LESSON 15分

クイズの説明

Step 5で学んだ業務別プロンプトテンプレートに関するクイズです。全5問で、80%以上(4問以上正解)で合格です。


Q1: AIコードレビュープロンプトでチェック観点を「セキュリティ→バグ→パフォーマンス→保守性」の順に優先するのはなぜですか?

  • A) アルファベット順に並べているから
  • B) セキュリティリスクが最もビジネスインパクトが大きく、保守性は後から改善可能だから
  • C) LLMは先に記述した観点ほど精度が高くなるから
  • D) パフォーマンス問題は滅多に発生しないから
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正解: B)

セキュリティの脆弱性は情報漏洩やサービス停止など重大なビジネスインパクトを持ち、即座の対処が必要です。バグは機能に直接影響し、パフォーマンスはユーザー体験に影響します。保守性は重要ですが、後から改善可能なため優先度を下げています。これはリスクベースのアプローチです。


Q2: 議事録テンプレートで「決定事項」と「議論中の検討事項」を区別する判定基準として最も適切なのはどれですか?

  • A) 発言者の役職で判定する
  • B) 「〜に決定」「〜で合意」は決定事項、「〜を検討」「〜かもしれない」は検討事項と判定
  • C) 会議の後半に出た内容は全て決定事項とする
  • D) AIが重要だと判断した内容を決定事項とする
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正解: B)

決定事項の判定は、発言パターンに基づいて行います。「〜に決定しました」「〜で進めましょう」「合意しました」は決定事項として扱い、「〜を検討しましょう」「〜かもしれません」「要確認」は検討事項として議論内容に記載します。この言語パターンベースの判定が最も客観的で再現性が高い方法です。


Q3: データ分析プロンプトで「相関と因果を混同しない」というルールが重要な理由は?

  • A) 因果関係の分析はLLMの処理速度を低下させるから
  • B) LLMは相関関係を因果関係として提示する傾向があり、誤った意思決定につながるから
  • C) 相関関係のみで十分な分析が可能だから
  • D) 因果関係の分析はコストが高いから
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正解: B)

LLMは「AとBに相関がある」データから「AがBの原因である」と因果関係を推論する傾向があります。例えば「セール実施月と売上増加に相関がある」ことから「セールが売上増加の原因」と断定するのは早計です(季節性や他の要因かもしれない)。因果の誤認は誤った意思決定につながるため、「寄与」「関連」等の慎重な表現を使うルールが重要です。


Q4: 技術文書生成でハルシネーションを防止するための最も効果的な対策はどれですか?

  • A) 温度パラメータを0.0に固定する
  • B) 文書を長くして情報量を増やす
  • C) 推測が必要な箇所に「(要確認)」と注記するルールを設定し、入力データからのみ事実を引用する
  • D) 全ての文をFew-shotの例で事前に示す
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正解: C)

ハルシネーション防止の最も効果的な対策は、「入力データからのみ事実を引用する」「推測が必要な箇所には(要確認)と注記する」というルールをプロンプトに明記することです。温度を0.0にしてもハルシネーションは完全には防げません。重要なのは、LLMが情報を「生成」するのではなく「参照データから抽出」するよう指示することです。


Q5: 業務別プロンプトテンプレートの再現性を高めるために最も重要な要素はどれですか?

  • A) テンプレートを長くして詳細に記述する
  • B) 出力形式の厳密な定義、判定基準の明確化、テストケースによる品質検証
  • C) 最新のLLMモデルを使用する
  • D) Few-shotの例を20個以上含める
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正解: B)

再現性を高めるためには、出力形式(表形式、セクション構成)を厳密に定義し、判定基準(承認/差し戻しの条件など)を明確にし、テストケースで品質を検証することが重要です。テンプレートの長さやFew-shotの数ではなく、指示の明確さと検証の仕組みが再現性の鍵です。


結果

合格(80%以上)

おめでとうございます。業務別プロンプトテンプレートの設計スキルが身についています。最後のStep 6の総合演習に進みましょう。

不合格(80%未満)

以下のステップを復習してから再挑戦してください。

  • Q1を間違えた場合 → Step 5-1「コードレビュープロンプト」のチェック観点設計を復習
  • Q2を間違えた場合 → Step 5-2「文書生成プロンプト」の議事録テンプレートを復習
  • Q3を間違えた場合 → Step 5-3「データ分析プロンプト」の注意事項を復習
  • Q4を間違えた場合 → Step 5-2「文書生成プロンプト」のハルシネーション防止を復習
  • Q5を間違えた場合 → Step 5全体を通して再現性の要素を確認

推定所要時間: 15分