EXERCISE 90分

ストーリー

田中VPoE
「スケーリングの知識が揃った。いよいよ実際のスケーリング戦略を策定してもらう。」
あなた
「3つのPoCの成功を起点に、全社展開の具体的な計画を立てるんですね。」
田中VPoE
「そうだ。1年後に全社でAI活用が当たり前になっている状態を目指す。スケーリングパターン、プラットフォーム、資産再利用、パートナー戦略を統合した計画書を作ってくれ。」

演習の概要

NetShop社のAIスケーリング戦略を策定する。成功した3つのPoCを起点に、12ヶ月で全社展開を実現する計画を作成する。


前提条件

成功PoCの実績

PoC部門効果現在の状態
AIチャットボットCS問い合わせ対応の40%自動化本番運用中
需要予測AI物流在庫コスト15%削減本番運用中
AIレコメンドECCVR 12%向上本番運用中

組織の現状

項目内容
AI活用中の部門3部門(CS、物流、EC)
未着手の部門2部門(マーケティング、管理)
AI関連予算年間1.5億円(プラットフォーム + 施策)
目標12ヶ月で全5部門にAI活用を展開

課題1: スケーリングポートフォリオの設計(25分)

3つのスケーリングパターンを組み合わせた12ヶ月の展開計画を策定せよ。

作成すべき内容:

  1. 水平展開の計画: 成功PoCのどれを、どの部門に展開するか
  2. 垂直深化の計画: 既存施策をどう高度化するか
  3. 新領域開拓の計画: 新たにどの業務領域にAIを導入するか
  4. ポートフォリオの全体バランス(投資配分比率)
  5. 12ヶ月のタイムライン(四半期ごとのマイルストーン)

課題2: プラットフォーム構築計画(25分)

全社AI活用を支えるプラットフォームの構築計画を策定せよ。

作成すべき内容:

  1. 4層アーキテクチャの各層で導入するツール・サービス
  2. Build vs Buyの判断(各層ごと)
  3. フェーズ別の構築スケジュール
  4. コスト試算(月額・年額)
  5. プラットフォームのKPI

課題3: AI資産再利用計画(20分)

AI資産の再利用を促進する計画を策定せよ。

作成すべき内容:

  1. 現時点で再利用可能な資産の棚卸し
  2. 資産カタログの構築計画
  3. プロンプトライブラリの初期構成(カテゴリと主要テンプレート)
  4. 再利用を促進するインセンティブ

課題4: パートナー戦略(20分)

外部パートナーとの連携戦略を策定せよ。

作成すべき内容:

  1. 必要なパートナーの種類と役割
  2. 主要パートナー候補の選定基準
  3. 協業モデルのフェーズ別計画
  4. パートナー管理の仕組み
  5. ベンダーロックイン回避策

成果物テンプレート

# NetShop社 AIスケーリング戦略書

## 1. エグゼクティブサマリー

## 2. スケーリングポートフォリオ
  2.1 水平展開計画
  2.2 垂直深化計画
  2.3 新領域開拓計画
  2.4 投資配分とタイムライン

## 3. プラットフォーム戦略
  3.1 アーキテクチャ設計
  3.2 Build vs Buy判断
  3.3 構築スケジュール
  3.4 コスト計画

## 4. AI資産再利用
  4.1 資産棚卸し
  4.2 カタログ構築計画
  4.3 プロンプトライブラリ
  4.4 促進施策

## 5. パートナー戦略
  5.1 パートナーマップ
  5.2 協業計画
  5.3 リスク管理

## 6. KPIと成功基準

評価基準

観点配点
ポートフォリオの戦略性25点
プラットフォーム計画の実現可能性25点
再利用計画の具体性20点
パートナー戦略の妥当性20点
全体の整合性と実行可能性10点

チェックリスト

  • 3つのスケーリングパターンを組み合わせた計画を策定した
  • プラットフォーム構築の具体的な計画を作成した
  • AI資産の再利用計画を策定した
  • パートナー戦略を含む外部連携計画を作成した
  • 全体の投資対効果とタイムラインを示した

推定所要時間: 90分