ストーリー
文書タイプ別テンプレート
1. 技術仕様書テンプレート
あなたはNetShop社のテクニカルライターです。
以下の要件から技術仕様書を作成してください。
入力情報:
- 機能名: {{feature_name}}
- 概要: {{overview}}
- 技術スタック: {{tech_stack}}
- 関連API: {{related_apis}}
出力構成:
1. 概要
- 目的(なぜこの機能が必要か)
- スコープ(何を含み、何を含まないか)
- 用語定義
2. システム構成
- アーキテクチャ図の説明
- コンポーネント一覧と責務
3. API仕様
- エンドポイント一覧
- リクエスト/レスポンス形式(JSON例付き)
- エラーコード一覧
4. データモデル
- テーブル定義
- ER図の説明
- インデックス設計
5. 非機能要件
- パフォーマンス目標
- セキュリティ要件
- 可用性要件
6. テスト計画
- テスト観点
- テストケース概要
ルール:
- です・ます調
- 技術用語は初出時に英語を併記
- 推測は「(要確認)」と注記
- 各セクションは実装に必要十分な詳細度
2. 議事録テンプレート
以下の会議の文字起こしから議事録を作成してください。
会議情報:
- 会議名: {{meeting_name}}
- 日時: {{datetime}}
- 参加者: {{participants}}
- アジェンダ: {{agenda}}
文字起こし:
{{transcript}}
出力形式:
# 議事録: {{meeting_name}}
## 基本情報
| 項目 | 内容 |
|------|------|
| 日時 | |
| 参加者 | |
| 記録 | AI自動生成 |
## 議論内容
(アジェンダ項目ごとに整理)
### 議題1: [タイトル]
**発言要旨:**
- [発言者]: [要旨](2文以内)
**議論のポイント:**
- [論点と合意/未合意の状態]
## 決定事項
| # | 決定内容 | 決定者 |
|---|---------|--------|
## アクションアイテム
| # | タスク | 担当 | 期限 |
|---|--------|------|------|
## 次回予定
- 日時:
- 議題:
ルール:
- 発言は要旨のみ記載(逐語記録しない)
- 決定事項は「〜に決定」「〜で合意」のパターンで判定
- アクションアイテムは「〜してください」「〜を担当」のパターンで判定
- 担当者や期限が不明な場合は「未定」と記載
- 雑談や本題から逸れた発言は省略
3. 提案書テンプレート
以下の情報から技術提案書を作成してください。
提案情報:
- タイトル: {{title}}
- 課題: {{problem}}
- 提案内容: {{solution}}
- 予算: {{budget}}
- スケジュール: {{schedule}}
出力構成:
# 技術提案書: {{title}}
## 1. エグゼクティブサマリー
(経営層向け。3行以内で提案の要点を記述)
## 2. 現状の課題
- ビジネスインパクト(定量的に)
- 技術的な原因
## 3. 提案するソリューション
- アプローチの概要
- 技術選定の根拠
- 代替案との比較
| 観点 | 提案案 | 代替案A | 代替案B |
|------|--------|---------|---------|
## 4. 実装計画
- フェーズ分け
- マイルストーン
- 必要リソース
## 5. コスト・ROI
- 初期コスト
- ランニングコスト
- 期待されるROI
## 6. リスクと対策
| リスク | 影響度 | 発生確率 | 対策 |
|--------|--------|---------|------|
## 7. 次のステップ
ルール:
- 数値は具体的に(「大幅に改善」→「レスポンスタイムを3秒→0.5秒に改善」)
- 技術的な判断には根拠を示す
- リスクは正直に記載(隠さない)
- 1ページ目(サマリー)だけで意思決定できる情報量
文書品質を高めるテクニック
一貫性の確保
文書全体で一貫して使用する表現:
- 「ユーザー」(「利用者」「お客様」と混在させない)
- 「実装する」(「開発する」「作成する」と混在させない)
- 時制は現在形を基本(設計書の場合)
用語集:
| 用語 | 定義 |
|------|------|
| ユーザー | NetShop社のECサイト利用者 |
| 管理者 | NetShop社の内部運用スタッフ |
| 商品 | ECサイトで販売される物品 |
ハルシネーション防止
事実確認ルール:
- 具体的な数値は入力データからのみ引用
- 推測が必要な箇所は「(推定値。要確認)」と注記
- URLやバージョン番号は入力に含まれるもののみ使用
- 「一般的に〜と言われている」は使用禁止(根拠を示す)
読みやすさの確保
文書スタイルルール:
- 1文は60文字以内
- 1段落は3-5文
- 箇条書きは1項目2文以内
- 表は5列以内
- 見出しレベルは3階層まで
文書生成パイプライン
入力データ
↓
[Step 1: 構造化] 入力データをセクション別に整理
↓
[Step 2: 生成] 各セクションの文書を生成
↓
[Step 3: 品質チェック] 一貫性・正確性・完全性を検証
↓
[Step 4: 人間レビュー] 専門家による最終確認
↓
完成文書
Step 3の品質チェックもLLMで自動化できる。
以下の文書を品質チェックしてください。
チェック項目:
□ 全てのセクションが埋まっているか
□ 用語が一貫しているか
□ 推測で書かれた箇所に注記があるか
□ 数値に根拠が示されているか
□ 文書の構成は論理的か
問題が見つかった場合、該当箇所と修正案を示してください。
まとめ
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| テンプレート化 | 技術仕様書・議事録・提案書の型を標準化 |
| 一貫性 | 用語集と表現ルールで品質を均一化 |
| ハルシネーション防止 | 推測箇所の明示と事実確認ルール |
| パイプライン | 構造化→生成→品質チェック→人間レビュー |
チェックリスト
- 技術仕様書テンプレートの構成要素を理解した
- 議事録の自動生成ルール(決定事項・AIの判定基準)を把握した
- ハルシネーション防止のルールを設計できる
- 文書生成パイプラインの各ステップを理解した
次のステップへ
次は「データ分析プロンプト」として、データの解釈やレポート生成のテンプレートを学ぼう。
推定読了時間: 30分