ストーリー
演習の概要
NetShop社のAI CoE設計書を作成する。経営会議でのプレゼンテーションを想定し、経営層が意思決定できるレベルの内容を目指す。
前提条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 従業員数 | 約800名(5事業部) |
| 年間売上 | 200億円 |
| IT予算 | 年間10億円(うちAI関連は現在5000万円) |
| 成功PoC | 3件(CS自動応答、需要予測、レコメンド) |
| 経営目標 | AI活用による年間3億円のコスト削減 |
課題1: CoEモデルの選定と根拠(15分)
以下の観点でCoEモデルを選定し、選定理由を記述せよ。
記述すべき内容:
- 選定したCoEモデル(集中型/分散型/ハイブリッド型)
- 選定理由(組織規模、AI成熟度、事業の多様性を踏まえて)
- 他モデルを選ばなかった理由
- 将来的なモデル進化の方向性
課題2: 組織構造の設計(20分)
Hub側とSpoke側の具体的な組織構造を設計せよ。
記述すべき内容:
- Hub側の役割定義(役割名、人数、主な責任)
- Spoke側の配置計画(どの事業部に誰を配置するか)
- レポーティングライン
- 初年度の人員計画(新規採用 vs 内部異動 vs 兼務)
制約条件
- 初年度のCoE専任人員は最大10名
- 各事業部のSpokeは兼務も可
- 外部パートナーの活用も検討可
課題3: 運営計画の策定(15分)
CoEの運営に必要な仕組みを計画せよ。
記述すべき内容:
- パイプライン管理: 初年度に目指す案件数とステージ別目標
- 予算計画: 3層予算モデルに基づく初年度予算配分
- 会議体設計: 定例会議のスケジュールと参加者
- ナレッジ管理: 使用するツールと運用ルール
課題4: 投資対効果の試算(10分)
初年度の投資対効果を試算せよ。
記述すべき内容:
| 項目 | 試算 |
|---|---|
| CoE人件費 | Hub○名 × 平均年収 + Spoke○名 × 兼務割合 |
| プラットフォーム費 | AIツール・インフラ費用 |
| 教育費 | トレーニング・外部研修費用 |
| 期待効果 | 成功PoCの本番化による効果 + 新規案件の効果 |
| ROI | (期待効果 − 総コスト) / 総コスト |
成果物テンプレート
# NetShop社 AI CoE設計書
## 1. エグゼクティブサマリー
(CoE設立の目的、期待効果、必要投資を1ページで)
## 2. CoEモデル選定
(選定モデル、理由、将来展望)
## 3. 組織構造
(Hub構成、Spoke配置、レポーティングライン)
## 4. 運営計画
(パイプライン管理、予算、会議体、ナレッジ管理)
## 5. 投資対効果
(コスト、期待効果、ROI)
## 6. ロードマップ
(3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月のマイルストーン)
## 7. リスクと対策
(想定リスクと緩和策)
評価基準
| 観点 | 配点 |
|---|---|
| モデル選定の論理性 | 20点 |
| 組織構造の具体性 | 25点 |
| 運営計画の実現可能性 | 25点 |
| 投資対効果の妥当性 | 20点 |
| 全体の整合性 | 10点 |
チェックリスト
- CoEモデルを選定し根拠を明記した
- Hub/Spoke両方の組織構造を設計した
- 運営の仕組みを4つの観点で計画した
- 投資対効果を定量的に試算した
- 経営層に説明できるレベルの設計書に仕上げた
推定所要時間: 60分