QUIZ 30分

データカタログとセルフサービスBI 確認テスト

問題1:データカタログの主要機能

データカタログの機能として含まれないものはどれですか?

  • A) データディスカバリ(データの検索・発見)
  • B) データリネージ(データの系統追跡)
  • C) データトランスフォーメーション(データの加工・変換)
  • D) ビジネス用語集(グロッサリー)

:::details 解答 C) データトランスフォーメーション(データの加工・変換)

データの加工・変換はETL/ELTツールの役割であり、データカタログの機能ではありません。データカタログは、データの発見・理解・管理に特化したツールです。 :::

問題2:メタデータの分類

「テーブルのレコード数が100万件で、最終更新日は2026年3月1日」という情報は、どの種類のメタデータに分類されますか?

  • A) 技術メタデータ
  • B) ビジネスメタデータ
  • C) 運用メタデータ
  • D) セキュリティメタデータ

:::details 解答 C) 運用メタデータ

レコード数や最終更新日時は、データの運用状態に関する情報であり、運用メタデータに分類されます。技術メタデータはスキーマ定義(カラム名、データ型など)、ビジネスメタデータはビジネス上の意味や定義に関する情報です。 :::

問題3:セマンティックレイヤー

セマンティックレイヤーの役割として最も適切なものはどれですか?

  • A) データの物理的な格納場所を管理する
  • B) ビジネスロジックと指標定義を統一し、複雑なSQLを隠蔽する
  • C) データのバックアップとリストアを管理する
  • D) ユーザー認証とアクセス制御を行う

:::details 解答 B) ビジネスロジックと指標定義を統一し、複雑なSQLを隠蔽する

セマンティックレイヤーは、生データとビジネスユーザーの間にあるビジネスロジックの翻訳層です。「売上」などの指標定義を一元化し、ユーザーがSQLを書かずに分析できるようにします。 :::

問題4:FAIR原則

FAIR原則の「I」が意味するものはどれですか?

  • A) Intelligent(知的)
  • B) Interoperable(相互運用可能)
  • C) Immutable(不変)
  • D) Integrated(統合)

:::details 解答 B) Interoperable(相互運用可能)

FAIR原則は、Findable(発見可能)、Accessible(アクセス可能)、Interoperable(相互運用可能)、Reusable(再利用可能)の4つの原則から構成されます。Interoperableは、異なるシステム間でデータが連携できることを意味します。 :::

問題5:データマートの設計

データマートの説明として正しいものはどれですか?

  • A) 組織の全データを格納する大規模なデータベース
  • B) 特定のビジネスドメイン向けに最適化されたデータの集合
  • C) データの一時的な保存場所
  • D) リアルタイムデータを処理するストリーミング基盤

:::details 解答 B) 特定のビジネスドメイン向けに最適化されたデータの集合

データマートは、データウェアハウスから特定の部門やビジネスユースケースに必要なデータを抽出・集約したものです。マーケティングマート、営業マートなど、用途に応じた最適化がされています。 :::

問題6:セルフサービスBIの課題

セルフサービスBIの導入で最も注意すべき課題はどれですか?

  • A) BIツールのライセンスコストが高い
  • B) ユーザーが好きなグラフの色を選べない
  • C) 各ユーザーが独自の指標定義で分析し、数値が食い違う
  • D) ダッシュボードのデザインが統一されない

:::details 解答 C) 各ユーザーが独自の指標定義で分析し、数値が食い違う

セルフサービスBIで最も深刻な問題は「指標の不整合」です。部門やユーザーごとに異なる計算式で同じ指標を算出すると、意思決定の混乱を招きます。セマンティックレイヤーによる定義の統一が対策となります。 :::

問題7:メタデータカバレッジ

メタデータの品質管理における「カバレッジ」とは何ですか?

  • A) メタデータの暗号化率
  • B) 全データ資産に対するメタデータの付与率
  • C) メタデータへのアクセス頻度
  • D) メタデータのバックアップ率

:::details 解答 B) 全データ資産に対するメタデータの付与率

メタデータカバレッジは、テーブル説明の付与率、カラム説明の付与率、データオーナーの指定率など、データ資産に対してメタデータがどれだけ充実しているかを測定する指標です。 :::

問題8:データスチュワード

データスチュワードの主な責務として適切でないものはどれですか?

  • A) ビジネスメタデータの入力とレビュー
  • B) ビジネス用語集のメンテナンス
  • C) データパイプラインのコーディング
  • D) データ品質の問題のエスカレーション

:::details 解答 C) データパイプラインのコーディング

データパイプラインのコーディングはデータエンジニアの役割です。データスチュワードは、ビジネスメタデータの管理、用語集のメンテナンス、データ品質の監視・エスカレーション、データオーナーとの連携を担当します。 :::


推定所要時間:30分