Gitリポジトリを作成しよう
ストーリー
「環境は整った。次はGitリポジトリの初期化だ」
月2で学んだ
git initを思い出す。「最初のコミットは『プロジェクトの骨格を作成』でいいかな」
こまめなコミットで作業の履歴を残す。これも先輩に教わったことだ。
ミッション概要
プロジェクトフォルダをGitリポジトリとして初期化し、最初のコミットを行ってください。
達成条件
-
git initでリポジトリを初期化できた - Git設定(user.name, user.email)を確認した
- 最初のコミットを作成できた
-
git logでコミットが確認できた
Part 1: リポジトリの初期化
タスク 1-1: git init
bash
# プロジェクトフォルダに移動
cd ~/projects/internal-tools-page
# リポジトリを初期化
git init期待される出力:
Initialized empty Git repository in /home/yourname/projects/internal-tools-page/.git/
タスク 1-2: Git設定の確認
bash
# ユーザー名の確認
git config user.name
# メールアドレスの確認
git config user.emailbash
# ユーザー名を設定
git config --global user.name "あなたの名前"
# メールアドレスを設定
git config --global user.email "your.email@example.com"タスク 1-3: 状態の確認
bash
git status期待される出力:
On branch main
No commits yet
Untracked files:
(use "git add <file>..." to include in what will be committed)
.gitignore
index.html
style.css
nothing added to commit but untracked files present (use "git add" to track)
data/とdocs/が表示されないのは、空のフォルダはGitが追跡しないためです。
Part 2: 空フォルダをGitで管理する
Gitは空のフォルダを追跡しません。フォルダ構造を保持するために .gitkeep ファイルを配置します。
タスク 2-1: .gitkeep の配置
bash
# 各フォルダに .gitkeep を作成
touch data/.gitkeep
touch docs/daily/.gitkeep
touch docs/report/.gitkeepタスク 2-2: 確認
bash
# ファイルが作成されたか確認
find . -name ".gitkeep"期待される出力:
./data/.gitkeep
./docs/daily/.gitkeep
./docs/report/.gitkeep
<details>
<summary>ヒント: .gitkeep とは?</summary>
.gitkeep はGitの公式機能ではなく、慣習的に使われる空ファイ ルです。Gitは空のディレクトリを追跡できないため、このファイルを置くことでディレクトリ構造を保持します。
名前は何でもよいのですが、.gitkeep が広く使われています。
Part 3: 最初のコミット
タスク 3-1: ファイルをステージング
bash
# すべてのファイルをステージング
git add .
# 状態確認
git status期待される出力:
On branch main
No commits yet
Changes to be committed:
(use "git rm --cached <file>..." to unstage)
new file: .gitignore
new file: data/.gitkeep
new file: docs/daily/.gitkeep
new file: docs/report/.gitkeep
new file: index.html
new file: style.css
タスク 3-2: 最初のコミット
bash
git commit -m "プロジェクトの初期構造を作成"最初のコミットは「プロジェクトの骨格を作った」ことが伝わるメッセージにします。
良い例:
プロジェクトの初期構造を作成初期セットアッププロジェクト骨格を構築
避けたい例:
first commit(何をしたかわからない)test(意味がない)
タスク 3-3: コミットの確認
bash
# コミット履歴を確認
git log --oneline期待される出力(例):
abc1234 プロジェクトの初期構造を作成
Part 4: SQLスクリプトの準備
データベースの作成手順をSQLファイルとして保存します。こうすることで、誰でもデータベースを再現できます。
タスク 4-1: SQLスクリプトファイルの作成
bash
cat > data/create_tables.sql << 'EOF'
-- 社内ツール紹介ページ用データベース
-- テーブル作成スクリプト
CREATE TABLE IF NOT EXISTS tools (
id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
name TEXT NOT NULL,
description TEXT NOT NULL,
category TEXT NOT NULL,
url TEXT,
rating REAL DEFAULT 0.0
);
EOFタスク 4-2: コミット
bash
git add data/create_tables.sql
git commit -m "データベーステーブル定義のSQLスクリプトを追加"タスク 4-3: 履歴の確認
bash
git log --oneline期待される出力(例):
def5678 データベーステーブル定義のSQLスクリプトを追加
abc1234 プロジェクトの初期構造を作成
2つのコミットが表示されていれば成功です。
達成度チェック
bash
# コミット数を確認
git log --oneline | wc -l- 2以上 → 基本課題クリア!
bash
# 追跡ファイル一覧を確認
git ls-files期待される出力:
.gitignore
data/.gitkeep
data/create_tables.sql
docs/daily/.gitkeep
docs/report/.gitkeep
index.html
style.css
まとめ
| 操作 | コマンド |
|---|---|
| リポジトリ初期化 | git init |
| 設定確認 | git config user.name |
| ステージング | git add . |
| コミット | git commit -m "メッセージ" |
| 履歴確認 | git log --oneline |
- リポジトリを初期化できた
- Git設定を確認した
- 最初のコミットを作成した
- SQLスクリプトをコミットした
- 2つのコミットが記録されている
次のステップへ
Gitリポジトリの準備が完了しました。
次のセクションでは、SQLiteデータベースを作成し、サンプルデータを投入します。 月3で学んだデータベース操作の出番です。
推定所要時間: 45分