Step 4 確認クイズ
AIエージェントの設計・実装に関する確認クイズである。5問中4問以上の正解で合格。
Q1. AIエージェントの構成要素
AIエージェントの3つの構成要素として正しいものはどれか?
- A) データベース、API、フロントエンド
- B) LLM、ツール、ワークフロー
- C) CPU、メモリ、ストレージ
- D) モデル、特徴量、評価指標
正解: B) LLM、ツール、ワークフロー
解説: AIエージェントは、LLM(ユーザーの意図理解と自然言語応答)、ツール(データ取得・推論・分析などの実行機能)、ワークフロー(ツール呼び出しの順序と条件分岐の制御)の3要素で構成される。
Q2. LangGraphのState
LangGraphのStateの役割として最も適切なものはどれか?
- A) データベースのスキーマを定義する
- B) ワークフロー全体で共有するデータ構造を管理する
- C) LLMのプロンプトテンプレートを保存する
- D) ツールの実行ログを記録する
正解: B) ワークフロー全体で共有するデータ構造を管理する
解説: StateはTypedDictで定義され、各ノードの入出力として機能する。ノード間のデータ受け渡しはすべてStateを通じて行われ、ワークフロー全体の状態を一元管理する。
Q3. SHAP値の解釈
ある顧客の離反予測で、Contract_Month-to-monthのSHAP値が+0.15だった場合の正しい解釈はどれか?
- A) Month-to-month契約により離反確率がベースラインから0.15低下した
- B) Month-to-month契約により離反確率がベースラインから0.15上昇した
- C) Month-to-month契約の顧客は全体の15%である
- D) Month-to-month契約の離反率は15%である
正解: B) Month-to-month契約により離反確率がベースラインから0.15上昇した
解説: SHAP値が正の場合、その特徴量は予測値をベースライン(平均予測値)から正の方向に押し上げている。つまり、この顧客のMonth-to-month契約は離反確率を0.15高めている要因である。
Q4. 条件分岐の設計
離反分析エージェントで、予測後にSHAP分析を実行する条件として最も適切なものはどれか?
- A) すべての顧客に対してSHAP分析を実行する
- B) リスクレベルがHIGHまたはMEDIUMの場合のみSHAP分析を実行する
- C) 顧客IDが偶数の場合のみSHAP分析を実行する
- D) ランダムに50%の確率でSHAP分析を実行する
正解: B) リスクレベルがHIGHまたはMEDIUMの場合のみSHAP分析を実行する
解説: 低リスク(LOW)の顧客に対してSHAP分析を行うコストは、ビジネス価値に見合わない。高リスク・中リスクの顧客に対してのみ詳細分析を行い、施策提案まで進めることが効率的である。
Q5. Tool設計の原則
LangChainのToolを設計する際の原則として、最も不適切なものはどれか?
- A) 1つのToolは1つの責務のみを持つ(単一責任)
- B) 入出力の型を明確に定義する
- C) 複数のツールの処理を1つにまとめて効率化する
- D) エラーハンドリングを実装し、失敗時も有用な情報を返す
正解: C) 複数のツールの処理を1つにまとめて効率化する
解説: Toolは単一責任の原則に従い、1つのToolは1つのことだけを行うべきである。複数の処理をまとめると、テストが困難になり、再利用性が低下し、エラーの特定も難しくなる。
結果
- 4問以上正解: 合格。Step 5に進もう。
- 3問以下: Step 4のレッスンを復習してから再挑戦しよう。
推定所要時間: 30分