LESSON 25分

Gitをインストールしよう

このセクションで学ぶこと

Gitを使うには、まずPCにインストールする必要があります。 OS別のインストール方法を学びましょう。


まずはGitが入っているか確認

ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行してみましょう。

bash
git --version

出力例(インストール済みの場合)

git version 2.43.0

→ バージョンが表示されれば、すでにGitはインストールされています!  次のセクションに進みましょう。

出力例(未インストールの場合)

git: command not found

または

'git' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。

→ Gitがインストールされていません。以下の手順でインストールしましょう。


Macの場合

方法1: Xcode Command Line Toolsを使う(推奨)

ターミナルで以下を実行:

bash
xcode-select --install

ポップアップが表示されたら「インストール」をクリック。

方法2: Homebrewを使う

Homebrewがインストールされている場合:

bash
brew install git

インストール確認

bash
git --version

Windowsの場合

方法1: Git for Windowsをダウンロード(推奨)

  1. 公式サイトにアクセス: https://git-scm.com/download/win
  2. ダウンロードが自動的に始まる
  3. ダウンロードしたインストーラーを実行
  4. 基本的に「Next」を押して進む(デフォルト設定でOK)

インストール時の注意点

画面推奨設定
Adjusting your PATH「Git from the command line...」を選択
Choosing the default editor好みのエディタを選択(VSCodeなど)
改行コード「Checkout Windows-style...」を選択

インストール確認

コマンドプロンプトまたはGit Bashで:

bash
git --version

Linuxの場合

Ubuntu / Debian

bash
sudo apt update
sudo apt install git

Fedora

bash
sudo dnf install git

CentOS / RHEL

bash
sudo yum install git

インストール確認

bash
git --version

初期設定をしよう

Gitをインストールしたら、最初に自分の名前とメールアドレスを設定します。 これは「誰がこの変更をしたか」を記録するために必要です。

ユーザー名の設定

bash
git config --global user.name "あなたの名前"

例:

bash
git config --global user.name "Taro Yamada"

メールアドレスの設定

bash
git config --global user.email "あなたのメールアドレス"

例:

bash
git config --global user.email "taro@example.com"

設定の確認

bash
git config --global --list

出力例:

user.name=Taro Yamada
user.email=taro@example.com

なぜ名前とメールが必要?

Gitはすべての変更を「誰が行ったか」記録します。

commit abc1234
Author: Taro Yamada <taro@example.com>
Date:   Mon Jan 27 10:00:00 2026 +0900

    ログイン機能を追加

チームで開発するとき、「この変更は誰がした?」がすぐ分かるようになります。


エディタの設定(任意)

コミットメッセージを書くときに使うエディタを設定できます。

Visual Studio Codeを使う場合

bash
git config --global core.editor "code --wait"

Vimを使う場合(デフォルト)

bash
git config --global core.editor "vim"

nanoを使う場合

bash
git config --global core.editor "nano"

最初はデフォルト(Vimまたはnano)のままでも大丈夫です。


よくあるトラブル

「git: command not found」が消えない(Mac)

パスが通っていない可能性があります。ターミナルを再起動してみてください。

「git: command not found」が消えない(Windows)

  1. Git Bashを使ってみる(スタートメニューから「Git Bash」を検索)
  2. または、PCを再起動する

名前やメールを間違えて設定した

もう一度同じコマンドを実行すれば上書きされます:

bash
git config --global user.name "正しい名前"
git config --global user.email "正しいメール"

ハンズオン

以下を順番に実行して、Gitが正しく設定されているか確認しましょう。

1. バージョン確認

bash
git --version

→ バージョン番号が表示されればOK

2. 設定確認

bash
git config --global --list

→ user.name と user.email が表示されればOK

3. ヘルプの表示

bash
git help

→ Gitのコマンド一覧が表示されればOK


まとめ

ポイント内容
インストール確認git --version
名前の設定git config --global user.name "名前"
メールの設定git config --global user.email "メール"
設定の確認git config --global --list

チェックリスト

  • git --version でバージョンが表示される
  • git config --global --list で名前とメールが表示される

次のステップへ

Gitのインストールと初期設定は完了しましたか?

次のセクションでは、「リポジトリ」という概念を学びます。 Gitでファイルを管理する「箱」のようなものです。


推定読了時間: 25分