: 接続を待ち受けている
- ESTABLISHED: 接続が確立して通信中
- TIME_WAIT: 接続終了後の待機状態
- CLOSE_WAIT: 相手からの切断を受けて終了待ち
Q7: Webサイトにアクセスできないときのトラブルシューティングで、最初に確認すべきことは何ですか?
A) HTTPステータスコード B) DNSの名前解決 C) ネットワーク接続(pingで確認) D) ファイアウォール設定
<details><summary>答えを見る</summary>正解: C) ネットワーク接続(pingで確認)
トラブルシューティングは下位のレイヤーから順に確認するのが効率的です:
- ping: ネットワーク接続の確認
- nslookup: DNS名前解決の確認
- traceroute: 経路の確認
- curl: HTTPレベルの確認
基盤となるネットワーク接続を最初に確認することで、問題の切り分けができます。
</details>Q8: 「0.0.0.0:80」でLISTENしているサービスの意味として正しいものはどれですか?
A) ローカルホストからのみポート80で接続を受け付ける B) すべてのネットワークインターフェースでポート80の接続を受け付ける C) ポート80が使用不可 D) IPv6専用でポート80を待ち受けている
<details><summary>答えを見る</summary>正解: B) すべてのネットワークインターフェースでポート80の接続を受け付ける
Local Addressの意味:
0.0.0.0:80: すべてのインターフェースでポート80を待ち受け127.0.0.1:80: ローカルホストからのみポート80を待ち受け192.168.1.10:80: 特定のIPでのみポート80を待ち受け
Webサーバーなど外部に公開するサービスは通常 0.0.0.0 で待ち受けます。
</details>結果
6問以上正解の場合
合格です!おめでとうございます!
Step 5「ネットワークコマンドを使いこなそう」を完了しました。 次はStep 6「ネットワーク基礎卒業試験」に進みましょう。
5問以下の場合
もう少し復習しましょう
間違えた問題の内容を、該当するセクションで復習してください:
| 問題 | 復習セクション |
|---|---|
| Q1 | step5_1 pingで接続を確認しよう |
| Q2 | step5_1 pingで接続を確認しよう |
| Q3 | step5_2 tracerouteで経路を追跡しよう |
| Q4 | step5_2 tracerouteで経路を追跡しよう |
| Q5 | step5_5 netstatで接続状況を確認しよう |
| Q6 | step5_5 netstatで接続状況を確認しよう |
| Q7 | step5_2 tracerouteで経路を追跡しよう |
| Q8 | step5_5 netstatで接続状況を確認しよう |
Step 5 完了!
お疲れさまでした!
学んだこと
- ping コマンドの使い方(接続確認、RTT、packet loss)
- traceroute コマンドの使い方(経路追跡、ホップ)
- netstat / ss コマンドの使い方(ポートと接続の確認)
- TCP接続の状態(LISTEN、ESTABLISHED など)
- トラブルシューティングの流れ(ping → nslookup → traceroute → curl)
次のステップ
Step 6: ネットワーク基礎卒業試験(2時間)
これまでの総まとめ。Webページ表示の裏側を総合的に追跡する演習と卒業クイズに挑戦します。すべての知識を結集して、最終テストに挑みましょう!
推定所要時間: 30分