Step 2 確認クイズ
時系列データの探索・分析に関する確認クイズである。5問中4問以上の正解で合格となる。
Q1. STL分解
STL分解の3つの成分として正しい組み合わせはどれか?
- A) 平均、分散、共分散
- B) トレンド、季節性、残差
- C) 自己回帰、移動平均、ノイズ
- D) レベル、スロープ、季節性
正解: B) トレンド、季節性、残差
解説: STL(Seasonal and Trend decomposition using Loess)は時系列データをトレンド成分(長期的方向性)、季節成分(周期的変動)、残差成分(ノイズ)の3つに分解する手法である。
Q2. ACFとPACF
ACFプロットでラグ7, 14, 21に明確なスパイクが見られる場合、何を示唆しているか?
- A) データに7次の自己回帰成分がある
- B) データに週次の季節性がある
- C) データが非定常である
- D) データにトレンドがある
正解: B) データに週次の季節性がある
解説: ACFでラグ7の倍数にスパイクが現れるのは、7日周期(週次)の季節性があることを示す。日次データでこのパターンが見られるのは、曜日ごとに異なる需要パターンがあるためである。
Q3. 定常性検定
ADF検定のp値が0.03、KPSS検定のp値が0.08であった場合の解釈として正しいものはどれか?
- A) 非定常である
- B) 定常である
- C) 判断できない
- D) トレンドのみ定常である
正解: B) 定常である
解説: ADF検定(帰無仮説=非定常)のp値が0.05未満なので帰無仮説を棄却し定常と判断。KPSS検定(帰無仮説=定常)のp値が0.05以上なので帰無仮説を棄却できず定常と判断。両方の検定が定常を支持している。
Q4. Store Salesデータセット
Store Sales - Time Series Forecastingデータセットの評価指標RMSLEの特徴として正しいものはどれか?
- A) 過大予測と過小予測を同等にペナルティする
- B) 大きな売上値の誤差を重視する
- C) 対数変換により大きな値の影響が緩和される
- D) 負の値を許容する
正解: C) 対数変換により大きな値の影響が緩和される
解説: RMSLE(Root Mean Squared Logarithmic Error)は対数変換後の誤差を評価するため、大きな売上値の絶対誤差の影響が緩和される。また、過小予測に対して過大予測よりも大きなペナルティを与える非対称性がある。
Q5. 外部要因分析
エクアドルの祝日における典型的な売上パターンとして正しいものはどれか?
- A) 祝日当日に売上がピークになる
- B) 祝日前日に買い込み需要が発生し、当日は低下する
- C) 祝日の前後とも売上が低下する
- D) 祝日は売上に影響しない
正解: B) 祝日前日に買い込み需要が発生し、当日は低下する
解説: Store Salesデータの分析から、国定祝日の前日に売上が通常の約1.2〜1.3倍に増加し、祝日当日は店舗休業や外出減少により売上が低下するパターンが確認される。翌日には反動で若干の増加が見られる。
結果
- 4問以上正解: 合格。Step 3に進もう。
- 3問以下: Step 2のレッスンを復習してから再挑戦しよう。
推定所要時間: 30分