データカタログとセルフサービスBI 確認テスト
問題1:データカタログの主要機能
データカタログの機能として含まれないものはどれですか?
- A) データディスカバリ(データの検索・発見)
- B) データリネージ(データの系統追跡)
- C) データトランスフォーメーション(データの加工・変換)
- D) ビジネス用語集(グロッサリー)
:::details 解答 C) データトランスフォーメーション(データの加工・変換)
データの加工・変換はETL/ELTツールの役割であり、データカタログの機能ではありません。データカタログは、データの発見・理解・管理に特化したツールです。 :::
問題2:メタデータの分類
「テーブルのレコード数が100万件で、最終更新日は2026年3月1日」という情報は、どの種類のメタデータに分類されますか?
- A) 技術メタデータ
- B) ビジネスメタデータ
- C) 運用メタデータ
- D) セキュリティメタデータ
:::details 解答 C) 運用メタデータ
レコード数や最終更新日時は、データの運用状態に関する情報であり、運用メタデータに分類されます。技術メタデータはスキーマ定義(カラム名、データ型など)、ビジネスメタデータはビジネス上の意味や定義に関する情報です。 :::
問題3:セマンティックレイヤー
セマンティックレイヤーの役割として最も適切なものはどれですか?
- A) データの物理的な格納場所を管理する
- B) ビジネスロジックと指標定義を統一し、複雑なSQLを隠蔽する
- C) データのバックアップとリストアを管理する
- D) ユーザー認証とアクセス制御を行う
:::details 解答 B) ビジネスロジックと指標定義を統一し、複雑なSQLを隠蔽する
セマンティックレイヤーは、生データとビジネスユーザーの間にあるビジネスロジックの翻訳層です。「売上」などの指標定義を一元化し、ユーザーがSQLを書かずに分析できるようにします。 :::
問題4:FAIR原則
FAIR原則の「I」が意味するものはどれですか?
- A) Intelligent(知的)
- B) Interoperable(相互運用可能)
- C) Immutable(不変)
- D) Integrated(統合)
:::details 解答 B) Interoperable(相互運用可能)
FAIR原則は、Findable(発見可能)、Accessible(アクセス可能)、Interoperable(相互運用可能)、Reusable(再利用可能)の4つの原則から構成されます。Interoperableは、異なるシステム間でデータが連携できることを意味します。 :::
問題5:データマートの設計
データマートの説明として正しいものはどれですか?
- A) 組織の全データを格納する大規模なデータベース
- B) 特定のビジネスドメイン向けに最適化されたデータの集合
- C) データの一時的な保存場所
- D) リアルタイムデータを処理するストリーミング基盤
:::details 解答 B) 特定のビジネスドメイン向けに最適化されたデータの集合
データマートは、データウェアハウスから特定の部門やビジネスユースケースに必要なデータを抽出・集約したものです。マーケティングマート、営業マートなど、用途に応じた最適化がされています。 :::
問題6:セルフサービスBIの課題
セルフサービスBIの導入で最も注意すべき課題はどれですか?
- A) BIツールのライセンスコストが高い
- B) ユーザーが好きなグラフの色を選べない
- C) 各ユーザーが独自の指標定義で分析し、数値が食い違う
- D) ダッシュボードのデザインが統一されない
:::details 解答 C) 各ユーザーが独自の指標定義で分析し、数値が食い違う
セルフサービスBIで最も深刻な問題は「指標の不整合」です。部門やユーザーごとに異なる計算式で同じ指標を算出すると、意思決定の混乱を招きます。セマンティックレイヤーによる定義の統一が対策となります。 :::
問題7:メタデータカバレッジ
メタデータの品質管理における「カバレッジ」とは何ですか?
- A) メタデータの暗号化率
- B) 全データ資産に対するメタデータの付与率
- C) メタデータへのアクセス頻度
- D) メタデータのバックアップ率
:::details 解答 B) 全データ資産に対するメタデータの付与率
メタデータカバレッジは、テーブル説明の付与率、カラム説明の付与率、データオーナーの指定率など、データ資産に対してメタデータがどれだけ充実しているかを測定する指標です。 :::
問題8:データスチュワード
データスチュワードの主な責務として適切でないものはどれですか?
- A) ビジネスメタデータの入力とレビュー
- B) ビジネス用語集のメンテナンス
- C) データパイプラインのコーディング
- D) データ品質の問題のエスカレーション
:::details 解答 C) データパイプラインのコーディング
データパイプラインのコーディングはデータエンジニアの役割です。データスチュワードは、ビジネスメタデータの管理、用語集のメンテナンス、データ品質の監視・エスカレーション、データオーナーとの連携を担当します。 :::
推定所要時間:30分