QUIZ 15分

クイズの説明

Step 5「フィージビリティ評価とPoC計画を立てよう」の理解度を確認します。フィージビリティ評価、PoC設計、Go/No-Go判断基準について問います。

合格ライン: 80%(5問中4問正解)


問題

Q1. フィージビリティ評価

フィージビリティ評価の3つの観点として正しい組み合わせはどれですか?

  • A. 技術的実現性・ビジネス実現性・運用実現性
  • B. コスト・品質・納期
  • C. 戦略・戦術・実行
  • D. 入力・処理・出力
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正解: A)

フィージビリティ評価は「技術的実現性(この技術で実現できるか)」「ビジネス実現性(予算・期間・人員の制約内で実現できるか)」「運用実現性(導入後に安定的に運用できるか)」の3つの観点で評価します。特に運用実現性は見落とされがちですが、導入後の保守運用体制やモニタリング、障害対応が整っていなければ本番運用は困難です。


Q2. PoC設計

PoCの成功基準を設定する際、最も重要な原則はどれですか?

  • A. できるだけ高い目標を設定して挑戦的にする
  • B. SMART基準(具体的・測定可能・達成可能・関連性・期限付き)で定量的に設定する
  • C. 定性的な評価のみで柔軟に判断する
  • D. 他社のPoCの成功基準をそのまま流用する
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正解: B)

成功基準はSMART基準で設定することが最も重要です。「正答率85%以上」のように具体的で測定可能な基準がなければ、PoCの成功・失敗を客観的に判断できません。挑戦的すぎる目標(A)は達成不可能で判断を誤る原因になります。定性評価のみ(C)では客観性が担保できません。他社の基準(D)は自社の状況と異なるため、そのまま流用は不適切です。


Q3. 撤退基準

PoCの撤退基準を事前に定義する最大の理由はどれですか?

  • A. 経営層への報告用フォーマットとして必要だから
  • B. PoC地獄(成果が出ないのにずるずると継続してしまう状態)を防ぐため
  • C. 外部ベンダーとの契約条件として必要だから
  • D. PoCの予算を削減するため
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正解: B)

撤退基準を事前に定義する最大の理由は「PoC地獄」の防止です。撤退基準がないと、「もう少しやれば結果が出るかもしれない」と際限なくPoCを続けてしまい、予算と時間を浪費します。事前に「4週目で正答率60%未満ならPoC中止を検討」のような明確な基準を定めることで、客観的な判断が可能になります。撤退は失敗ではなく、学びを得て次のアクションを取る重要な判断です。


Q4. Go/No-Go判断

PoCの結果、Must基準をすべて達成したがWant基準に一部未達だった場合、最も適切な判断はどれですか?

  • A. Want基準が未達のためNo Goとする
  • B. Conditional Go(条件付きでGoとし、改善計画を付けて本番移行を進める)
  • C. Want基準を無視してGoとする
  • D. Want基準を達成するまで追加PoCを実施する
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正解: B)

Must基準をすべて達成しWant基準が一部未達の場合は「Conditional Go」が最も適切な判断です。Must基準は最低限の要件であり、これを満たしているため本番移行は可能です。ただし、Want基準の未達項目について改善計画を策定し、本番運用開始後に改善を進める条件を付けます。No Go(A)はMust達成にもかかわらず過剰に慎重、Want無視(C)は改善機会の損失、追加PoC(D)はPoC地獄のリスクがあります。


Q5. PoCから本番への移行

PoCから本番移行時に最も見落とされやすく、かつ影響が大きいのはどれですか?

  • A. UIデザインの洗練
  • B. スケーラビリティ(PoC時の数名のテスターから月3万件の問い合わせへの対応)
  • C. ドキュメントの体裁
  • D. プロジェクト名の変更
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正解: B)

PoCから本番への移行で最も見落とされやすく影響が大きいのはスケーラビリティです。PoCでは数名のテスターで動作確認を行いますが、本番では月3万件の問い合わせに対応する必要があります。PoCで問題なく動いていたシステムが、本番の負荷に耐えられないケースは非常に多く見られます。レイテンシの悪化、APIの制限超過、コストの急増等が発生します。UIデザイン(A)やドキュメント(C)は影響が限定的、プロジェクト名(D)は本質的ではありません。


結果

合格(4問以上正解)

Step 5の内容をよく理解しています。フィージビリティ評価とPoC計画の策定力を身につけました。次のStep 6「総合演習」に進みましょう。

不合格(3問以下正解)

Step 5の内容を復習しましょう。特に以下のポイントを重点的に確認してください:

  • フィージビリティ評価 — 技術的・ビジネス的・運用的の3観点
  • PoC設計 — SMART基準での成功基準設定
  • 撤退基準 — PoC地獄を防ぐための事前定義
  • Go/No-Go判断 — Must/Wantの2段階判定

推定所要時間: 15分