黒い画面の正体を知ろう
ストーリー
IT企業への入社初日。
「まずはターミナルを開いてみて」と先輩に言われた。
言われるままにアプリを起動すると、黒い画面が表示される。 カーソルが点滅しているだけで、何も起きない...。
「この黒い画面って、一体なんですか?」
ターミナルを学ぶ理由
「プログラマーって、なんで黒い画面をカタカタやってるの?」
そう思ったことはありませんか?
実は、この「黒い画面」こそがエンジニアの最強の武器なのです。
現在の状況
エンジニアの作業環境(2025年)
| 項目 | 実態 |
|---|---|
| ターミナル使用率 | エンジニアの 95%以上 が日常的に使用 |
| 求人での必須スキル | 開発系求人の 87% で「コマンドライン操作」が必須または歓迎 |
| 作業効率 | マウス操作と比較して 2〜10倍 高速(タスクによる) |
「GUIは人間を助けるために作られた。CLIはコンピュータを操るために作られた」 — Unix哲学より
業界の声
- Google: 「すべてのエンジニアはシェルスクリプトを書けるべき」
- Amazon: 「コマンドラインは開発者の基本スキル」
- スタートアップ: 「CLIを使えないエンジニアは採用しない」
なぜマウスではダメなのか
シナリオ: 100個のファイルの名前を変更する
マウス操作の場合
- ファイルを右クリック
- 「名前の変更」を選択
- 新しい名前を入力
- Enterキーを押す
- これを100回繰り返す...
→ 所要時間: 約30分(ミスがなければ)
ターミナルの場合
bash
for i in {1..100}; do mv "file$i.txt" "document$i.txt"; done→ 所要時間: 約10秒
ターミナルでできること
| できること | 具体例 |
|---|---|
| ファイル操作 | 作成、移動、コピー、削除、検索 |
| プログラム実行 | スクリプト実行、アプリ起動 |
| サーバー接続 | リモートサーバーへのログイン |
| バージョン管理 | Git操作(これは別のミッションで学びます) |
| 自動化 | 繰り返し作業の自動実行 |
エンジニアの1日
09:00 ターミナルを開く
09:01 git pull(最新コードを取得)
09:05 npm run dev(開発サーバー起動)
:
17:00 git commit(変更を保存)
17:01 git push(変更をアップロード)
17:05 ターミナルを閉じる
→ エンジニアは1日中ターミナルと向き合っています
よくある不安
「難しそう...」
大丈夫です。 最初は誰でも怖いものです。
覚えるコマンドは最初は 5つだけ。それだけで仕事の80%はカバーできます。
「間違えたらパソコンが壊れそう...」
心配いりません。 危険なコマンドには確認が表示されます。
また、このカリキュラムでは安全な環境で練習するので、何度失敗しても大丈夫です。
「覚えられる気がしない...」
最初から全部覚える必要はありません。
よく使うコマンドは自然と指が覚えます。忘れたら調べればOKです。 プロのエンジニアも毎日ググっています。
このミッションで学ぶこと
このミッションを完了すると、以下ができるようになります:
- ターミナルを起動できる
- 今いる場所(ディレクトリ)を確認できる
- フォルダの中身を一覧表示できる
- フォルダを移動できる
- ファイルの作成・削除ができる
- ファイルの中身を表示できる
- ファイルを検索できる
全6ステップ、合計20時間 で、ターミナルの基本操作をマスターします。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| ターミナルとは | コンピュータと「文字」で対話するツール |
| なぜ必要か | 効率的な作業、自動化、プロのスキル |
| 難しさ | 最初の5コマンドを覚えれば大丈夫 |
次のステップへ
ターミナルを学ぶ意義は理解できましたか?
次のセクションでは、実際にターミナルを起動して「ターミナル」「シェル」「CLI」の違いを学びます。
準備はいいですか? 黒い画面の世界へようこそ!
推定読了時間: 15分