チェックポイント:ネットワークコマンドを使いこなそう
クイズの説明
Step 5で学んだ内容の理解度をチェックします。
- 全8問
- 合格ライン: 75%(6問正解)
- 不合格の場合は復習してから再挑戦してください
問題
Q1: ping コマンドの主な目的はどれですか?
A) ファイルをダウンロードする B) 相手のコンピュータにネットワーク接続できるか確認する C) DNSの名前解決を行う D) HTTPリクエストを送信する
<details><summary>答えを見る</summary>正解: B) 相手のコンピュータにネットワーク接続できるか確認する
ping はICMPプロトコルを使って、相手にパケットを送り、応答が返ってくるかを確認するコマンドです。接続できるか・応答時間はどれくらいか・パケットロスがないかを確認します。
</details>Q2: ping の出力にある RTT の意味として正しいものはどれですか?
A) リクエストが処理された時間 B) パケットの往復時間(Round Trip Time) C) DNSの名前解決にかかった時間 D) ファイルのダウンロード時間
<details><summary>答えを見る</summary>正解: B) パケットの往復時間(Round Trip Time)
RTT(Round Trip Time)はパケットが相手に届いて戻ってくるまでの時間です。単位はミリ秒(ms)で、値が小さいほど通信が速いことを意味します。
</details>Q3: ping の結果で 0% packet loss の意味は何ですか?
A) 通信速度が0である B) パケットが1つも届かなかった C) すべてのパケットが正常に届いた D) 暗号化されていない
<details><summary>答えを見る</summary>正解: C) すべてのパケットが正常に届いた
0% packet loss は送信したパケットがすべて正常に相手に届き、応答が返ってきたことを意味します。これは理想的な状態です。100%の場合は1つも届いていません。
Q4: traceroute コマンドの目的はどれですか?
A) ファイルの保存先を追跡する B) パケットが相手に届くま での経路を表示する C) DNS レコードの変更履歴を表示する D) HTTP リクエストのリダイレクト先を追跡する
<details><summary>答えを見る</summary>正解: B) パケットが相手に届くまでの経路を表示する
traceroute はパケットが通過するルーターを1つずつ特定して、経路全体を表示するコマンドです。TTL(Time To Live)を1ずつ増やしながらパケットを送ることで、各ルーターの情報を取得します。
</details>Q5: traceroute の出力で * * * が表示される原因として正しいものはどれですか?
A) そのルーターが非常に高速で処理した B) そのルーターがICMPに応答しない設定になっている C) パケットがそのルーターで暗号化された D) そのルーターがDNS名前解決を行っている
<details><summary>答えを見る</summary>正解: B) そのルーターがICMPに応答しない設定になっている
* * * はルーターからの応答がなかったことを意味します。多くの場合、セキュリティのためICMPパケットへの応答をブロックしているルーターです。必ずしもネットワークに問題があるわけではありません。
Q6: 「Webサイトにアクセスできない」ときのトラブルシューティングの正しい順序はどれですか?
A) curl → traceroute → ping → nslookup B) nslookup → curl → ping → traceroute C) ping → nslookup → traceroute → curl D) traceroute → curl → nslookup → ping
<details><summary>答えを見る</summary>正解: C) ping → nslookup → traceroute → curl
トラブルシューティングは下位のレイヤーから順に確認するのが効率的です:
- ping: ネットワーク接続そのものの確認
- nslookup: DNS名前解決の確認
- traceroute: 経路の確認
- curl: HTTPレベルの確認
これにより、問題がどの層で発生しているかを絞り込めます。
</details>Q7: ping で google.com は失敗するが 8.8.8.8 は成功する場合、最も疑われる原因は何ですか?
A) インターネット回線が切断されている B) DNSの名前解決に問題がある C) Webサーバーがダウンしている D) ルーターが故障している
<details><summary>答えを見る</summary>正解: B) DNSの名前解決に問題があ る
IPアドレス(8.8.8.8)への ping が成功しているので、インターネット接続自体は正常です。ドメイン名(google.com)での ping が失敗するので、ドメイン名からIPアドレスへの変換(DNS名前解決)に問題があると考えられます。
</details>Q8: ss -tuln コマンドで確認できることは何ですか?
A) ファイルの一覧 B) コンピュータの CPU 使用率 C) 現在の TCP/UDP 接続とリッスン中のポート D) インストールされたソフトウェア一覧
<details><summary>答えを見る</summary>正解: C) 現在の TCP/UDP 接続とリッスン中のポート
ss コマンドのオプション:
-t: TCP接続を表示-u: UDP接続を表示-l: LISTEN(待ち受け中)状態を表示-n: ポート番号を数字で表示
Webサーバーがポート80で待ち受けているか、などを確認できます。
</details>結果
6問以上正解の場合
合格です!おめでとうございます!
Step 5「ネットワークコマンドを使いこなそう」を完了しました。 次はStep 6「ネットワーク基礎卒業試験」に進みましょう。
5問以下の場合
もう少し復習しましょう
間違えた問題の内容を、該当するセクションで復習してください:
| 問題 | 復習セクション |
|---|---|
| Q1 | step5_1 pingで接続を確認しよう |
| Q2 | step5_1 pingで接続を確認しよう |
| Q3 | step5_1 pingで接続を確認しよう |
| Q4 | step5_2 tracerouteで経路を追跡しよう |
| Q5 | step5_2 tracerouteで経路を追跡しよう |
| Q6 | step5_2 tracerouteで経路を追跡しよう |
| Q7 | step5_2 tracerouteで経路を追跡しよう |
| Q8 | step5_2 tracerouteで経路を追跡しよう |
Step 5 完了!
お疲れさまでした!
学んだこと
- ping コマンドの使い方(接続確認、RTT、packet loss)
- traceroute コマンドの使い方(経路追跡、ホップ)
- ss コマンドの概要(ポートと接続の確認)
- トラブルシューティングの流れ(ping → nslookup → traceroute → curl)
次のステップ
Step 6: ネットワーク基礎卒業試験(2時間)
これまでの総まとめ。Webページ表示の裏側を総合的に追跡する演習と卒業クイズに挑戦します。
推定所要時間: 30分