ストーリー
田
田中VPoE
「効果定量化の理論は一通り学んだ。次は実践だ。NetShop社の『在庫需要予測AI』の導入効果を定量化してほしい。」
あなた
「カスタマーサポートAIとも商品レコメンドAIとも違うプロジェクトですね。」
あ
田
田中VPoE
「そうだ。在庫管理は売上と直結する。過剰在庫も欠品もコストになる。AIで需要を予測して最適な在庫量を保つことが目的だ。効果を数字で示してくれ。」
あなた
「わかりました。直接効果と間接効果に分けて、測定計画も含めて提案します。」
あ
ミッション概要
| 項目 | 内容 |
|---|
| 演習タイトル | NetShop社 在庫需要予測AI 効果定量化 |
| 想定時間 | 90分 |
| 成果物 | 効果定量化シート + 測定計画書 |
| 対象プロジェクト | EC在庫需要予測AI |
前提情報
NetShop社の在庫管理の現状
| 項目 | 数値 |
|---|
| 取扱SKU数 | 10万SKU |
| 月間売上 | 7.5億円(年間90億円) |
| 平均在庫金額 | 12億円 |
| 在庫回転率 | 7.5回/年 |
| 欠品率 | 8%(月間約8,000SKUが欠品) |
| 過剰在庫率 | 15%(1.8億円分が滞留在庫) |
| 廃棄ロス | 年間6,000万円 |
| 倉庫費用 | 年間2.4億円 |
| 発注業務の人員 | 5名(MD部門) |
| 需要予測方法 | Excelベースの移動平均法 + 経験則 |
在庫需要予測AIの概要
- 機械学習モデル(時系列予測 + 外部要因分析)
- 予測対象: SKU別の週次需要量
- 外部データ: 天候、イベント、SNSトレンド、競合価格
- 自動発注提案機能付き
- 目標: 欠品率を8%→3%に低減、過剰在庫率を15%→8%に低減
課題
課題1: 直接効果の算出(30分)
以下の効果項目について、計算ロジックを設計し金額を算出してください。
コスト削減効果
| 効果項目 | 算出のヒント | あなたの計算ロジック | 保守的 | 標準 | 楽観的 |
|---|
| 廃棄ロスの削減 | 過剰在庫率の低減に連動 | | | | |
| 倉庫費用の削減 | 在庫量削減 → 必要スペース減 | | | | |
| 発注業務の効率化 | 自動発注提案による工数削減 | | | | |
| 緊急発注コストの削減 | 欠品時の緊急対応コスト | | | | |
売上増加効果
| 効果項目 | 算出のヒント | あなたの計算ロジック | 保守的 | 標準 | 楽観的 |
|---|
| 欠品による機会損失の回避 | 欠品率低下 × 平均単価 | | | | |
| 在庫回転率向上による資金効率改善 | 運転資本の削減 → 金利負担軽減 | | | | |
課題2: 間接効果の算出(20分)
以下の間接効果について、プロキシ指標と金額換算ロジックを設計してください。
| 間接効果 | プロキシ指標 | 金額換算ロジック | 推定年間効果 |
|---|
| MD担当者のスキルシフト | | | |
| サプライヤーとの関係強化 | | | |
| データドリブン経営の推進 | | | |
| 顧客満足度向上(欠品減少) | | | |
課題3: 効果の発現カーブの設計(15分)
各効果項目について、導入後の時間経過に伴う効果の発現率を設計してください。
| 効果項目 | 3ヶ月後 | 6ヶ月後 | 12ヶ月後 | 24ヶ月後 | 根拠 |
|---|
| 廃棄ロス削減 | | | | | |
| 倉庫費用削減 | | | | | |
| 欠品機会損失回避 | | | | | |
| MD業務効率化 | | | | | |
課題4: 測定計画の策定(15分)
以下の項目を埋めて、効果測定計画を策定してください。
| 項目 | あなたの設計 |
|---|
| 推奨する測定手法とその理由 | |
| ベースラインデータの収集期間・対象 | |
| 主要KPI(5つ以上) | |
| KPIの測定頻度 | |
| 成功基準の定義 | |
| 報告体制と頻度 | |
課題5: 効果定量化シートの完成(10分)
課題1-4の結果を統合して、効果定量化シートを完成させてください。
| No | 効果項目 | 分類 | 計算ロジック | 保守的 | 標準 | 楽観的 | 発現時期 | 確度 |
|---|
| 1 | | | | | | | | |
| 2 | | | | | | | | |
| … | | | | | | | | |
| 合計 | | | | | | | | |
評価基準
| 基準 | 配点 | ポイント |
|---|
| 計算ロジックの適切さ | 30% | 前提条件が明確で再現可能な計算式か |
| 効果項目の網羅性 | 20% | 直接効果・間接効果を漏れなく洗い出しているか |
| 数値の妥当性 | 20% | 業界水準に照らして現実的な見積もりか |
| 発現カーブの合理性 | 15% | 段階的な効果発現を考慮しているか |
| 測定計画の実現性 | 15% | 実際に運用可能な測定計画になっているか |
提出フォーマット
- 効果定量化シート(直接効果+間接効果の一覧表)
- 各項目の計算ロジック(前提条件と算出根拠)
- 効果発現カーブ(時間軸での効果推移)
- 測定計画書(手法、KPI、成功基準、報告体制)
- 3年間の効果サマリー(年次ごとの効果金額合計)
推定所要時間: 90分